乗鞍高原

京極堂
その他1人 - GPS
- 04:53
- 距離
- 9.0km
- 登り
- 249m
- 下り
- 258m
コースタイム
- 山行
- 3:29
- 休憩
- 1:24
- 合計
- 4:53
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
整備されていますので、コースさえ間違えなければ、負荷なく歩けます。ただ、オソメ池からあざみ池のコースは、藪漕ぎ箇所もあるので、ミズバショウ群への木道を通った方が無難ですね。 |
写真
装備
| 個人装備 |
メッシュの下着
長袖シャツ
ソフトシェルのアウター
中厚手のズボン
靴下
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
レジャーシート
GPS
日焼け止め
携帯
時計
サングラス
手ぬぐい
ツェルト
雨具
ゲイター
|
|---|
感想
乗鞍岳にも初雪の便りが届くようになり、朝晩は冷え込む季節になりました。最近は熊の出没情報も多く、少しビビってはいたのですが、麓の乗鞍高原はちょうど紅葉が見頃のはず。天気予報では秋晴れとのことで、意を決して出かけることにしました。
途中立ち寄った「ひるがの高原SA」からは、白山がうっすらと白くなっているのが見えました。駐車場から見た乗鞍岳も、山頂付近が薄っすらと雪化粧しており、季節の移ろいを感じます。登山道には霜柱も立っていて、歩き始めはソフトシェルの上着を羽織っていましたが、日差しが思いのほか強く、歩いているとすぐに暑くなりました。ちょうど大カエデのあたりで上着を脱ぎ、長袖シャツでのハイキングに切り替えました。
その日差しのおかげで、紅葉した葉っぱが光を受けてきらきらと輝き、まるで木々が息づいているように感じました。目の前には雄大な乗鞍岳がくっきりと見え、その大きさを改めて実感します。特に大カエデは真っ赤に染まり、青空と乗鞍岳を背景に輝く姿は圧巻でした。思わず何枚も写真を撮ってしまいました。
牛留池の東屋でランチタイム。日陰に入るとさすがに冷え込み、上着を再び羽織って休憩。そこから善五郎の滝まではそのまま上着を着て歩きましたが、滝見台に着くころには日差しも戻り、上着なしでもちょうど良いくらいでした。
まいめ池から眺める乗鞍岳と周囲の紅葉は、水面に映り込んでとても幻想的。風もなく、静かな池面に紅葉と青空が溶け合うようでした。帰り道では、光を透かした葉の裏側が黄金色に輝き、思わず足を止めて見惚れてしまいました。
とはいえ、熊のことは常に頭の片隅にありました。オソメ池からショートカットしたときは少し藪漕ぎ気味で、正直かなりビビり気味。休暇村から善五郎の滝へ向かうコースには熊の目撃情報の看板がいくつも立っており、熊鈴を鳴らしっぱなしにして歩きました。さらに、設置されていた熊よけバーを鳴らし、ストックを叩いて音を立てながら慎重に進みました。次回はホイッスルも持って行こうと思います。
紅葉と初雪、そして少しの緊張感。秋の乗鞍高原は、自然の厳しさと美しさが同居する、まさに季節の変わり目を感じる一日でした。
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