権太倉山の由来は、ゴンタという馬の鞍の名前だった！
福島県
那須の岩太郎
体力度について
- GPS
- 03:30
- 距離
- 6.4km
- 登り
- 522m
- 下り
- 534m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 3:11
- 休憩
- 0:23
- 合計
- 3:34
| 過去天気図（気象庁） | 2025年10月の天気図 |
|---|---|
| アクセス |
写真
拍手
感想
聖ケ岩ふるさとの森登山口を、11時9分に出発。
軽い気持ちで登り始めたものの、思ったより時間がかかりました。
途中、名所の「風穴」に立ち寄ると、
穴は土や木の葉で少し埋まっていました。
かつては冷たい風が吹き出していたのでしょうか――
耳を澄ますと、どこかで岩の呼吸のような音がして、
ひんやりとした空気が足元を抜けていく気がしました。
昼は12時に頂上間に合わず、途中の坂で昼食。
置く場所が悪く、お結びころりんでなく ザックころりん。
5mほど下に落ちて、我ながら笑いました。
――やっぱり、トラバースの場所でお昼はやめましょう。
下山は、隅戸川源流わきの登山道を経由。
浅いナメが続くので、次回は靴下の予備を持って、
沢を歩いてみるのも面白そうです。
聖ケ岩ビジターセンター近くの砂防ダムから
道路へ上がれるので、そこだけ注意すれば
“沢あそびコース”としても楽しめそうでした。
林の奥、左に那須連山、右に二つ重なった二岐山、
さらに左奥には、うっすらと磐梯山。
展望は限られていますが、秋の光に包まれた山頂は
まさに「束の間の喜び」そのものでした。
※ 注釈：権太倉山（ごんたくらやま）とは
所在地：福島県白河市大信隈戸地区
標高：976 m（二等三角点・点名「権太倉」）
登山口：聖ヶ岩ビジターセンター（駐車場・トイレあり）
主なルート：
�� 風穴登山口 → 馬の背分岐 → 束の間の喜び → 山頂（ピストン可）
�� 周回コース（風穴口 → 権太倉山 → 隈戸川源流口）もあり（約7〜8 km）
歩行時間目安：登り約1時間40分／下り約1時間10分
山名の由来
「権太倉山」の“権太（ごんた）”は、実は馬の名前に由来します。
源義経が奥州へ向かう途中、この地で休憩した際に、
愛馬「太黒（たゆくろ）」の鞍を置き忘れたという伝説があり、
その鞍が石になったと語り継がれています。
人々はこの鞍を「権太鞍（ごんたくら）」と呼び、
やがて山の名となった――それが「権太倉山」。
山頂には、その由緒を記した立札が残されています。
言の葉の 語り伝えしも無く 名のみなりけり 権太倉山
（由来書より）
こっそり拍手
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録するこの記録で登った山／行った場所
関連する山の用語
山行記録を公開しました
X
Facebook
リンク取得
メール
ブログパーツ
情報提供のお願い
山行記録を投稿して、ヤマレコのコミュニティに参加しよう！
この山行記録の写真
権太倉山の最新記録
ymrmasa さん
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する