越後湯沢・西国三十三観音巡礼路─大峰─秩父三十四観音巡礼路
新潟県
yamabushi6295
- GPS
- 05:13
- 距離
- 11.9km
- 登り
- 892m
- 下り
- 889m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 4:39
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 5:14
| 天候 | 雲露時々晴れ後曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車
<ゆき> 小杉600━610富山619━710泊712━827直江津903━1026越後湯沢 <かえり> 越後湯沢1710━1838犀潟1852━1901直江津1908━2025泊2027━2124小杉 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
スキー場の斜面を歩く区間は急で足元も不安定。 |
| その他周辺情報 | COCORO湯沢(越後湯沢駅ビル)のぽんしゅ館酒の湯で入浴(950円)。 |
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秩父第廿二番、秩父第廿三番、秩父第廿四番、秩父第廿五番、秩父第廿六番、秩父第廿七番、秩父第廿八番、秩父第廿九番、秩父第丗番、秩父第丗一番、秩父第丗二番、そして秩父第丗三番。
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
アームウォーマー
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
ライター
地図（地形図）
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
時計
携帯
タオル
スパッツ
マッチ
蚊取り線香
クマ忌避剤
サングラス
携帯トイレ
|
|---|
感想
『フジ・ロック』のついでに大峯百番観音巡礼路のうち、秋葉山の坂東三十三観音巡礼路を歩いた時(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4537941.html)から懸案となっていた、残りの西国三十三観音巡礼路と秩父三十四観音巡礼路を歩いてきた。越後湯沢駅までの往復は当然のように、JR東日本新潟支社の企画きっぷ『えちごツーデーパス』+あい鉄の1日フリーきっぷ+越中宮崎─市振間の往復乗車券を利用。
小杉からの普通列車乗り継ぎだと、どんなに頑張っても越後湯沢駅着は10時半。10:31に越後湯沢駅西口を出発。百番観音巡礼路の入口がある山の湯までは、車道歩き。駅から離れるにつれ、人通りが少なくなる。山の湯裏の百番觀音霊場登口には、10:52に到着。ここでトレッキングシューズに履き替え、弟子(妻)が調達したクマの忌避剤を装着し、前週の山行(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-8835368.html)同様蚊取り線香に火をつけ、11:05に入山。蚊取り線香は今回はさっさと消えた(苦笑)。したがって、下山まで忌避剤のみで歩いたことになる。
山の湯の裏から始まるのは、西国三十三観音巡礼路。かつて地元が大峯百番観音巡礼路の電子スタンプラリーをやってたことがあったけど、今はもうやっていないらしく、百番観音の位置情報については限定的。今回は雪国観光舎のホームページ(https://www.snow-country-tourism.jp/posts/42608489/#&gid=1&pid=2)で紹介されていたマップだけを頼りに挑んでみたけど、一番観音だ!と思ったのはどうやら違うモノで、次にみたのは二番観音…。一番觀音、見逃したぁ〜(泣)。この西国三十三巡礼路は結構急な登りだったから、一番観音を確認するために下ってまた登り返すのは時間が勿体無かったので、そのまま進む。曇りの予報の割に陽射しが出てたけど、林のなかの登りなので暑さはあまり感じなかった。二番観音からは抜けなく十一番観音まで確認が終わると、スキー場の斜面に出た。すでに雲が多くなっており、あまり陽射しが当たることはなかったけど、急斜面の登りは結構堪えた。這々の体で、湯沢高原ロープウェイ山頂駅に12:14に到着。家族連れなど観光客の姿が目立ち、山ヤの格好の私はかなり場違い(苦笑)。風が強くて、肌寒い。曇ってるけど高曇りのため、湯沢のシンボル・飯士山やその奥の八海山、麓の湯沢の街などがよくみえた。
