【谷川連峰】利根川水系赤谷川エビス大黒沢

- GPS
- --:--
- 距離
- 19.1km
- 登り
- 1,659m
- 下り
- 1,659m
| 天候 | 曇りのち霧雨 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
今年の沢登りはサンナビキで締めるつもりが諸事情で行けなくなりモヤモヤしていたところ、赤堀君と沢納めに行けることになった。エビス様と大黒様に、今年も安全に登れて良かったです来年もよろしくお願いします、を言いに。(←祈る神あってる?)
紅葉を楽しみにしてたのに山の上はガスガス、しまいに雨まで降ってきたが、沢の内容はなかなかの物。美しく迫力ある滝が続いてすぐに幸せに。最近ぼちぼちフリーに移りかけていたがやっぱり沢はええのう。ただ、大西本30m大滝の悪いこと…!なるべく水線に近くと血迷ってランナウト不可避ラインを攀じり始めてしまい、あたふた。最後は水線に吸い込まれるようにトラバースしチョッピりシャワー。寒い、!!何なら今期一番悪い登りだったかも。稜線もびゅ~びゅ~で、しっかり沢の終わりを感じることができました。
【行動記録】
[0410] 川古温泉
[0600] 赤谷川出合
[0730] 関門の滝
[0930] 30m大滝
[1230] 稜線
[1430] 赤谷川出合
[1630] 川古温泉
【感想】
谷川の山の朝は早い。今月二度目の赤谷川へ向かう。うたた寝をしながら、長い林道歩きをこなす。赤谷川出合に着く頃には、ちょうど東の空が明るくなってきた。装備を整え、いざエビス大黒沢へ。出合から見える滝は登山道で容易に巻けるのでパス。我々には時間がない。夕方から雨の予報だ。
しばらく進むと、6m滝が現れる。見た目通り悪く、実際にもヌメリがひどい。ホールドは逆層で、気を抜くと滑り落ちそうだ。一気に目が覚める。崩落地帯に入り、関門の滝がお出迎え。見た目はのっぺりして登りやすそうだが、侮れない。これまで何度、見た目に騙されてきたことか。右壁をロープを出して登る。傾斜は緩いが、逆層でヌメリもあり、緊張感のあるクライミングだ。
登り終えると、前方に怪しい雰囲気。4段ノ滝が現れた。小休憩を挟み、右岸のバンドをたどって取り付く。このあたりから霧雨が降り始める。バンドが切れる地点からロープを出し、3ピッチで滝の落口へ。上段の滝を直登している記録もあるが、我々は左岸から巻き気味に登った。相変わらず悪い。
一息つく間もなく、30m大滝。見るからに悪そうだ。逆層で草付きと泥を落としながらの、渋いクライミング。30mいっぱいロープを伸ばして滝の落口へ抜ける。メインの滝は終わったが、小悪い滝がなお続く。巻いたり登ったりしながら、軽い藪漕ぎを交えて稜線へ。昼過ぎにようやく抜けた。
稜線は爆風。立っているだけで体温が奪われていく。もう冬の到来を感じる。毛渡乗越からの道は笹が刈り払われており、快適に下山できた。ヘッデン下山を覚悟していたが、なんとか暗くなる前に戻ってこられた。
【総括】
今年も無事故で沢納めを終えた。
mt-maru
takuya1004









いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する