記録ID: 8820312
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ハイキング
石鎚山
石鎚山天狗岳(愛媛)
2025年10月15日(水) [日帰り]


体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 08:05
- 距離
- 9.1km
- 登り
- 1,015m
- 下り
- 1,014m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 5:57
- 休憩
- 2:05
- 合計
- 8:02
距離 9.1km
登り 1,015m
下り 1,014m
16:14
ゴール地点
天候 | 雨天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
朝3時に到着 6時頃店の方が起きてきたのでそこで駐車料金500円を支払う。 プラス500円で朝風呂に入れました。 |
写真
撮影機器:
感想
濃霧の鎖場と天狗岳──恐怖の先に見えたもの(石鎚山)
滋賀から約400km、雨の中を走り抜けて石鎚山へ。
深夜3時に到着し、朝6時の温泉で身体を目覚めさせてから登山開始。
ロープウェイを上がると、山頂は一面の霧。
それでも「行けるところまで行こう」と自分に言い聞かせた。
石鎚山の代名詞「鎖場」は、試し・一・二・三と4本。
中でも“試しの鎖”の下りが想像以上に危険で、
自分の体重と判断力だけを頼りに進む緊張の連続だった。
ロープで確保するクライミングと違い、すべて自己責任。
登りきった瞬間、身体中が熱くなり「生きている実感」が湧いた。
そして最後の難関、天狗岳。
両側が切れ落ちる“エッジ”を前に、
「今日は無理でもいい」と逃げ道を探す自分がいた。
しかし、濃霧の中で霧が一瞬晴れ、岩稜が姿を現したその時、
「やると決めたからには、やるしかない」と腹が決まった。
這うようにして進み、恐怖を押し殺しながら一歩ずつ。
そして無事に戻ってきた瞬間、心の奥で「もう二度と行くか」と思いながらも、
今はなぜかまた行きたくなっている。
人の心とは不思議なものである。
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