記録ID: 8889186
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無雪期ピークハント／縦走
日光・那須・筑波
皇海山・鋸山を周回コースで
2025年11月02日(日) [日帰り]
栃木県
群馬県
すえけん298
- GPS
- 11:34
- 距離
- 26.8km
- 登り
- 2,099m
- 下り
- 2,099m
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標高グラフを拡大コースタイム
日帰り
- 山行
- 10:45
- 休憩
- 0:46
- 合計
- 11:31
距離 26.8km
登り 2,099m
下り 2,099m
15:37
どうせ挑戦するならと、庚申山と六林班峠の両方を経由する周回コースを選択しましたが、休憩を含めて12時間かからずに明るいうちに駐車場に到着出来たのは、本当に上出来でした。暑すぎず、寒すぎない季節の、好天の日を狙って登ったのが成功のカギだったと思います。
| 天候 | 晴れ時々曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
皇海山の登頂を計画される方はそれなりの経験と体力がある方だと思いますが、以下の点に注意が必要です。 �―佝�や下山が暗い中になる可能性が高いのですが、一の鳥居から庚申山荘までの間も、初めてで一人だと道迷いの可能性は高まります。オリエンテーリングのマークのような光る四角いオレンジと黄色に塗り分けられたプレートを頼りに登りましたが、何カ所かルートを外れて戻ったりもしました。特に、一の鳥居を過ぎて少し行ったところで、庚申七滝方向に進まないようにご注意ください。 ��破線コースとなる庚申山〜鋸山は、鎖場や梯子がつらなり、体力が落ちて注意力が散漫になると特に危険です。個人的には、鋸山から皇海山に向かう下りが一番危険を感じました。雨などで下が濡れた状態だと、特に怖いと思います。 �５�山から六林班峠までの熊笹はその多くの場所ですっきりと刈り取られ、ルートが分かりやすく、通りやすくなっています。整備していただいた方に感謝いたします。 �は士喩鋲修�ら樺平までも生い茂っていただろう所は刈られていました（樺平周辺で少し道が不明瞭なところが残っています）。この区間は庚申山を通るルートと比較すると、長い距離をゆっくりと降る感じですが、小さな沢の渡渉をいくつも繰り返す、崩落地が何カ所かある、傾斜地の細い踏み跡なのに崖側が熊笹などで不明瞭な場所が多々ある、など、疲れて注意力が低下していると痛い目にあう可能性があります。私も沢で足を滑らせてしまいました。 �ゲ爾蠅楼譴猟撒錣泙任鰐世襪いΔ舛鵬嫉海垢戮�です。�，能劼戮織廛譟璽箸聾�きが登ってくる人向けに取り付けられているようで、降る時には小さなピンクリボンは多く見かけましたが、プレートはあまり気が付きませんでした（注：個人の感想です）。 |
| その他周辺情報 | 銀山平のかじか荘は、日帰り入浴の受付時間締切が早く（要電話確認）、よほどの健脚の方か朝2時か3時ごろには出発する方でないと間に合わない可能性が高いです。私は最初からあきらめて、日光のやしおの湯に立ち寄り、疲れをいやしました。泉質は抜群で良かったのですが、連休の中日ということで観光客なども多く来ているのか激込みで、洗い場に長い行列が出来ていました。 日光和の代温泉 やしおの湯 https://www.yashionoyu.com/ |
写真
朝4時過ぎに出発しましたが、まだ暗く、標識はあっても景色は何も見えません。奇岩などの写真は帰りに撮ることにして先を急ぎます。
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11/2 4:24
朝4時過ぎに出発しましたが、まだ暗く、標識はあっても景色は何も見えません。奇岩などの写真は帰りに撮ることにして先を急ぎます。
本当の登山道が始まる一の鳥居までまだ2.5km。駐車場からだと鳥居まで約4�劼箸いΔ里呂弔蕕ぁ�
一の鳥居に約50分で到着。コースタイムでは132分となっていますが、明るいうちに日帰りしようと思うとここで距離を稼いでおく必要があります。
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11/2 4:53
一の鳥居に約50分で到着。コースタイムでは132分となっていますが、明るいうちに日帰りしようと思うとここで距離を稼いでおく必要があります。
