スックとした気高いピナクル 紅葉の高妻山



- GPS
- 08:59
- 距離
- 13.4km
- 登り
- 1,476m
- 下り
- 1,475m
コースタイム
- 山行
- 7:48
- 休憩
- 1:12
- 合計
- 9:00
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
もともと別の山に山小屋泊で行く予定だったが、天気の都合で山域を変更し、高妻山へ行くことになった。
高妻山は私の行きたい山の候補には入ったことがなかった。隣の戸隠山は候補に入っているけど、高妻山は日本百名山であるにもかかわらず。こういう機会でもないと登ることは無かったのかもしれない。
登ってみると徒渉に次ぐ徒渉、急登に次ぐ急登で変化があり、期待値が低かった分、なかなか楽しませてくれる山だった。また、今年は全国的に紅葉の当たり年のようだが、高妻山はちょうど紅葉が見頃の時期でもあったため、紅葉も美しく満足度の高い山行となった。
ちなみに深田久弥の日本百名山では、高妻山を山容を次のような特徴的な言葉で紹介している。
「スックという形容がそのままあてはまる気高いピナクルである。」
●アクセス
戸隠キャンプ場入口の前に無料の登山用駐車場がある。きれいなトイレあり。
50台くらいは停められそう。
●戸隠キャンプ場→一不動避難小屋
明るくなる前にヘッデンをつけスタート。キャンプ場を抜けると登山道入口がある。沢に沿って登山道があり、10回ほどの徒渉がある。ストックがあるとバランスがとりやすいかもしれない。水量が多い時期は靴を濡らさずにクリアするのは難しそう。また、濡れた岩場や急登が続くのでスリップに注意する必要がある。
急登がずっと続くので、常に足首が鋭角に曲がり、ふくらはぎがパンパン。
一不動避難小屋で尾根に出る。
●一不動避難小屋→高妻山山頂
以降は尾根道になるので展望が開ける場所が多い。
数回のアップダウンののち、山頂直下では長い急登が待っている。
山頂はシンプルな山頂標識があり、北アルプスが良く見える。
この先の乙妻山まで足を伸ばそうかという話もあったが、深田久弥の言葉を借りれば「ようやく頂上に達して私の喜びは無上であったが、もう乙妻まで足を伸ばす元気はなかった。」
●高妻山山頂→戸隠キャンプ場(弥勒コース)
数回の登り返しはあるが基本的には急な下りがベース。
眼下の紅葉を眺めながらの下山になる。
分岐の六弥勒からは激下り。樹林帯になり展望もなくなり長い下りに飽き飽きするが、紅葉が綺麗なのが救い。
徒渉は牧場手前に1箇所ある。牧場に着いて安心したのもつかの間、牧場の中にもダメ押しで徒渉があり勘弁して。
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