秋と冬が同居する八ヶ岳の北横岳で坪庭散策しました(北横岳ロープウェイ山頂駅から周回)

- GPS
- --:--
- 距離
- 5.4km
- 登り
- 501m
- 下り
- 501m
コースタイム
- 山行
- 0:21
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 0:21
| 天候 | ☂雨のち☁曇り |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
当初の目的地は、麦草峠(むぎくさとうげ)でした。この峠(標高2120m)は、北八ヶ岳の茶臼岳と丸山の中間にあり、国道299号が通じています。国道では、志賀高原の横手山付近にある渋峠に次いで2番目に標高の高い場所なのだそう。 麦草ヒュッテ付近には約30台収容の無料駐車場がありますが、そこから国道を東側に900m程進んだ場所にあるのが白駒の池入口有料駐車場です。国道沿いに第1、第2駐車場があり、24時間利用可能。駐車可能台数は180台で、普通車は600円。売店やトイレがあります。 http://hokubu-f.jp/shirakomanoike/ 例年、峠周辺は11月中旬〜4月中旬に冬期通行止めとなるので、今シーズンの最後に訪れようと思ったのです。本日午前は稜線に雨雲が掛かっていました。麓こそ紅葉していたのですが、標高を上げると周囲の森は霧氷が付いていて冬景色。私の車は未だ冬用タイヤに履き替えておらず、カーブでスリップしてしまいました。降車してみると路面にはシャーベット状に雪が積もっています。気温が上がれば溶けるのでしょうが、荒天が続きそうに思えましたので、峠を断念して北横岳ロープウェイを使うことにしました。 ●北横岳ロープウェイ 八ヶ岳の北横岳と縞枯山の間に架かっており、山麓駅(標高1771m)から山頂駅(2237m)までの高低差は466m。本日は中間地点から先は雲の中を進みました。 山頂駅からは溶岩台地にある(坪庭自然園)を経由して、北横岳山頂まで60分程です。 山麓駅までの道路はウェットでしたが、ノーマルタイヤで問題なし。積雪期はチェーンが必要ですね。広い駐車場は無料で利用できます。ロープウェイの往復は、大人2600円。この時期は9時〜16時の運行です。 https://www.kitayatu.jp/ |
| コース状況/ 危険箇所等 |
北横岳(2480m)は、八ヶ岳連峰の北部にある山です。八ヶ岳最高峰の赤岳の北隣には横岳があり、北横岳も正式名称は「横岳」なのですが、南の横岳と区別するため、北横岳と呼ばれているものです。 麓からはロープウェイが通じており、標高差も手頃で難しい箇所も無いため、雪山入門の山として有名だそう。今回は、ロープウェイを使って山頂駅へ移動し、駅周辺の坪庭自然園を周回して下山しています。 |
| その他周辺情報 | ●たてしな自由農園茅野店 北横岳ロープウェー山麓駅から15.8km、車で20分程の場所にある規模の大きな農産物直売所です。本日のお買い物は、野菜、おやき、味噌、ずんだ団子、ゆず七味など。ありがたい。 https://www.tateshinafree.co.jp/ ●そば処 三分一 美味しい蕎麦が食べたくて、JR小海線・甲斐小泉駅に近い場所にある三分一さんにお邪魔しました。八ヶ岳に降った雨が伏流し、湧き出ている三分一(さんぶいち)湧水の至近にあり、地元産の蕎麦粉を湧水で練り上げているそう。営業時間は11時〜15時で火曜定休。 https://tabelog.com/yamanashi/A1902/A190201/19000680/ ●釜無川温泉むかわの湯 そば処三分一からは15.5km、車で25分の場所にある入浴施設です。大浴場からは甲斐駒ヶ岳とアサヨ峰をクッキリと見ることができました。営業時間は10時〜21時、火曜定休。大人830円。 https://mukawanoyu-shidax.com/ |
写真
https://www.lcv.ne.jp/~simagare/
https://www.city.chino.lg.jp/soshiki/chiikifukushi/1361.html
装備
| 個人装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
行動食
飲料
ヘッドランプ
予備電池
常備薬
日焼け止め
携帯
時計
タオル
|
|---|
感想
今年は11月13日をもって、国道299号線の麦草峠周辺は冬期通行止めになります。
紅葉の時期には間に合いませんでしたが、satonyaoを白駒の池に連れて行き、高見石小屋で揚げパンを食べさせるべく、今年最後の麦草峠に向かいました。
https://takamiishi.com/
ところが、南アルプスや八ヶ岳には雨雲が掛かっており、インターチェンジを下りると本降りの雨が降ってきて・・・。国道299号線も麓は紅葉が盛りで美しいものの、麦草峠の手前では積雪と霧氷ですっかり厳冬期の雰囲気です。路面にはシャーベット状に雪が積もっており、カーブでスピン。スノータイヤを履いておらず、全く油断しておりました。
結局、麦草峠を断念し、北横岳ロープウェイの力をお借りして稜線まで上がったものの、山頂にも辿り着くことなく下山したものです。
それにしても、復路のロープウェイ車内で見た景色。北横岳斜面には霧氷の森が広がっているものの、それより下部には紅葉の森が広がっていて。秋と冬が同じ斜面に同居していたのです。こんな景色は、タイミングが合わなければ見ることが叶いませんよね。今日はこの景色に出会うために出かけたようなものだったと思うことにします。
冬の訪れは間近ですね。そして、これからは私が大好きな冬枯れの低山歩きの季節。今年はどこに行こうか今から楽しみにしているところです。
山頂は残念ながら霧の中で視界が開けず、坪庭というところを20分ほど一周しただけで帰ってきました。そのまま歩いたらどんな景色だったのか気になりますが、雪山を歩いたことないから不安だし・・・
ロープウェイから見た秋冬混在する景色は幻想的で、美しく感激だったからヨシとしましょう〜。
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さとたけ
satonyao




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