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Yamareco

記録ID: 8903169
全員に公開
ハイキング
妙高・戸隠・雨飾

女神様の雪化粧と紅葉と🍁雨飾山

2025年11月04日(火) [日帰り]
情報量の目安: A
都道府県 新潟県 長野県
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:51
距離
8.2km
登り
1,025m
下り
1,024m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:27
休憩
1:20
合計
7:47
距離 8.2km 登り 1,025m 下り 1,024m
7:41
56
8:37
30
9:07
9:08
14
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9:28
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7
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5
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45
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0
15:32
ゴール地点
過去天気図(気象庁) 2025年11月の天気図
アクセス

感想

鮮やかな錦秋に降りたての純白の雪、
そして、この夏縦走した北アルプスを一気に眺められるパノラマ
・・・天地からのギフトのようでした。



紅葉がすばらしいと楽しみに訪れた雨飾山。
前日の悪天候のおかげで積雪。
(楽しみにしていた2連休遠征で前日は高妻山で岩を楽しむ予定だったけれど、さすがに悪天候で高妻山は中止でした。暴風雪の岩有高山は無理ですもん)

朝日に照らされる山並みとその雪が積もって白く見える頂たちを眺めてドライブしながら、
ドキドキ8割わくわく2割で登山口へ。
小谷温泉あたりから路面凍結。
ほんの数日前、
ちょっと早すぎるよなぁ、雪が降る前にだいぶ削れちゃうよなぁと思いつつ
スノータイヤを履いていたのが大正解。

柔らかな朝の光で最盛期の小谷の紅葉は美しい。
つるんつるんガリガリで、
今シーズン初の凍結路面だから、よそ見は絶対ダメ・・・
でも、美しさに高鳴る胸音。

こんな日でも駐車場にはすでに何台も車がある。
登山口から雪なので、
チェーンスパイクを装着して歩き始める。
数人のトレースがあるので、
初めての雨飾でも安心して歩ける。
ところが、
歩いていると何組も撤退者とスライド。
装備不完全なので、諦めるとのこと。
確かに、みなさん、足元が軽装。
チェーンスパイクがあってもローカットシューズ。
ゲイターを履いていない。
標高が上がると雪も深くなるし諦めるとのこと。

私たちも、無理をせず、いつでも撤退することを確認して進む。
沢を渡り、急登が始まる。
岩がちの尾根部分は、下りは慎重にしないといけなさそう。
標高1700mあたりでこの日、小谷からのトップバッター先行者とスライド。
はじめての雨飾だとのことだけど、よくノートレースで登頂できたと果敢さに脱帽。
私たちも、女神様に会いたい、安全に歩こう。
そして、感動をみんなに話すために、最後まで慎重に歩こう。

いよいよ、笹平。
女神様の横顔があるところ。
ここにくると、
何人もの姿が見えてくる。
糸魚川から登っている人は小谷より多そう。
ここら辺はさらさらの雪で積雪30㎝くらいかな。

頂上直下の急登りで振り返ると、
笹平を渡る登山道が女神様の横顔になっている。
今日は雪化粧の雪国の乙女というのか・・・色白バージョン。
周囲の山々の紅葉や、女神の頭上の先にある真っ白な焼山、火打岳、そして青空が、
美しさを何倍にも感じさせてくれる。
色の対比で相乗効果。

ためいきついては立ち止まり、
写真を撮ってしまうので、先になかなか進まない。

登頂後も、雪と紅葉の協奏絶景に高揚してしまって、大変(笑)
うろうろしては写真を撮りまくって、
見える山々を連呼してはうっとり。
北アルプスは、夏に縦走した爺ヶ岳から朝日岳まで全部見えるの。
歩きたい栂海新道も日本海まで。
諦めた高妻山も、
焼山、火打も。

風も弱いので、
昼食も安心して作れて、
絶景スポットでのランチタイム。
すっかりのんびり。

いつの間にか、周りはほぼ下山してしまっていたので、
私たちも慎重に降りる。
雪が緩んできているから、足元確認は念入りに。
意外ときちんと歩けて、沢の渡渉の前後までの、ちょっと緊張感が必要なところもスムーズに歩けた。

あとは駐車場までは難所もないから、
気を抜かずに歩けば大丈夫。
行きは、樹々から落ちる雪でひゃぁひゃぁ言っていたけれど、
帰りは、ただただ紅葉を愛でられる。
昼下がりの秋の日差しと紅葉はほんと好相性。
駐車場までの歩きも、
そのあとの小谷地区も、
素晴らしい紅葉で、
運転しながら、バックミラーに映る山々を見ては、
名残り惜しすぎて、帰りたくない気持ちでいっぱい。

翌日から日常に戻るので、
もちろん帰宅するのだけど。

全く予定外だった雪で、
今シーズン初の雪山登山になったけど、
おかげで、紅葉+αのサプライズ的絶景になって、
とても佳い日になりました。
満ち足りたなぁ。

※備えあれば憂いなしと肌で感じた山行でした。今まで散々苦戦して学んだ装備だったので、万全で、まったく不安なく終始歩けてよかった。晩秋は、ゲイター、チェーンスパイクは持ち歩く。そして、靴の中が濡れない工夫で、足も濡れずに冷えずに。

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コメント

こんにちは(^^)

初めてコメントさせて頂きます。出発時に登山口でお会いした高齢者の6人組です
私達は途中早々に3名、残り3名は荒菅沢で撤退しました。一日中無風晴天で山頂まで行けそうでしたが、皆さん撤退してくるので、後ろ髪引かれつつ女神様はどんな姿なのかなーと泣く泣く戻りました。お二人はきっと登頂すると思ってました😉
その女神様…横顔が白く縁取られ鼻も高く見えて、白人の外国美女の様ですね!見せて頂きありがとうございました(並んだ日本の女神様の横顔も素敵でしたよ)
長靴登山はどうでしたか?滑らなければゲイターより靴に浸水しないですよね…私達は下山時に溶けた雪が川状態で靴に浸水しましたが、濡れない工夫とはどんな工夫なのでしょうか?
又どこかでお会い出来たら嬉しいです!
2025/11/8 9:03
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1
やまぐんさん、コメントありがとうございます😊
あの後、どこでもスライドしなかったので、撤退されたのだろうと話していました。
長靴はピンがついているもので、4000円しないのだそうです。歩きにくいようにみえるので私は履かないのですか、彼女は快適らしく、厳冬期以外は、どきどき使っているみたいです。
私は、Amazonで購入した防水ソックスをこういう時は履いています。靴が濡れても足までは濡れないので、冷えることもないので、暖かいままです。今回は、スリーシーズンの年季の入ったハイカットシューズでしたが、ゲイターもしっかり仕事をしてくれて、防水ソックスすら濡れませんでした。
また、お会いできたら!たいていいつも同じ格好の私たちです🤭
2025/11/8 18:16
いいねいいね
1
みゅーさん

ありがとうございます。
防水ソックスですね、早速購入します😊
又いつかどこかで…!
2025/11/8 18:32
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1
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