庚申山まで5.6�劼汎匹瓩泙垢�、おそらくこれは今は通行止めとなっている、関東ふれあいの道を経由した場合の距離。ヤマレコのルートで直登の場合は3.0kmです。
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11/2 4:53
庚申山まで5.6�劼汎匹瓩泙垢�、おそらくこれは今は通行止めとなっている、関東ふれあいの道を経由した場合の距離。ヤマレコのルートで直登の場合は3.0kmです。
6時に庚申山荘に到着。空は既に明るくなっています。本館は改修中で利用できません。
トイレは使用可能でした。またこの写真を撮った場所の脇に水道の蛇口があり、沢の水を引いた水が汲めます。行きはここで水を満水にすることにしても良いと思います（自己責任で）。
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11/2 6:04
トイレは使用可能でした。またこの写真を撮った場所の脇に水道の蛇口があり、沢の水を引いた水が汲めます。行きはここで水を満水にすることにしても良いと思います（自己責任で）。
崩落により通れなくはなっていますが、関東ふれあいの道の案内板。
庚申山までは急登の連続となりますので、個人的には明るい中を行くことになって良かったです。自分の体力と照らし合わせてちょうどよい時間に出発したのかもしれません。
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11/2 6:16
庚申山までは急登の連続となりますので、個人的には明るい中を行くことになって良かったです。自分の体力と照らし合わせてちょうどよい時間に出発したのかもしれません。
日の光が差すと、急にあたりの木々の紅葉が色濃く見えるようになりました。
関東ふれあいの道との分岐から、今は通れない関東ふれあいの道方向。
庚申山手前で見晴らしの良い場所が何カ所かあり、よく見ると富士山がきれいに見えました。
順調に庚申山に到着。他の登山者もいたために、ここでは休憩は取らずに先に進みました。
庚申山のすぐ先で、見晴らしの良い場所がありました。日光白根山などにはまだ低い雲がかかっていました。
本日のメインイベント、皇海山（右）と鋸山（左）。思ったよりも近くに見えて、元気が出ました。
鋸山の手前で再び長い鎖場を降ります。そして写真中央のガレ場は下の方で横断。森の端の方をまた登ります。よく見るとチラホラと先行する登山者が何人も写っています。
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11/2 8:33
鋸山の手前で再び長い鎖場を降ります。そして写真中央のガレ場は下の方で横断。森の端の方をまた登ります。よく見るとチラホラと先行する登山者が何人も写っています。
皇海山は本当に優雅というかたおやかな姿をしていて、鋸山とは対照的です。
鋸山山頂に到着。鋸山を登っている途中は余裕がなく、写真がありません。
鋸山を下りてしまえば、比較的なだらかな道が続くのですが、さすがに山頂に近づくと急登も増えてきます。
ようやく山頂に到着しました。片道で6時間20分は、今回が初めてです。
皇海山の山頂標識のように見せかけて、実は「渡良瀬川水源」の碑。財源の問題かもしれないけれど、登山者にとっては少し気になります。
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11/2 10:24
皇海山の山頂標識のように見せかけて、実は「渡良瀬川水源」の碑。財源の問題かもしれないけれど、登山者にとっては少し気になります。
皇海山側から見る鋸山はまさに鋸の歯！
あれを登り返すと思うと、すでに疲れがたまってきている足が震えます。
あれを登り返すと思うと、すでに疲れがたまってきている足が震えます。
熊笹の中を進みますが、思ったよりも草刈り整備がされていて、分かりやすくなっていました。
この辺で、「あれ、ここは笹が刈られていないな？」と思ったら、コースを少し外れていました。尾根の方に正しい道がありました。
女山山頂。標識を探したのですが見当たらず、三角点（？）を代わりに。
六林班峠を過ぎて、最初の水場。この時期なのに、庚申山荘からここまでで、2リットル近い水を消費してしまいました。時間を気にして急ぐことや、風が冷たいので防寒具を着ていたため、登りでは特に汗をかいてしまったことなどが原因ですが、十分な水を持っていくことをお勧めします。特にこの水場を利用しない、庚申山を通るコースでピストンする方はお気をつけて。
