六ツ石山・鷹ノ巣山(奥多摩湖バス停〜峰谷橋バス停)

- GPS
- 07:53
- 距離
- 20.2km
- 登り
- 1,432m
- 下り
- 1,435m
コースタイム
- 山行
- 6:26
- 休憩
- 1:25
- 合計
- 7:51
| 天候 | 晴のち曇 青梅の最高/最低気温 16.3/3.4 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
青梅〜 6:51 奥多摩 JR 奥多摩駅 7:00 〜 7:15 奥多摩湖 西東京バス 430円 <復路> 峰谷橋 15:24 〜 15:51 奥多摩駅 西東京バス 630円 奥多摩 16:06 〜16:45 青梅 JR |
| コース状況/ 危険箇所等 |
東京都ツキノワグマ目撃等情報マップによれば、奥多摩町留浦で10月20日9:15にクマ成獣一頭捕獲。マップ上の位置は峰谷川沿いの三沢集落の南約300m。地元の人の話では、登山者が目撃・通報し、箱罠で捕獲・駆除されたとのこと。 |
写真
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
ウール帽子
靴
ザック
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
日焼け止め
保険証
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
モバイルバッテリ
スマホ(GPS)
熊鈴
|
|---|
感想
先々週、奥多摩の鷹ノ巣山に行こうとして、東京都ツキノワグマ目撃等情報マップをふと見たら、下山先と考えていた峰谷で「10月20日クマ一頭捕獲」とあったので不安になり、行く先を変更した。その後、ここサーチで検索してみたら、捕獲日以降にこのルートを通過した山行記録が7件あり、なんともなかったらしいので、行ってみることにした。水根から入山し、榛ノ木尾根に出て、六ツ石山から石尾根を鷹ノ巣山まで縦走して、浅間尾根を下るルート。
水根から支尾根を急登して、トウノクボで榛ノ木尾根主稜線に合流する。黄葉の始まった明るい尾根道だが、「2022年11月に、トウノクボと六ツ石山との間でクマを目撃して撤退した」というヤマレコの山行記録があったので、ちょっと緊張して歩いた。結局、出会ったのは下って来た登山者だけ。ほっとして、六ツ石山で一休み。
石尾根縦走路に合流する付近で右手のヒノキ林を見ると、新しいものではないがクマ剥ぎだらけだった。30年も前の話だが、この辺りで登山者がクマに襲われている。以下は「人身事故情報のとりまとめに関する報告書」(日本クマネットワーク 2011)から引用。
日時:1995年8月2日10時45分頃
場所:東京都奥多摩町の石尾根縦走路 六ツ石山分岐手前付近
被害者:男性(32 歳)
状況:単独で登山中、同地点で2頭の子グマを連れた母グマに遭遇した。クマは30m程離れた山の斜面を登っていた。母グマが登山者の方に走り寄ってきたため、男性は逃げ出したが、母グマに追いつかれ前足で顔面右側をはたかれる。その後男性はクマと一緒に斜面を転げるが、母グマは子グマの方へ走り去る。全治10日の創傷を右顔面に負う。登山者は自力で下山し、病院で治療を受ける。男性の希望は、特に駆除などはしないでくださいということであった。
子連れとはいえ、30m離れていても突進して来るのでは、どうしようもない。クマ剥ぎを見ながら歩いていたら、うっかり奥多摩駅方面にかなり進んでしまっていて、慌てて引き返した。分岐から鷹ノ巣山方面に進むと、木登りした爪痕らしきものがあった。こっちはかなり新そうだ。
石尾根縦走路には、平日だが結構な数の登山者がいた。穏やかな晴天で、鷹ノ巣山からは新雪を纏った南アルプスが良く見えた。
下山路の浅間尾根にも新そうな爪痕があった。峰谷で捕獲されたクマのものだったのかもしれない。下山後、地元の人に「最近この辺でクマが捕獲されたそうですね」と尋ねると、「そうだよ」と事もなげに答えてくれた。大して珍しいことではないのだろう。話がクマから逸れて長くなり、危なくバスに乗り遅れるところだった。
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fiftynine











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