八十里越🍁会津百名山完歩で修学旅行

- GPS
- 10:01
- 距離
- 25.6km
- 登り
- 992m
- 下り
- 949m
コースタイム
| 天候 | 午前くもり 午後小雨、夕方15時ごろから本降り 微風 気温7℃くらい |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
https://www.city.sanjo.niigata.jp/sanjonavi/see_do/nature/outdooractivity/2340.html 終点:入叶津 浅草岳登山口のスノーシェッド(ゲート手前) |
| コース状況/ 危険箇所等 |
細い道のトラバース、細かい渡渉多数。 只見側は晴天続きの後でもぬかるみ有。 ピンクテープ多数。 |
写真
装備
| 個人装備 |
ツェルト
ヘルメット
ヘッドライト
ファーストエイド
チェーンスパイク
防寒着
ホッカイロ
必要な方 ピッケル(熊対策)
ホイッスル
|
|---|---|
| 共同装備 |
ロープ(6mm20m)
ガス 熊スプレー2個
発煙筒
百均のピストル
|
感想
みゅーさん、会津100名山完登おめでとうございます。縁あって会津に来てヤマレコで知り合い、リアルで会ったのがまさかの丸山岳!!
行動力あふれ、バワーもあり、しかも着物を粋に着こなすみゅーさん。
今回、一緒に登れて嬉しかったです。
送迎してくれたFさん、民宿の女将のsさん、同行のふじぽいさん、人の出会いに感謝、思い返してなんだかちょとウルッとしてしまいました。
これからもマニアックな会津の山を掘り下げで行きましょう
これにて会津百名山完歩
会越(磐越) を結ぶ歴史的重要な古道のロングコース「八十里越」
大自然に抱かれた峠道を、
一年でもっとも穏やかで美しい時期に歩くことができました。
今回のチームのありがたさも身に染みています。
今まで支えてくださった方々、
暖かく見守ってエールをくださった方々、
ともに歩んでくださった方々、
会津の奥深い愉しさを教えてくださった先人たち、
会津の深山たちに
大きく、深く感謝しています。
・
大好きな会津の山々を歩きたいと、
会津百名山を歩き始めたころは、
楽しすぎてハイペース。
終盤になるにつれて・・・
藪山、残雪期の山、道が不明瞭、バリエーションルートのみなど
難易度が高くなってくる。
なんのための山行か?
自分の目的を自問自答して一座ずつ、
大切に確実に歩む。
そして2025年2月の豪雪。
70年ぶりの雪の量で、会津の険しい山々は倒木、雪崩、土砂崩れなど崩落箇所が著しく春を迎えた。
八十里越はどうだろうか?
やはり、かなり荒れてしまったようで、
私の技量では踏破できないのかもと考えるようになった。
それでも、新潟側では、懸命に再整備されている方の様子が見受けられる。
昨今の八十里越記録では晩秋、11月上旬に歩く方が多い。
その時期にしよう。
紅葉が素晴らしいはずとのこと。
会津百名山ラストは「八十里越」
王手にしたまま5ヶ月じっくり待った。
体力、技術は衰えないように。
想定12時間を軽く超えるだろうロングコースに耐えられる身体と集中力を備えて。
(10月中旬に、激務の合間に12時間の夜間マラソンも走ってみた。)
ありがたいことに、
八十里越のチームができた。
「紅葉時期も歩いてみたいので一緒に歩きましょう」と声をかけてくれた友人。
一年半前の春に残雪有の八十里越を歩き、数ヶ月前に会津百名山を完歩した経験豊かな友人IさんI。
同じ山岳会に入っている、やはり同様に残雪有 の八十里越、会津百名山完歩している超ベテランのSさん。
そして、今回は最終段階で都合が合わなくなり、配車担当になってくれたYさん。
( Yさんとも、会津百の藪有里山を数回歩いている)
ソロでも歩きたい、歩かないと・・・とは思っていたけれど、
今回歩ききって、
充足感しかないのは、
心強い頼もしいチームで歩けたからだと痛感。
話題のトップになる熊問題も、
想定できる対応、装備で歩くことができて、
不安最小限。
残雪有の時とは全く状態が違う八十里だったようだけれども、
(滑落危険が多すぎるトラバースが多かったとのこと。ぬかるみもひどかったようだし、そもそも道も見えない不明瞭箇所もあったそう。)
一度歩いた方と歩けるのは、ペースが違う。
