晴天を期待して中央アルプス最北部の経ヶ岳へ―友人の豆柴と


- GPS
- 06:26
- 距離
- 11.4km
- 登り
- 992m
- 下り
- 992m
コースタイム
天候 | 曇ときどき晴れ間 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
越後駒ヶ岳がに登ろうと思っていた週末。
新潟県を含んだ日本海側の天気が悪そうなので中止し、代わりに少しは天気が良さそうな中央アルプス方面でお手軽な山ということで経ヶ岳に登ってみた。
この山は先週、朝日岳・雪倉岳に登った時に先輩に教えてもらった山であり、展望が良いとのこと。
この山、日本各地にある「経ヶ岳」という名前の山の中で一番標高が高い山になるらしい。
公共交通機関だとアクセスしづらそうなので、今回友人が車を出してくれることもあり早速行ってみることにした。
紅葉シーズンの3連休ということもあり6時前に中央道八王子JCT、小仏TN付近を通過するようにしたのだがそれでももう詰まり気味で今にも渋滞しそうだった。
笹子TN付近まで来ると雲が取れてきて、これはこちらに来て正解だったかなとちょと期待が高まる。
経ヶ岳の権兵衛峠登山口から登る「権兵衛峠ルート」は、友人によると2019年に開通したばかりの新しいコースで、一番お手軽なコースになるようだ。
お手軽なコースなので、友人は豆柴Yちゃんを連れてきていた。
豆柴Yちゃんに会うのは昨年秋に岩櫃山に登った時以来ほぼ1年ぶりだ。
あった途端に跳びついてきてくれて覚えてくれていたんだなと嬉しかったが、人懐こい犬で、その後すれ違った初対面の登山者にも跳びついて挨拶していた。
豆柴Yちゃんが最初全然登ってこないので山が久しぶりなのかと思ったが、先週も山に連れて行ったばかりとのこと。
何かを気にしているのでよく見ると地面に大量の幼虫のようなものがいた。
後から友人が調べたところこれは「キシャヤスデ」というヤスデで、大量発生すると汽車が滑ってしまうくらいなので、「汽車ヤスデ」と名付けられたらしい。
登山道は看板によると「経ヶ岳友の会」の人たちによってきれいに整備されていて、とても歩きやすい。
途中にはササユリやアヤメの群生地もある。
ササユリは現在実が付いた状態だったが、これが咲いていたらすごいだろうなという数だった。
花の時季にまた来てみたい。
途中、北沢山が好展望地のようだったが、南アルプスが霞みがちに見えていただけで、中央アルプスの木曽駒ヶ岳方面は雲の中。
天気が良ければ御嶽山や乗鞍岳を間近に見ることができるようなので残念だった。
標高2000mを超えたあたりは少しは紅葉が始まっていて、ナナカマドが赤い実をつけていた。
経ヶ岳山頂はずっと雲の中で山頂は少し寒いくらいだった。
ちょっと遠くまで足を延ばした割にはちょっと消化不良の山行となった。
帰り、甲府盆地まで戻ってくると八ヶ岳までは雲をかぶっているのに、茅ヶ岳や金峰山、御坂山地や大菩薩嶺が軒並み晴れていたので、この辺りの山にしておけば良かったかなと思った。
そして、ネットで越後駒ヶ岳に行った人の記録を検索したら、晴れているではないか。
山の天気というのは本当に難しい。
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