【奥鬼怒】大清水～鬼怒沼山～奥鬼怒温泉郷ヘロヘロ縦走
栃木県
群馬県
awaya-daizen
体力度について
- GPS
- 08:33
- 距離
- 15.4km
- 登り
- 1,247m
- 下り
- 1,147m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 7:42
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 8:32
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
|
写真
奥鬼怒歩道の案内です。鬼怒沼まで往復3時間半はちょっとキビシイんじゃないかしら？ だからか地図部分では4時間半に手直しされていましたね
1
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
ハイドレーション
ライター
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
ポール
|
|---|
感想
鬼怒沼に行ってきました。
2000ｍ超える高地に位置する高原で、高層湿原が好き（？）としては前々から訪れたいと思っていた場所です。
しかし、栃木県の最奥部である奥鬼怒のさらに奥の奥のため、日帰りというのはあまり現実的ではありません。奥鬼怒温泉郷の宿をベースにアプローチする人が多いようですが、奥鬼怒温泉郷の宿ってけっこう人気かつ料金もそこそこするので、ビンボーヒマなしなへたれサラリーマンとしては、なかなかに足が向きませんでした。
ところがです、学生時代のサークル卒業生の集まりが奥鬼怒温泉郷の八丁の湯で開かれることになったとの連絡が…これはチャンス！
他の参加者は女夫淵のバス停から宿の送迎バスで現地入りするとのことでしたが、アタシはひとり別行動で鬼怒沼を訪ねたのちに宿に入ることにしました。
選んだルートはメジャーな女夫淵からのものではなく、尾瀬の大清水からのルート。
そこから東に進んで鬼怒沼を目指し、奥鬼怒温泉郷へと下山するというものです。
関越交通の尾瀬号で早朝の大清水に到着すると、当然ながらまだ真っ暗でキレイな星空が広がっておりました。
さすがにすぐにはスタートです、ココロモチ夜明けが近づいたかなと思われる5時過ぎに出発しました。
大清水には同じバスに乗ってきた方やクルマで訪れた方々などけっこうな数のハイカーがおりましたが、大半は尾瀬沼方面に向かうもようでした。一ノ瀬に向かう低公害バスも３台来ていましたね。
対して鬼怒沼方面に向かったのは…アタシひとり(^_^;)
ココロボソイうえ、こちらのルートは過去の山行記録（参照させていただいた皆様ありがとうございます）で、クマの目撃情報もあったためちょっと恐い。頻繁に笛をピーピー鳴らして進みます。
スタートからしばらくは車両も通れるような幅広な林道歩き。ただしぬかるんでいる箇所が多かったですかね。
１時間足らずで湯沢出合に到着して徒渉。尾根に取り付きます。
この先が大変でした。
道は明瞭で迷うようなことはないものの、険しい箇所が多く、そのうえけっこうな急傾斜が延々と続きます。最近城跡ハイクが多く、山行というか奥深い山歩きは久々なアタシはたちまち息も絶え絶え(>_<)
それでもヒーヒーいいながら高度を上げること２時間ほどで、ようやく最初のピークであり、この日の最高標高である物見山に到着しました。
いったん鬼怒沼三叉路まで下り、鬼怒沼散策の前に鬼怒沼山を目指します。
この道もけっこう大変でした。ルート上を笹藪が覆ってしまう箇所があり、かき分けるように進みます。鬼怒沼山のピークもルートから外れた場所にあり、頑張って急坂を上り切りましたが…到着したのはまったく眺望がない地味な場所でした(^_^;)
気を取り直して本日のメインミッションの鬼怒沼散策です。
念願叶って（？）訪れた鬼怒沼は草紅葉ですっかり赤くなった秋の装いでした。
さすがに2000ｍを超える高度だけあって、鬼怒沼山のほか湿原より高い位置にあるのは尾瀬の燧ヶ岳、奥日光の白根山といった高峰の頂稜のみ。これぞ高層湿原って感じの光景です(*^_^*)
尾瀬や苗場山山頂の湿原ほど広大って感じではないものの、それでも開放感のある眺めを存分に楽しんだのでした。
鬼怒沼で秋の高層湿原を堪能したのちは奥鬼怒温泉郷に向かって下山開始。
こちらのルートは、大清水～物見山間に比べると実によく整って歩きやすい道でした。いつまでたっても下りの苦手なへたれハイカーのアタシでも、これならガシガシと進めるかと思いましたが…40分ほど下ると傾斜がキツくなり、途端にペースダウン。さらに1時間ほどで丸沼分岐に到着するころには、いつものごとくすっかりヘロヘロです。
また、よせばいいのに（？）、丸沼分岐からヒナタオソロシの滝展望台へ寄り道したりして（これがまた尾根に着くまでが大変だったorz）ますますヘロヘロになったりしたのでした。
丸沼分岐から先は沢沿いの穏やかな道となりましてほっとひと息。
日光澤温泉からは車両も通れる道をヨレヨレと進み、加仁湯を経てゴールの八丁の湯に到着したのでした。
八丁の湯は人気の宿だけあって温泉も食事もよかったですね。
集った面々は大先輩方たちばかりで、昭和の思い出話に花が咲いて、楽しく過ごせました。
翌日も宿の送迎バスには乗らずに先輩のひとりと女夫淵まで歩きました。よく整備された穏やかな下り傾斜の道だったので、気分よく歩けたのですが…そのログは取り忘れてしまいましたorz
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