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11/2 12:33
六林班峠を過ぎて、最初の水場。この時期なのに、庚申山荘からここまでで、2リットル近い水を消費してしまいました。時間を気にして急ぐことや、風が冷たいので防寒具を着ていたため、登りでは特に汗をかいてしまったことなどが原因ですが、十分な水を持っていくことをお勧めします。特にこの水場を利用しない、庚申山を通るコースでピストンする方はお気をつけて。
沢を渡るための上り下りはありますが、全般的に比較的傾斜は緩やかな道が続きます。
細い踏み跡の谷側は、こんな感じで深い谷になっている場所が多いので、注意が必要です。
樺平に到着。今回の下山では、ペースが似ていた他の登山者がいらしたので、心強かったです。熊も道迷いも、ソロ登山者には本当に恐ろしく、ご一緒させていただいた皆様には感謝いたします。
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11/2 13:41
樺平に到着。今回の下山では、ペースが似ていた他の登山者がいらしたので、心強かったです。熊も道迷いも、ソロ登山者には本当に恐ろしく、ご一緒させていただいた皆様には感謝いたします。
「天下見晴」という絶景ポイントへの分岐点。他の登山者が「もう来ることはないだろうから」と向かわれていましたが、私は往復400mの時間と体力を惜しんで、泣く泣く先に進みました。
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11/2 14:01
「天下見晴」という絶景ポイントへの分岐点。他の登山者が「もう来ることはないだろうから」と向かわれていましたが、私は往復400mの時間と体力を惜しんで、泣く泣く先に進みました。
猿田彦神社跡（看板の「旧猿田彦神社跡」には違和感を感じます）。庚申講本山の猿田彦神社は、庚申山の開山（767年、勝道上人による）とともに建てられたが、昭和21年に焼失し、いまは銀山平公園の傍に移設されているそうです。
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11/2 14:19
猿田彦神社跡（看板の「旧猿田彦神社跡」には違和感を感じます）。庚申講本山の猿田彦神社は、庚申山の開山（767年、勝道上人による）とともに建てられたが、昭和21年に焼失し、いまは銀山平公園の傍に移設されているそうです。
夫婦蛙岩。よくあるメスの方が大きいパターンかと思いきや、、、
足尾の磐裂神社（いわさくじんじゃ）から百丁目ということですが、なぜ起点が磐裂神社なのか、猿田彦神社との関係が謎。分かる人教えてください。
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11/2 14:43
足尾の磐裂神社（いわさくじんじゃ）から百丁目ということですが、なぜ起点が磐裂神社なのか、猿田彦神社との関係が謎。分かる人教えてください。
一の鳥居まで帰ってきました。16時前には駐車場に戻れそうだとホッとしつつ、振り返って一礼し、先に進みました。
足はつかれてたのですが、傾斜に任せる感じでどんどん足を進めました。
撮影機器：
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
ゲイター
日よけ帽子
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
笛
ヘッドランプ
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ポール
ヘルメット
携帯トイレ
|
|---|
感想
皇海山は、日本百名山の中では体力が必要となる屈指の登りにくい山として有名ですので、体力に余裕のあるうちに挑戦したいと考えていました。天気が悪くて諦めた前週のリベンジで、無事に登頂出来て良かったです。
ただ登頂してしまえば、もっと休憩をはさんで、ゆっくりと紅葉や遠くの山々の景色を眺めながら進むことが出来れば、と残念な気持ち（欲）も出てきます。次回に挑戦するとすれば庚申山荘が再開されてからになると思いますが、その時は庚申七滝などの庚申渓谷も立ち寄りながら、ゆっくりと回りたいです。
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