磐梯山(八方台~銅沼周回)

- GPS
- 04:41
- 距離
- 11.3km
- 登り
- 958m
- 下り
- 959m
コースタイム
- 山行
- 3:57
- 休憩
- 1:11
- 合計
- 5:08
| 天候 | 晴れ🌤 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
平日にも関わらす先客20台近く |
| コース状況/ 危険箇所等 |
凍結して滑りやすい 頂上まで1kmほどは薄く積雪 |
| その他周辺情報 | 清水小屋で山バッジ700円 |
写真
装備
| 個人装備 |
チェーンスパイク
|
|---|
感想
11月連休(延長戦)遠征の第2弾は磐梯山。
晴れの予報なのに山はおろか、磐梯山ゴールドラインは50m先すら霧に包まれている。
近づくうちに霧は嘘のように晴れて磐梯山がどーんと現れた。
かなり寒いなか八方台登山口をスタート。
中ノ湯跡辺りから雪が残っている。
登山道自体はほとんど積もっていないが、笹や木々に雪が凍りついている。
まだ晩秋には早いかなという東京の感覚で、いきなり初冬に飛び込んだギャップがすごい。
降雪のレコを見て初めてチェーンスパイクを購入。
装着するタイミングを見計らうが、まだなくても大丈夫。
弘法清水分岐まで来るとしっかり積雪していたが、面倒なので装着せず。
しかし一足先に下山する皆さんはほぼ装着している。
下山時は着けないと危なそうだ。
最後の登りで裏磐梯のせき止め湖を一望し、山体崩壊の脇を通る。
いよいよ地面が真っ白になってきた頃、山頂に到着。
麓の猪苗代湖が一望できるかと思いきや、丸ごと分厚い霧に覆われていた。
まさか一昨日、三本槍岳から猪苗代湖が見えたのに、ここで見えないとは。
温度差で湖から湯気が充満している模様。
磐梯山の霧はすっかり晴れて、南は那須岳、北は飯豊山まで見渡せる。
裏磐梯方面も山体崩壊でせき止め湖ができた地形を一望できた。
寒いが直射日光はそこそこ暖かい。
眺望を満喫したところで、人生初のチェーンスパイクを装着して下山開始。
地面をえぐらないか心配になるほど、その効果は絶大。
登りの時から開いていた清水小屋に寄る。
山バッジは2種類あったが裏磐梯のほうを購入。700円。
この時期になると雪が降ったり止んだりになるそう。
天狗岩の先の水場でチェーンスパイクを外す。
この辺から降雪はまばら。
櫛ヶ峰に行けるところまで行ってみた。
これは上級者向け。怖い、落ちたら死ぬ。
踏み跡がしっかりしている辺りから磐梯山を眺めて、早々に撤退。
櫛ヶ峰から退却したので、イエローフォールへ。
分岐の標識がなく、藪の中を少し進むと岩がゴロゴロした開けたところに出た。
山体崩壊で流出した岩だろうか。
GPSに従って進むと、イエローというよりブラウンな岩壁に微妙な滝が出現。
水に触ると濃厚な鉄分の臭い。
とはいえ、わざわざ来るほどでもなさそう。というか誰もいない。
登山道に復帰するや、鉄砲のような音が聞こえた。
しかしパーンではなくコーン!?
なんと落石の音だった。
自然に落石するなんて怖いなと思ったら、その後も聞こえる。
見ての通り岩が崩落しているが、常に落石しているなんて怖い。
標高もだいぶ下がって、登り返しになる頃には紅葉も真っ盛り。
何者かが引き倒したのか、ヤマブドウも落ちていた。
銅沼の対岸には噴気が上がり、湖面には磐梯山と櫛ヶ峰が逆さに映った。
最後、中ノ湯までの登り返しに積雪はなかったが、意外にキツかった!
表側からの磐梯山は何度も見たが、実際に登ってみて裏磐梯の地形が一望できた。
また裏磐梯側に降りてみて、見上げることで、櫛ヶ峰の存在感の大きさが分かった。
磐梯山が天狗岩に隠れるから、知らなければ立派な櫛ヶ峰が磐梯山だと勘違いしそう。
それに山体崩壊のだだっ広い岩場や、落石エリア。噴気を映し出す銅沼。
八方台ピストンでは分からないジオパーク的な体験が出来ました。
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森野遊人










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