記録ID: 8811422
全員に公開
無雪期ピークハント／縦走
八ヶ岳・蓼科
鉄道&バスで行く北八ヶ岳 紅葉の池巡りと、薪ストーブとランプの縞枯山荘宿泊
2025年10月12日(日) 〜
2025年10月13日(月)
長野県
hariy
体力度
5
1泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 11:13
- 距離
- 29.7km
- 登り
- 1,517m
- 下り
- 1,799m
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標高グラフを拡大コースタイム
1日目
- 山行
- 4:17
- 休憩
- 0:36
- 合計
- 4:53
距離 13.7km
登り 759m
下り 653m
15:36
2日目
- 山行
- 4:40
- 休憩
- 1:56
- 合計
- 6:36
距離 16.0km
登り 758m
下り 1,146m
13:03
| 天候 | 1日目 晴れのち曇り 2日目 曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
|
| 予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
バスの乗客の大半は「白駒池入口」で下車、終点の麦草峠まで行く登山者は数名。
バスを降りると目の前は麦草ヒュッテ
バスを降りると目の前は麦草ヒュッテ
麦草峠の道路を横断して登山開始。
すぐに最初の池、茶水（ちゃすい）の池を通過。
池というか、小さな沼
すぐに最初の池、茶水（ちゃすい）の池を通過。
池というか、小さな沼
麦草峠からここまで、意外なほど人が少ない。すれ違った登山者は10人に満たない。白駒池は混雑しているんだろうな。
車が通る林道と合流。
ここで、大きなカメラを構える人を見て、あるものに気付く。
ここで、大きなカメラを構える人を見て、あるものに気付く。
この辺り一帯、どの木もサルオガセを纏っている。
これまで意識して見てなかった植物だけど、凄い光景だ
これまで意識して見てなかった植物だけど、凄い光景だ
豚汁と自家製ジンジャーエールを注文し昼食休憩。どちらも700円。今回は大部屋が予約一杯で諦めたが、ゆっくり泊まってみたい山小屋
5
10/12 12:41
豚汁と自家製ジンジャーエールを注文し昼食休憩。どちらも700円。
今回は大部屋が予約一杯で諦めたが、ゆっくり泊まってみたい山小屋
今回は大部屋が予約一杯で諦めたが、ゆっくり泊まってみたい山小屋
北八ツで今一番人気の、白駒池ほどの規模感や派手さはないけど、落ち着いていて良い紅葉スポット
次の目的地、亀甲池へ向かう道は、雌池の畔を反時計回りに進んで行く
双子池キャンプ場は雌池の畔
小屋とトイレからは少し離れていて、サイトも狭いが景色は絶品
小屋とトイレからは少し離れていて、サイトも狭いが景色は絶品
15分程で視界がパッと開け、紅葉に彩られた亀甲池に到着。背後の双コブは北横岳だろうか。やはりと言うか、ここも水は無かった
3
10/12 13:40
15分程で視界がパッと開け、紅葉に彩られた亀甲池に到着。背後の双コブは北横岳だろうか。
やはりと言うか、ここも水は無かった
やはりと言うか、ここも水は無かった
池の名の由来となった亀甲模様なのか、ただの乾燥ひび割れなのか、どちらかは不明な池底
ここから北横岳まで、標高差450mを一気に登る。
今回の山旅で最大の急登
今回の山旅で最大の急登
道は不明瞭ではないが、木のピンクテープを追いながら確認していく感じ。
ロープウェイ乗り場へ降りる道は良く整備されている。風が強烈なのは山頂だけ
小さくて面白い形の、北横岳ヒュッテに到着
どんな小屋なのか気になるね
どんな小屋なのか気になるね
