井川マウンテンマラソン

- GPS
- 01:41
- 距離
- 8.4km
- 登り
- 325m
- 下り
- 327m
コースタイム
- 山行
- 1:42
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 1:42
| 過去天気図(気象庁) | 2025年10月の天気図 |
|---|---|
| アクセス |
写真
感想
はてさて、昨年まではこの時期キャノンボールに参戦してたが、今年はくにっちさんとペアで井川マウンテンマラソンのショートコースに参戦してきた。
主宰はあのトレラン界のレジェンド・望月将吾さん。TJAR(日本海から太平洋まで日本アルプスを縦断する、日本一過酷といわれる山岳レース)4度優勝や、40ポンドを背負ったマラソンでギネス世界記録更新など、常人には理解不能な偉業をいくつも成し遂げている人だ。そんな人が手がける大会、面白くないはずがない。
■くねくね道の果てに
朝、静岡市街から車で会場の井川地区へ向かう。これがまた、道がすごい。
カーブに次ぐカーブ、標高をぐんぐん上げていく。まるで「車で登るトレイル」状態。「本当にここで大会あるの?」と不安になったころ、ようやく到着。
駐車場は井川小中学校。会場は井川ビジターセンター。こぢんまりしてるけど、地元の人たちが笑顔で迎えてくれる。これだけで来た甲斐あり。
■探検ラン
井川大仏、吊り橋、旧南アルプスあぷとラインの廃線跡、トンネルをくぐり抜けてたり、探検要素たっぷりのコースで、走るよりワクワクが先にくる。
ショートコースとはいえ、けっこう登る。でも要所要所にあるエイドが最高。
第一エイドは食べ物が超充実。
しかもエイドごとにオリジナルバッジがもらえるというコレクター泣かせの仕掛け。三つ集めると、なんだか子どもの頃のスタンプラリーを思い出す。
■走った後の楽しみが本番説
ゴール後、参加賞として渡されたのは500円の「出店券」。
これが最高に嬉しい。会場には食べ物屋さんや雑貨ブースが並び、どれも地元愛にあふれている。
迷った末、焼き鳥とビールで使い切り。
さらに、井川ビジターセンター内の食堂では「わさび丼」が大人気。
削りたてのわさびに醤油をたらしてかきこむと、ツーンとした辛さのあとに、ふわっと甘み。これは反則級のうまさ。
■ツルツル温泉とレジェンドとの記念写真
帰りがけ、口坂本温泉に立ち寄る。なんと入浴料300円。
安いのに泉質はツルッツル。走った疲れが一瞬で吹き飛んだ。
湯上がりの肌のすべり具合に思わず「これで300円て…井川すごい」と独り言。
そして今大会のハイライトは、望月将吾さんとのツーショット。
あの穏やかさとストイックさが同居する感じ、やっぱり只者じゃない。
■おわりに
井川の自然と人のあたたかさに包まれた一日。
「山を走る」というより「地域に遊んでもらった」という感覚。
くねくね道を抜けた先に、こんな素敵な世界があるとは。
来年もまた、わさび丼と温泉をセットでリピートしたい。
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