大峯百番観音巡礼路の案内はほとんどされておらず、山頂駅から先、どっちに進めばいいのか分からなかったため、アルプの里のほうに偵察に行ったら、丗番観音がいらっしゃったため、アルプの里へと向かう。アルプの里のリフトへ向かう途中に廿六番観音から丗二番観音(既出の丗番観音は除く)がいらっしゃった。アルプの里からはアヤメ池に沿った木道から舗装された遊歩道に入る。遊歩道はやがてサマーリュージュのコースと並行するようになり、歩いてると、子供や若いカップルが歓声上げながら通過してった(苦笑)。折り返して、サマーリュージュのコースから離れて電光型切って登るようになると、十八番観音から廿五番観音までの8体が現れる。さらに一段上ると、十二番観音から十七番観音までの6体が並んでた。これで、西国三十三番は見逃した一番観音以外は出揃った(西国丗三番観音は麓の宝珠庵預かり)。
アルプの里からのリフト降り場とサマーリュージュの乗り場の横を通り、レストランエーデルワイスの前に出るとここで右折し、しばらく車道歩き。大峰の肩まで車道歩きすると遠廻りなので、途中からスキー場の斜面を登る。傾斜が急でキツ〜い! 途中、カモシカに遭遇。クマの忌避剤はカモシカには効かないのだろうか?(苦笑) カモシカが走り去った後、大所帯のパーティーが下山してくるのに遭遇。「自分ら以外に歩いてるひとが居るとは思わなかった!」と言われたけど、私もそう思ってました(笑)。スキー場斜面を登り切り、車道と駐車スペースのある大峰の肩に、13:31に到着。事前のリサーチにより、これから往復する大峰頂上はヤブヤブなのは知ってるので、ここで休憩。
前年までだったら荷物デポで頂上を目指すんだろうけど、今やクマの問題があるので荷物背負ったまま頂上をピストン。そもそも忌避剤はザックに取り付けてるので、置いてくなど以ての外! 最初のうちは車道だけど、すぐに現れる何かの施設で車道は終わる。建屋の左側に踏み跡があり、これを進むとすぐに秩父一番観音と二番観音が鎮座。もう秩父三十四観音巡礼路が始まってる(苦笑)。なるべくヤブヤブなところは避けて、車道のような広場に降りたら底なし沼だったり…というトラブルもあり、コースタイムをはるかに超過して、ほかのかたの山行記録でみかけるオリエンテーリングのものと思われる1番標識に到着。しかし、まだ西に高みがあるのでそちらに向かう。13:52に標石のある大峰頂上に到着。
なにせヤブヤブなので展望無く、相変わらず風も強い。長居してもしょうがないので、さっさと大峰の肩まで戻る。大峰の肩から車道を下るのか、遊歩道を下るのか迷ったけど、頼りにしてるマップによると遊歩道のほうらしい。案の定。展望台の手前に四番觀音が居た。四番⁉︎ 三番はぁ〜? 三番観音を探索のため、大峰の肩まではおろか、その先の建屋の奥の第一番観音と二番観音まで戻って捜したが、みつけることができなかった…(泣)。時間もないので、四番観音まで戻ってその先に進もうとしたけど、展望台の先には道が無い…。道の続きを捜してまたウロウロする羽目になったけど、てっきり行き止まりだと思い見にいきもしなかった東電の無線中継所の横に大峯百番観音巡礼路の案内が立ってた…。無線中継所の敷地を左から廻り込んでから下っていくと、五番観音、六番観音…と次々と現れる。漏れなくシャッターは押したけど、残念なことに一体分保存忘れ…(汗)。九番観音まで現れた後、車道と合流。しばらく車道を歩くと、湯沢高原ロープウェイ山頂駅に戻る車道と遊歩道の分岐に、十番観音から十二番観音までの三体が居た。ここから遊歩道を往くと、急な下り坂。送電線巡視路と兼ねてるせいか、切られた足場がそれっぽい(苦笑)。
残念ながら、横転してしまってる観音さまが何体かあった。地元がこの大峯百番観音巡礼路を観光名所にする気があるなら、補修しないと…。天気予想どおり雲が多くなってきて、陽はほぼ差さなくなった。送電塔横の廿一番観音をみた後、急斜面を少し下るとNASPAスキーガーデンの上部に出た。ここからは車道歩き。頼りにしてるマップによると、廿二番観音から丗三番観音までの残り全部が一ヶ所に集められてるらしい。見逃したら大変なので、絶対見逃さないように慎重に車道を下ると、廿二番観音から丗三番観音までの12体と供養碑が立ってるのをみつけた。これで見つからなかった三番観音以外はコンプリート(丗四番観音は麓の宝珠庵預かり)。見逃した西国一番觀音とみつけられなかった秩父三番觀音以外はみたので、觀音さまを見逃すまいとするプレッシャーからこれで解放された。気楽に車道を下りてくと、プレハブの建屋とスキーのレストハウスのところまで下りてきて、一気に俗世界に戻る(苦笑)。車道をそのまま行ったら遠廻りだから、スキー場の斜面を下ってそのままNASPAニューオータニの敷地を突っ切り、15:45に越後湯沢駅西口に帰還し、一周が完成(苦笑)。久しぶりに『ぽんしゅ館』の酒の湯で入浴し、立ち食い蕎麦屋できつねうどん食って、東口のマツキヨで買い物してから、帰途に就いた。
西国三十三観音巡礼路と秩父三十四観音巡礼路を歩くという目的を果たしたけど、西国一番觀音を見逃し、秩父三番觀音はみつけられなかった。この2体だけのために、また歩く?(西国一番觀音は麓からピストン、秩父三番觀音はクルマで上って捜す?…苦笑) いずれにせよ、宝珠庵預かりの3体(坂東丗三番観音、西国丗三番観音、秩父丗四番観音)はまだみていないので、まだ完了していないことだけは確かですな…。
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