高原郷の三奇石・杖石農林産物直売所から杖石往復

- GPS
- 00:16
- 距離
- 271m
- 登り
- 46m
- 下り
- 45m
コースタイム
| 天候 | 曇り |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
遊歩道または参道で、一般のかたも歩ける仕様。 |
写真
装備
| 個人装備 |
Tシャツ
アームウォーマー
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
靴
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
日焼け止め
保険証
時計
携帯
タオル
サングラス
|
|---|
感想
平成の大合併で高山市になってしまった旧・吉城郡上宝村の国道471号沿いにある奇石、杖石のことを知ったのはいつだったろうか? 親父が上宝村で単身赴任してた時期があった関係から小学生の頃からこの地域を往き来してたうえ、私が信州大に進学して筋金入りの山ヤになったことでこのルートを通るのが常態化してる(苦笑)。かつて「ドライブイン杖石」が’90年代頃まで営業しており、この道を往き来する時によい目印になってた。「ドライブイン杖石」が営業をやめて更地となり、その横の敷地に今もある杖石農林産物直売所と公衆トイレが出来て、今もドライヴ途中の休憩処となる主要ポイントであることは変わらない。まあ、夜間はトイレ内の照明が感応式で、真っ暗ななかに入ると突然電気が灯く仕様が弟子(妻)に不評だったため、めったにココのトイレは使わないが…(苦笑)。この、奥飛騨を往来する時の重要ポイントである杖石に登頂ルートがあることは以前から調べて知っていた。なので、いずれ機会をみて登る気で居たけど、これまで登る機会は無かった。山に登る前だと無駄な体力を消耗したくないので登らないし、山帰りだと疲れてそれどころじゃないからだ。もし、杖石を登ることがあるとするならば、山に出掛けたけど天候など何らかの理由で山行を中止にした帰りの時だけだ…と、薄々勘付いてはいた。その機会がやってきたのは、2025年11月3日の文化の日のことだった。
その日は、帰省してたポッポ(娘)が帰るというので、JR篠ノ井線の広丘駅まで送るついでに、行きつけのラーメン屋(苦笑)鹿児島ラーメン広丘吉田店でラーメン喰って高ボッチ山に登るつもりで『キャラメルハウス』(自宅)を7:20に出発。この日に登ることになろうとは予想だにせず杖石の前を通過し、平湯に向かう。そしたら、平湯には路側に薄っすらと雪が積もり、雪も舞う冬景色…。タイヤ、ノーマルなんだけど…(汗)。安房トンネルを抜けても雪がチラつく天候。クルマを松本方面に走らすと少しずつ天気は回復し、波田の市街地に入ると陽射しも出て来た。しかし、美ヶ原方面が白くなってるのは見逃さなかった! 11時開店の鹿児島ラーメン広丘吉田店の前の駐車場で開店待ちしてると、突如大粒の雨が降り始める。『YAHOO!天気』の雨雲レーダーみたら14:30くらいまで雨雲が残るというので、雪があるかもしれない高ボッチはハイリスクと判断、山行中止を決断。鹿児島ラーメン喰って、ポッポを広丘駅まで送ると、空はすっかり晴れ上がる(苦笑)。『キャラメルハウス』で留守番する弟子に中止連絡してるので、そのまま帰宅の途に就く。
で、そのまま帰宅するのはシャクだから、長年の懸案である杖石に登ろう!…となった(笑)。杖石に遊歩道らしきモノがあるのは、今年針ノ木峠から降りてきた帰り(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-8595872.html)に立ち寄った時に確認済み。てっぺんに祠らしきモノがあるので、参道がある様子。さすがにハシゴにしがみ付きながら上下するってことはなさそ(苦笑)。
杖石農林産物直売所の公衆トイレの前にクルマを駐め、靴だけトレッキングシューズに履き替え、手袋して空身で杖石に向かう。最初の登り口には高原郷の三奇石の解説碑があり、そこから階段状の歩道を登ってひと段上に上がると、杖石の解説板と祠と休憩用のテーブルと椅子のある広場に出た。休憩にピッタリだけど、訪う者は少なそう。ここから先は手すり状に鎖が引かれ、しっかり整備された階段状の歩道をジグザグに登ってく。一回右に折り返し、次に左に折り返す。もう一回ずつ右左に折り返すと、木々のなかを抜けて尾根上に乗った感じで、見晴らしがよくなる。ここから尾根上を登ってゆき、最後に二、三回ジグザグに登ると、杖石のてっぺんに鎮座する祠がみえる。杖石のてっぺんに到着。てっぺんからは、国道471号を行き交うクルマと高原川の流れがよくみえた。
長居する場所でも無いので、すぐに下山にかかる。最初の下りは急なので、慎重に下る。尾根から外れる箇所から下は幾分緊張から解放され、広場まで下りてしまえばすぐにゴール。往復の所要時間は、休憩込みで17分(苦笑)。
ということで、自分の登山歴より長いほどの(?)長年の懸案を解決出来ました(苦笑)。
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