老平から笊ヶ岳周回;ランカン尾根↑

- GPS
- 11:56
- 距離
- 22.8km
- 登り
- 2,744m
- 下り
- 2,745m
コースタイム
- 山行
- 10:02
- 休憩
- 1:54
- 合計
- 11:56
| 天候 | 曇時々晴 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
土曜夜8時の時点で8台、夜中の0時ころ1台、日曜朝4時前に1台来て満車になりました。 |
| コース状況/ 危険箇所等 |
【老平駐車場からランカン尾根合流まで】 硯の里キャンプ場から先は登山道はありません。踏み跡はあります。全体的に急で、踏み跡にはステップが切られていないので、あしくびに負担が大きくて滑りやすいです。 途中灌木の藪をかき分けながら登るところもあります。 【ランカン尾根】 登山道はありません。踏み跡はしっかりしていてピンクテープもあり、よく探して行けば道迷いは少ないと思われます。 ただ全体的に急で、特に青閊手前の標高差200m、2100mピーク手前の標高差150m、標高2050m鞍部からの登り返し、同じく標高2220m鞍部からの登り返し、標高2400mか〜2500m、小笊直下の登りはとても急です。 10年前は這松の劇藪だった小笊のピーク前後は、這松が刈り払われていて普通に歩けるようになっていました。 【布引山〜広河原】 一般道で道はしっかりしていますが、全体にとても急です。 【広河原〜林道終点】谷沿いの高巻き道で数年前の台風で崩れかかった桟橋や鉄橋、梯子があり、要注意です。 |
写真
感想
山梨百名山の最後の笊ヶ岳に、totoriさん、shigetoshiさんと一緒に登れて良かったです。ランカン尾根からの周回ルートは、変化に富んだタフな日帰りコースでした。前日の天気予報では、晴れるけど風が強くて寒く、登山指数はCでした。しかしどちらもほぼ外れて、ほぼ曇りだけど風はそれほど無く暖かい位でした。もう少し晴れた時の景色が見たいので、来年また再訪したいと思います。次回は伝付峠から笊ヶ岳の周回かな。
翌日から入院で今月はこれが最後の登山になる可能性が高いので、一緒に行けて良かったです。登山をいつから再開できるかまだ分かりませんが、術後の経過をみながらリハビリを開始したいと思います。
ずいぶん前に風太郎さんが企画した笊ヶ岳登山。当初は伝付峠からの縦走の予定でしたが、老平からバリルートのランカン尾根に登って一般道で下山するルートに変更されました。
私自身は笊ヶ岳は3回目(2回目の登頂時は翌々日にも再登頂しているので、正確には4登目)、ランカン尾根は2回目で、今回は老平からランカン尾根の途中へ登りつくのに対して、10年前の前回はランカン尾根を笊ヶ岳山頂から末端まで完全踏破のヤマレコで最初の記録でした。→https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-700935.html
その後ランカン尾根はヤマレコでもずいぶん歩かれるようになって、ヤマレコのらくルートマップでも破線ルートに格上げされていてかなり一般化しつつあり、今回は10年前の下りとほぼ同じ所要時間で登ることができました。10年前と比べると、踏み跡がとてもしっかりしていて難所もそれほど労せずして突破できるようになり、隔世の感がありました。特に小笊山頂付近は以前は猛烈なハイマツの藪で有名で、実際に10年前は枝の上を渡り歩いて地面に足がつかなかったのですが、今やしっかり枝が刈られていて普通に歩くことができました。(風太郎さんにそのことを話しても信じてもらえないほど)
今回は最近の体力低下と体調不良で、総登高量2300m超のランカン尾根を登るのは自身がありませんでしたが、道が良くなっていることを事前に調べて確認し、行くことにしました。結果としてはほぼ私の予想通りの所要時間で登ることができましたが、途中で大腿が攣りそうになり、芍薬甘草湯を飲んでなんとか凌ぎました。
布引山からの下りは、笊ヶ岳1回目の17年前以来ですが、こんなに劇急降下だった記憶はなく、ちょっと驚きました。確かに標高差1700mを一気に下るので考えてみれば当然なのですが、途中の黄紅葉とtotoriさんのペースに助けられてそれほど疲労困憊せずに下りつくことができました。
楽しみにしていた紅葉は標高1500m前後が見ごろでしたが、シラビソの森が多くて紅葉する木も背が高いものが多く、上を見上げなければ見られない紅葉も多くて首が痛くなる感じでした。しかも、登りも下りも超急斜面のルートだったので、標高1500m付近は一気に突き抜けてしまい、あまり長く紅葉を楽しむことができませんでした。(翌日行った南アフロントトレイルの源氏山大峠山はちょうど紅葉が盛りの標高付近をずっと歩いたので、行動時間ははるかに短かったのですが紅葉を堪能できました)
天気は一週間前までは悪い予報だったので、中止になるかも、と乗り気がしていなかったのですが、直前になって良い方に変わり、前日には終日快晴予報に。ようやく気も出たのですが、当日実際には朝晴れただけで次第に高曇りから午後は南アの高峰に雲がかかって風も強くなり、予報以上に強い冬型の気圧配置になりました。それでも笊に到着時まではギリギリで南アのジャイアンツの山頂がみられ、富士山も終日拝めて十分な展望を堪能することができ、何年かぶりの南アの高峰へ苦労して登った甲斐がありました。
風太郎さんの最後の山梨百名山登頂に便乗させていただきました。
ランカン尾根は藪漕ぎがひどいのかと身構えていましたが、ベテランのお二人がいたのでルーファイもスムーズ、急登は多いけど素敵な尾根沿いを楽しく歩けました。
てんくらの登山指数が強風でCだったので、寒いと思って雨具の他に大量の防寒着やお湯まで持参したのに結局風も穏やかで、山頂でも何一つ羽織ることなくアンダー+長袖でいけました。
shigetoshiさんは序盤のアップダウンで、もう登りの足が残っていないかも、、などと言っていましたが、小笊手前から薮が少し増えてくると元気になり、10年前は藪漕ぎして歩いたのになぁ。。と薮が刈られすぎていて残念そうでした笑
私が今回一番苦手だったのは、布引山から広河原までの小石の上に濡れた落ち葉の積もった激下りの区間。。
あまりに滑るので途中チェーンアイゼンを装着しましたが逆にペースが遅くなり、すごい速さで駆け下るお二人についていけなかったため、結局外して時間をロスしてしまいました。
shigetoshiさんはそんな下りも余裕で紅葉写真を撮りながら。。
遅い私を気にかけていただきありがとうございました。
やはり長年バリルートを歩きまくっているお二人とはレベルが違いました、修行が足りませんね。。笑
広河原から先は壊れかけのハシゴや揺れる吊橋もあり、川沿いの楽しい区間でした。
Garminからworkoutを課せられている風太郎さんに、最後走っていいですよーと言ったらエンジンがかかったようにゴールまで小走りして見えなくなりました。
とても入院前日の人とは思えません。笑
そして相変わらず食欲旺盛で少し安心。笑
しっかり治して退院祝い山行計画しましょう~p(^_^)q
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