坊村から堂満岳を経てノタノホリ

- GPS
- 19:29
- 距離
- 14.4km
- 登り
- 1,134m
- 下り
- 1,191m
コースタイム
- 山行
- 9:42
- 休憩
- 4:32
- 合計
- 14:14
| 天候 | 晴のち曇り |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
感想
遭難同然だった今回の山行。
平生、歩行速度が遅いことは自覚していましたが、平地を歩く速度が、若い人の三分の一程度、山地を歩く速度が四分の一程度であることを再確認した山行きでした。
ヤマレコの標準タイムはすこし遅く設定されているそうです。(従って、平均値をとると、大方のヤマレコ利用登山者は標準タイムより速いそうです。)今回も、その標準タイムを大幅に遅くして計画を立てましたが、数度の道迷いでその所用予定時間の3倍を要する結果となりました。
ただ、山中深夜独り歩きや、クマに対する恐怖心を、全く感じなかったのは予想通りでした。昔、一人歩きの深夜の山中で、木の上から光る眼玉(多分、サル・ムササビの類であると思います)にみつめられたことはありますが、そんな状況ではイノシシ・野犬より人の気配に逢う方がはるかに怖いものです(昔、夜の山中で何か作業を継続する人の気配を感じた事が一度あります。何をしていたのでしょうね、その人は。)
さて、日を跨いで翌日の夜明け午前4時ごろから時雨が降りだしました。ビバーグを覚悟した時点での標高が900m程度はあったこと、食料こそ大量に持っていましたが、ツエルトではない簡便なシート(ビニルのような素材に何かを蒸着したような)しか持っていなかったので、低体温症を発症する危険性が高かったと、救援者に指摘され反省しています。
比良のシャクナゲについて
シャクナゲは日中の登山道から眺めている段には好ましいかぎりですが、深夜のシャクナゲ林に入り込んで大変な目に合いました。なにしろ幹や枝が密生して、しかも固いので、ザックを背負って通り抜けできるものではありません。ただ、来年の花芽が、既になんとなく膨らんでいるように見えました。それがシャクナゲジャングルの中で、もがき続けた時の唯一のミモノでした。いやあれはシャクナゲだったのかしら。
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