記録ID: 8844782
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ハイキング
近畿
戦国の合戦跡！賤ヶ岳:木ノ本駅↗余呉駅↘
2025年10月21日(火) [日帰り]
滋賀県
hashimori
体力度
2
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 04:34
- 距離
- 11.0km
- 登り
- 393m
- 下り
- 374m
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| 天候 | 曇り。山中の気温は15〜16℃、湿度50％。 登りはじめは暑かったが、賤ケ岳山頂は風が強くて一気に寒く。下るにつれ穏やかになりました。 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車
行き）山科駅からJRで木ノ本駅へ。木ノ本駅から徒歩。 *木ノ本駅発のバスが、7:00・8:30の2本のみあり。賤ケ岳口というバス停があるが、地図で見ると大音バス停の方が登山口に近いよう。 *長浜市立湖北病院までは終日バスが多そうだった。 帰り）JR余呉駅から山科駅へ。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
危険個所は全くなし。道は明瞭、迷うような分岐も少ない。道標は見間違わないほどでっかいところも。 ヒルは出るらしいが一匹も出会わず。クマも出るようです。 賤ケ岳リフト登山口〜賤ケ岳山頂）細めの登山道を九十九折に登る。距離・時間とも長くはない。 賤ケ岳〜江土登山口）広い道幅、なだらかな坂で歩きやすい。道が削れて歩きにくい箇所が2か所ほど。 |
| その他周辺情報 | 木ノ本駅周辺）駅から少し歩くが、平和堂9:00〜、セブンイレブンあり。 滋賀県民のソウルフードと名高い、サラダパン（たくあんとマヨネーズを和えて挟んだもの）を販売している「つるやパン」が、駅から登山口と逆方向の東側にある。平和堂でもつるやパンの扱いありと聞いて寄ったが、開店直後はサラダパンは入荷していなかった…。 なお、らくルートに従って（平和堂に寄ったりしているので従ってないが）駅から直接登山口のある西に向かうルートをとったが、これは失策だった。 木ノ本駅の東側には、日本三大地蔵の一つ、木ノ本地蔵院があり、その前から北へ向かう北国街道は、古い街並みを今に残す貴重な景観地域だった…。 よって、フルに楽しみたい方は、木ノ本駅下車後東へ向かい、つるやパン→木ノ本地蔵院→北国街道ののちに、余呉川を目指すことを強くお勧めする。 というか、長浜観光協会の勧める「賤ケ岳・余呉湖ハイキングコース」はそういうルートになっている。 賤ケ岳リフト乗り場第一駐車場）トイレ、自販機あり。 余呉駅周辺）余呉駅には、トイレ・自販機・ポスト・ロッカー・レンタサイクルあり。 江土登山口から余呉駅の間には、曜日によってカフェ・食事処がいくつかあるらしい。が、主に土日に開いているのかな？行く前に要確認。 余呉湖前に観光館があり、トイレ・自販機あり。飲食店もあるがお休みだった。 |
写真
いつもとは違う角度で見る伊吹山。…あんなに削られてしまっているのは見るに忍びないな…。
いやもう、賤ケ岳と言えば賤ケ岳の合戦。
…賤ケ岳の合戦ってなんだっけ…（汗）。名前しか覚えてない…。
…賤ケ岳の合戦ってなんだっけ…（汗）。名前しか覚えてない…。
さっすがビワイチ（チャリでびわ湖を一周するやつ）のルート沿い。自転車置き場がある。
サラダパンはなかったので、カレーパンとメロンパンをゲット。
でも…まぁ…別に…おいしくはない（涙）
でも…まぁ…別に…おいしくはない（涙）
ポップコーンメーカーがあった。買おうかかなり迷って買わなかった。
ロード歩き。好きじゃないけど、でも！暑くないので苦痛じゃない！！
伊香具（いかぐ）神社。寄りたかったんだけど、参道は立ち入り禁止とな？ぐるっと回れば境内には入れたと思うんだけど…。珍しい伊香式鳥居があるらしい。
10/21 9:47
伊香具（いかぐ）神社。寄りたかったんだけど、参道は立ち入り禁止とな？ぐるっと回れば境内には入れたと思うんだけど…。
珍しい伊香式鳥居があるらしい。
珍しい伊香式鳥居があるらしい。
地図で見ると、ルートよりも直接向かう道があったんだけど、その分岐に「史跡名勝賤ケ岳」と。
浄明寺大門の説明。この辺りは空海が建てた浄明寺という大寺院のあったところなんだね。
「一人一道 人間はみな たれも通ったことのない 自分がはじめて通る道を 一生かかって歩く」そうですね。
大日如来堂。多くは賤ケ岳の合戦で焼失したけど、こちらの大日如来像は残っていたと。
他にも見どころある様子。
他にも見どころある様子。
この、坂道から家の二階に上がれる戸板と少し高いところにある扉、とても良い。
めっちゃ惹かれる手描きの町歩きマップ。お寺の拝観も事前予約が必要なところが多いけど、こんなところでのんびり過ごすのもいいな〜