アディダスみたいな細い3本線の木道が続いている。
微妙に狭い幅と間隔で少し歩きづらい
微妙に狭い幅と間隔で少し歩きづらい
霧の中から現れる三角屋根。
本日の宿、縞枯山荘に到着！チェックイン門限の16時に間に合って良かった
本日の宿、縞枯山荘に到着！チェックイン門限の16時に間に合って良かった
このログハウス風の外観と三角屋根と窓と煙突、レトロでカッコいいね
小屋に入ると暖かい薪ストーブ
ストーブの上は乾燥室も兼ねている
ストーブの上は乾燥室も兼ねている
ランプと薪ストーブと、炭の掘りごたつがある談話室。
絵本の世界に出てきそうな趣ある空間！
絵本の世界に出てきそうな趣ある空間！
三連休なのに、土曜日からの天候不順の影響でキャンセルが多数出たようで、本日の宿泊客は3組計5名のみ。2階の客室に泊まる。贅沢にも一人で個室利用、三角屋根に合わせた壁の傾斜がまた最高！朝晩の短時間だけどコンセントで充電もできた。
4
10/12 16:37
三連休なのに、土曜日からの天候不順の影響でキャンセルが多数出たようで、本日の宿泊客は3組計5名のみ。
2階の客室に泊まる。贅沢にも一人で個室利用、三角屋根に合わせた壁の傾斜がまた最高！朝晩の短時間だけどコンセントで充電もできた。
2階の客室に泊まる。贅沢にも一人で個室利用、三角屋根に合わせた壁の傾斜がまた最高！朝晩の短時間だけどコンセントで充電もできた。
硫黄岳山荘のような快適設備の山小屋も良かったけど、こういう昔ながらの山小屋もまた良いね
翌朝。草原に建つ青い三角屋根、何ともフォトジェニックな建物。とても良い山小屋でした
縞枯山の登山道。緩めの丘の登りかと思いきや、朝イチにはしんどい急斜面の直登だった
展望台から茶臼山、その奥に天狗の双耳峰と硫黄岳、赤岳、阿弥陀岳
紅葉シーズン池巡りの本命というかラスボス、白駒池。
ツツジの葉は結構散っているけど、見頃にギリギリ間に合った感じ
ツツジの葉は結構散っているけど、見頃にギリギリ間に合った感じ
昨年同時期も来たけど、今年のほうが5日〜1週間程度、ピークが早かったかな？
ヒュッテから温泉へ下る、湿った石ゴロゴロの坂道。滑りやすいので慎重に歩く。
唐沢鉱泉と渋の湯の分岐点。
次の縦走は唐沢鉱泉ゴールのコースを組んでみようか
次の縦走は唐沢鉱泉ゴールのコースを組んでみようか
感想
ここ2年ほど個人的にハマっている、公共交通機関でアクセスする八ヶ岳エリアの縦走登山。昨年は夏と秋に1回ずつ、今年も夏に南へ1回、この秋も北八ツの紅葉登山を計画。
八ヶ岳は登山道も個性的な山小屋の配置も密度が濃く、登山口も多数あるので、あれこれと計画を練ること自体が楽しい。本当は2泊3日のロングトレイルや、温泉から温泉をつなぐまったり縦走なども実行したいところだが、今回も1泊2日で計画を立てた。
山小屋は、泊まってみたい小屋が複数ある中で、なんとか縞枯山荘の予約を押さえることができたので、まだ未踏だった麦草峠を起点に池を巡る周回コースをベースに、この時期人気��1の白駒池散策と、下山口の渋の湯温泉を組み合わせてみた。
天気は全体的に曇り気味でやや残念だったが、小さな見所が沢山詰まった北八ツの森歩きを存分に楽しむことができた。
縞枯山荘もとても良かった。フォトジェニックな外観と立地も良いが、いかにも山小屋という感じの内部はさらに良かった。実際に行ってみて分かる素晴らしさ、また泊まってみたい。
最後の締めに、渋御殿湯の温泉でゆっくりできたのも良かった。
やっぱり八ヶ岳の紅葉登山は楽しいね。先週行った涸沢カールのような、圧倒的スケール感や強烈すぎる鮮やかさの豪華一点モノとはまた違う、色々な料理がコンパクトに詰まった重箱弁当のような楽しさ。また次の縦走コースを練りたくなった。
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