装備も、歩く速度、休憩の感覚など、
私が普段ソロで歩くのとおおよそ同じだったのもあり、
実際に一緒に歩くのは初めてのチームだったけれど、
歩きやすかったのもよかった。
(友人たちと休みが合わなくて、山行は初めて。いつもは夜のお楽しみ会とか情報交換仲間)
なにより、
八十里越の古道は、丁寧に再整備していただいてあった。
この距離の再整備、ほんとうにありがたいこと。
只見川も歩きにくいわけではない。
ピンクテープもあるし、
道は明瞭。
藪漕ぎなし。
紅葉や、八十里峠前後、周辺の山々の絶景、
建設中の道路、忘れられた湿原とも言える田代平も、
楽しめる余裕があった。
石碑もあちこち残っていて、歴史を感じながら、
先人たちに想いを馳せながら歩けた。
想いを共有しながらチームで歩けることは喜び。
適期に歩いたおかげで、まさかの大パーティとのスライド。
東京の山岳会、総勢13名での1泊縦走とのこと。
秋の味覚も十分楽しんで、笑顔の彼らでした。
お天気も味方してくれて、
不安定な秋空だけれど、
入叶津の舗装路に出るころからの本降り雨。
終点はゲートのあるスノーシェッドだったので、
迎えがあるまでも凍えずに、
楽しく山行振り返りしながら待てた。
(吉ヶ平の起点まで配車してもらっていたので、当初計画より6キロ分は距離も短縮できたのもとても助かった。計画より1時間半は稼げた!)
・
山行後は、
只見の農家民宿「山響(やまびこ)」へ。
近所のまち湯で身体を温めて、
素敵な趣のある古民家でゆっくり語り合い、
美酒と郷土や旬の美味しいものをいただく。
女将さんも素敵な素敵な山女。
尽きない会津の山の魅力を語りあかしました。
(といっても、仮眠後の深夜0時に起床、準備始めて、移動後の早朝4時台から歩いていたので、山小屋よろしく早めの就寝でした。女将さんにわがままを聞いていただいて、17時前からぬくぬくの部屋で、ビールとごちそうを楽しませていただいていたのでした。笑)
会津百名山の修学旅行みたいなフィナーレでした。
集大成。
あんなにあんなに懸案していたのに、
ラストは楽しさ300%でした。
終わりよければすべてよしではなく、
本当にすべてよかった。
そして、
もう、さらに、次の会津の奥の魅力に突っ込んでいく妄想ばかり♡
次からも、もっともっと楽しいことが待っている予感です。
Special Thanks♡
※「吉ヶ平自然体感の郷」吉ヶ平山荘、釣堀、キャンプ場、名水 ・城ノ腰の清水
https://www.city.sanjo.niigata.jp/sanjonavi/see_do/nature/outdooractivity/2340.html
みゅーさん、改めまして会津百名山突破おめでとうございます㊗️
私は、いつもみゅーさんのいつも底知れない体力、気力、行動力に活力をもらっています。
ご一緒に紅葉の八十里越えをして、その後の祝賀会、素晴らしい時間過ごせました。
私にとっては、2024.5春の八十里越を歩き、念願の紅葉の八十里越。やはり今回も、負傷した河井継之助の歩んだ『峠 最後の侍』思いを馳せながら、新潟県三条市から福島県只見町に向かいました。
この場をお借りして、八十里越のドラマティックな秘話を持つ茂さん、深夜に登山口までの不気味な道を配車してくださったFさん、民宿の温かい人柄、手料理の山好きのS女将さん本当にありがとうございました‼️
コメント
この記録に関連する登山ルート
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茂は揚げ物
みゅー
ふじぽい




会津百完全踏破🏆おめでとうございます🎊
🐻にも遭わなくて良かったです。
一年前は、歩ききれると思っていなかったのです。でも、口に出して「歩きたい」ということからはじまるので、一歩ずつ進んでいけてよかったです。
熊さんは、気配薄かったです。奥山には賢い熊が住んでいて、あとはやっぱり人里に降りてますね・・・
いやあ、短期間のうちに、超難関の会津百名山で3人も完登者が出るなんて、すごいことです。
スラブと錦繍の景色は、自分も見てみたいです。
難易度がぐっと下がって歩きやすい、この時期の八十里越え、ぜひ歩いてみてくださいっ
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