1
10/21 10:01
めっちゃ惹かれる手描きの町歩きマップ。
お寺の拝観も事前予約が必要なところが多いけど、こんなところでのんびり過ごすのもいいな〜
お寺の拝観も事前予約が必要なところが多いけど、こんなところでのんびり過ごすのもいいな〜
賤ケ岳の合戦と言えば、七本槍と呼ばれた秀吉の部下7人、だそうです。
賤ケ岳の名前の由来。空海が伊香具神社で出会った女性に「なに人ですか（どちらさまですか、の意かな）」と尋ねると、「西方に高き山あり、これ賤の住む処なる」と答えたと。
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10/21 10:07
賤ケ岳の名前の由来。空海が伊香具神社で出会った女性に「なに人ですか（どちらさまですか、の意かな）」と尋ねると、「西方に高き山あり、これ賤の住む処なる」と答えたと。
山頂まで1200m。つい高さを想像して、すっごくあるように感じてしまう。
大きな倒木！こんな木が倒れるなんて。（歩行には支障ありません。）
三味線の糸はクチナシで染めていたと。
消えかかってる看板がもったいない！
消えかかってる看板がもったいない！
賤ケ岳の合戦で亡くなった方々を祀っている。
石仏には兜がかぶせてあった。
石仏には兜がかぶせてあった。
山名板。賤ケ岳421.1m。そんなに低いんだ（笑）
ここまでで歴史盛りだくさんで満足。
ここまでで歴史盛りだくさんで満足。
賤ケ岳の会の方が、この板を前に合戦の説明をしてくださった。
ベンチに座ってしばし歴史の勉強。知らないこといっぱいあった。
ベンチに座ってしばし歴史の勉強。知らないこといっぱいあった。
この辺りで、道が削れて歩きづらいところがあった。（全体からするとほんの少しだけ。）
道は広くてゆったりしてる。
（青いビニールテープは熊ハギを避けるためかな？）
（青いビニールテープは熊ハギを避けるためかな？）
アサギマダラ！！！目の前にフワフワと飛んできて、周りを楽しそうにくるくるしてた。予想してなかったから、会えてとても嬉しい。
地図見たら、三角点あるじゃん！と登ったら、進めなくて、戻って登りなおしましたよ。
違う尾根にも石が見えて寄ってみた。なんでもないただの杭かも？
道は明瞭、道標もわかりやすいです。
ここから木之元へも行けるんだね。
ここから木之元へも行けるんだね。
これはもう薄くなっちゃってた。もったいない。どこかに拓本あるのかな？
首洗いの池への分岐。賤ケ岳の合戦で戦死した中川清秀の遺体を村の人たちが隠したのを、秀吉は高く評価したそうな。「首洗いの池」なんて聞くと怖い名前だけど、出来事を知ると、そこには心を尽くした人たちがいて、いたづらに恐れるのは愚かなことだと思う。
1
10/21 12:20
首洗いの池への分岐。賤ケ岳の合戦で戦死した中川清秀の遺体を村の人たちが隠したのを、秀吉は高く評価したそうな。「首洗いの池」なんて聞くと怖い名前だけど、出来事を知ると、そこには心を尽くした人たちがいて、いたづらに恐れるのは愚かなことだと思う。
ここがその首洗いの池。この周囲は水が流れて（溜まって）いた。
茨木の城主だったんだ。このお墓が建立された、100回忌の天和2年は1682年。すごいなぁ。
決戦の火ぶたが切って落とされた…というか、奇襲を受けて最初に戦った武将だったのね。
ルートを外れて、岩崎山砦跡に寄り道。この図はわかりやすい。
自然の地形をうまく利用して山城を作っていたことがわかる。
自然の地形をうまく利用して山城を作っていたことがわかる。
降りてきました。「つきましょう」ってことだったのでついたけど、下の家に迷惑でないといいのだけど…。
湖北エコミュージアム、とあるが、これは博物館・美術館があるわけじゃなく、史跡・遺跡・風景がミュージアムだ！ということらしい。
1
10/21 13:15
湖北エコミュージアム、とあるが、これは博物館・美術館があるわけじゃなく、史跡・遺跡・風景がミュージアムだ！ということらしい。
感想
あんまりハードじゃなくて、楽しめる山がいいなぁと思って賤ケ岳をチョイス。
結果としてはちょうどよかった！
登山というよりハイキング。道は明瞭で、おおむね広々としていて歩きやすく、なだらかだった。道標もしっかりあって、迷いやすい分岐も少ない。でも変に手入れされすぎてもいない。しっかり山でもある。
この道がすべて歴史の遺産でもあって、戦国時代を想像しながら歩くのが楽しかった。
平日だったので人も少なく、とはいえ全くいないほどではなく、それも丁度良かった。
ここまで来るのは結構遠い（家から2時間以上）ので、前泊して朝からがっつり歩くというのもいいかもしれないなぁ〜。山本山からの縦走、余呉湖を囲む山の周回、など、他にもルートがたくさんあるようなので。
見逃した見どころも多いようなので、また来なくては。
滋賀県は見どころが多くて、何度来ても楽しいなぁ。
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