金時山と矢倉岳

- GPS
- 06:26
- 距離
- 16.8km
- 登り
- 1,203m
- 下り
- 1,207m
コースタイム
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ(1)
ソフトシェル(1)
ズボン(1)
靴下(1)
グローブ(1)
雨具(1)
帽子(1)
靴(1)
ザック(1)
昼食(1)
行動食(1)
非常食(1)
飲料(1)
地図(1)
コンパス(1)
予備電池(1)
GPS(1)
常備薬(1)
携帯TEL(1)
時計(1)
タオル(1)
ストック(1)
カメラ(1)
|
|---|
感想
矢倉岳と金時山に行ってみた・・・みた。。。
日が短くなってきたので遠くの山へは出掛けづらくて、里山への登山が多くなりがちだが、ニュースで里へのクマの出没情報が数多く報道されるこの頃、なるべく出会う確率が少なそうな所を調べてみると、足柄方面は人が多い割には目撃情報は少ないようだ。なので、足柄三山の矢倉岳と金時山へ行くことにしてみた。
金時山は、十数年前にバイクツーリングで訪れ、試しにライディングブーツで2度ほどコケながら登ると、頂上ではデ〇夫人がロケしていたりしたが、自己免疫性1型糖尿病に成りたてで血糖値のコントロールなどが判らない時期だったが、山登りすると血糖値が劇的に下がることを体験し、毎週のように登山をするきっかけになった山に、今日また十数年ぶりに登ってみる。
地蔵堂BS下の駐車場に本田原二郎を停めたのは8:00過ぎ。ココは無料だしトイレも有るので便利。なので、到着した時には7〜8台の先着があり、帰る時には倍位に増えていた。けども、まだ満杯という感じではなかった。
まずは矢倉岳へのコースを歩き出す。川を越えて山肌のような所を登り、茶畑横を過ぎて沢を渡河し、木の根が張った山道を登り電力鉄塔の所に出る。鉄塔の所は低いながらも、そこそこの眺めが見られる。その後も、もう2カ所の鉄塔下を通る。3ヶ所目の鉄塔を過ぎ、斜面を横切る山道からは、後ほど登るポコンと飛び出たような金時山と、手前に続く尾根が見える。
山道は、いつも登っている山とは違い、砂という訳ではないがジャリッと感が有り黒っぽくて、火山岩が細かく砕けたような感じで、いつもとは足音が違う。
山伏平あたりまでは植林地で、木の根が張った少し歩き辛い所も有る楽し気なコース。山伏平からは雑木林の間を行くコースになり、長めな土留め階段を登った先の休憩ベンチが有る所からは、頭を白くした富士山がキレイに見える。そこから十分もしないうちに矢倉岳に着く。
矢倉岳:なだらかに開けた山頂で、鐘の付いたお印などが有り、北側を除く三方が広く見渡せる。早めな時間のせいか数人が居たが、割とユックリと景色などを楽しむことができた。
矢倉岳を降り山伏平の下の分岐に戻ったら、今度は金時山への尾根に続く方へ行く。尾根に出るまでは木の根が張った植林地の斜面、という感じの所で見所と言う程の所は無いが割と楽しく歩ける。尾根に出ると、万葉公園という所の端の方みたいで、ベンチや歌碑などが散在する。
山越えの道路に出有る所には、クマの目撃情報が書いてあったが令和5年となっており最近の物ではなかった。(ホッ)だが、足柄峠までの間は一般道で、峠攻めっぽい車やバイクが通るので、そっちの方にも注意が必要かも。
P847のゲートの所からは通行止めになっており、付近の駐車スペースには十台程の車が停めてあった。ゲートから更に緩やかに登る砂利道を登って行く。
猪鼻砦跡:少し開けた休憩スペースのようになっていて、北側から見上げると金時山が、スペースからは富士山が見える。夕日の滝への分岐も有り、帰りには東側の笹薮(通路部分は刈り取られているが)を降りて行く。
猪鼻砦跡からなだらかな尾根を300m程進むと金時山への急坂登りの始まり。急坂登りの始まる所の横には作業小屋のようなものが有り、横に軽自動車が停めてあったが、どうやってそこまで上がってきたのだろうか。急坂登りの最初は段差の少ない階段で、足柄駅への分岐までは道幅も広めだが、以降はかなりの急坂になり、すれ違い出来ない所も多くなり、階段・石段・岩の段差・木の根の段差・アルミ階段などが続き、200m程の標高差をゼーゼー登ることになる。途中では2ヶ所ほど富士山などの眺め良い所が有るが、振り向きざまに写真を1枚撮るのが精一杯。
で、登り切ると金時娘茶屋の後ろから頂上に出る。
金時山:やはり富士山の眺めは宜しい。だが、昼時というのもあってか、金時娘茶屋も金太郎茶屋も人で埋め尽くされ、山頂トイレには長蛇の列が出来て、頂上全体が人で埋め尽くされている感じで、山バッヂを買おうかと思っていたが、それどころではない感じで諦めて、早々に降りに向かう。
猪鼻砦跡からの降りは、地図で見ると実線になっている所も有ったりして楽勝なのかと思いきや、普通に(と言うとおかしいが)山道だった。笹薮の所は通路通りに刈り払われていたりするが、きっちりコースという感じにはなっていない。沢沿いに降りてからも、地図の実線には反して「こんなトコ渡るの?」という感じの渡河も3ヶ所ほど有り、予想外にワイルドで楽しめた。
夕日の滝:なぜ夕日と言うかについては実感が湧かなかったが、滝のあたりは大きな岩山の様であり、滝裏は少し窪んで草木が生えており、緑の手前を大量の水が落ちている様は初めて見た感じで、わざわざ寄った甲斐が有った。
駐車場に戻り、激混みの金時山あたりではユックリすることが出来ず、先延ばしにしていた昼食を近くのベンチで摂り、帰路に就く。
楽しむほどの紅葉などは無かったが、キレイな富士山が眺められたし、金時山の激登で楽しい苦行が十分できたし、夕日の滝もなかなか宜しかったので、GOOD・・・GOOD。。。
ただ、街中を通る長距離の下道移動だったので、往路3時間・復路4時間と山行よりも長い時間が掛かったのがイマイチだった。バイクで走るのも好きなので、それはそれで楽しくもあったが・・・。。。















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