黒ドッケ、杉の丸: 高尾エリアのマイナーコースを歩く。


- GPS
- 04:43
- 距離
- 8.7km
- 登り
- 808m
- 下り
- 778m
コースタイム
- 山行
- 4:14
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 4:40
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
京王バスの小仏バス停でゴール |
コース状況/ 危険箇所等 |
細いトラバースが連続し、総距離以上に疲れる山行になった。 |
写真
感想
捻挫がほぼ治ったので近場にしようと高尾エリアにした。とはいえ行ったことがないところがいいだろうと思って夕焼小焼バス停から南下するコースを選んだら想像以上にタフだった。
最初、登山口に入ってすぐ鹿に遭遇した。ダークグレーのような色合いだったのでニホンジカではなくニホンカモシカだろうか。山中というよりまだ里の方が近い場所だ。逃げてしまったので写真は撮れなかった。
杉の丸までの道も結構ハード。そして、狐塚峠からの下りも歩きにくくてペースが落ちる。やっとの思いで小下沢の登山口まで降り、そこから景信山に向かう登りに転じる。
最初のうちは沢沿いの快適な登山道だと呑気に構えていた。分岐があり正面は沢の先に滝があり進めないが、横道にそれると景信山に向かう道があるのでそちらに進む。すぐに分岐が現れた。これまでがずっとつづら折れだったので何も考えずつづらを折り返した。これが大きな間違い。先ほどの滝の近くに出てきた。ここで元来た道に引き返せばよかったのだが、何を血迷ったか、滝を高巻くような斜面を登り始めてしまった。わずかに踏み跡があるような気がしたのだ。しかしまったく整備されていない単なる急斜面だ。10メートルほど登ったところで自分の取っている行動のヤバさを自覚し下りる決断をした。持っていたトレッキングボールは斜面の下に投げ下ろす。捕まるものも少ないので地面に腰をつけて滑り降りるように下る。ウェアも手も泥だらけだ。何とか沢沿いの平らな場所まで降りてきて負傷は回避した。
再び分岐を訪れてみるとつづら折れの折り返した場所を曲がらずまっすぐ進める道があることに気がついた。なぜ最初に気がつかなかったのだろう。なぜそのタイミングでヤマレコを開かなかったんだろう。そんな自己嫌悪を感じながら進む。
その先も難所が続く。細いトラバースが長いのだ。中には虎ロープが用意されてギリギリ靴幅程度の細さのエリアもある。このコースを選んだことを後悔した。
やっとの思いで登り続けると本線の尾根道に出た。これを進むと景信山の山頂に行けるのだが、ここまでで疲労困憊になってしまったので下山ルートに向かうことにした。
旧甲州街道に降りるルートは切り通し状のV字形になっている。足を置くスペースが狭くて歩きにくいのだが、それでも先ほどまでのトラバースに比べたら雲泥の差で歩きやすい。左右どちらに倒れても壁があって滑落しないという安心感。
登山口まで降りて小仏バス停まで歩くとゴール。
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