倉見 紅葉は最高もクマ🐻が水を差す

- GPS
- 05:01
- 距離
- 6.8km
- 登り
- 771m
- 下り
- 797m
コースタイム
| 過去天気図(気象庁) | 2025年11月の天気図 |
|---|---|
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
取りつき部分からの登りは登山道ではありません。 道の駅への下山道の途中から東へ下りましたがここも登山道ではありません。 下山時にはクマ🐻に遭遇しました。 |
写真
感想
一日前の瓢ヶ岳(1162m)頂上付近が紅葉の終盤といった感じだったので倉見(927m)と今年4回目の舟伏山(1040m)とで迷いました。
今回の倉見のコースだとコルに出るまでは700m以下。まだ紅葉は間に合うのじゃないかということと登ったことがないということで倉見に決めました。
紅葉は最高のタイミングだったようです。倉見にしてよかった。
写真では紅葉の素晴らしさはまったく伝えることができません。
しかし、紅葉の素晴らしさを吹き飛ばす出来事が起こりました。
下山時にクマ🐻に遭遇したのです。
車に向かう尾根を下っていたのですが10〜20m先の木の陰からクマ🐻が飛び出し谷の方に走って行きました。
クマスプレーを用意しようとポケットを触るとありません。が〜ん、クマスプレーを無くしてしまったようです。思い当たるのは頂上でラーメンを食べる際にしゃがんでいたのでポケットから落ちたのではないかと思います。他の場所かもしれませんが...
とりあえず鉄砲や電子ホイッスルを時々鳴らし、スピーカーからは犬の鳴き声をMAXの音で流しながら下山しました。さらに自分で「ベアー、ベアー」と大きな声を出しながら。
クマ鈴は2つ付けていたし(本当は3つ持ってきていましたが大丈夫だろうと1つは車に置いていきました)、尾根を下り始めるときに鉄砲も鳴らしていました。スピーカーからは大きな音ではないですが音楽も流していました。
クマって耳が良いはずなのでもっと早く気づいて欲しかったです。昼寝でもしていたのかな。
鳴り物ゼロだったら目の前で鉢合わせした可能性もありますが。
コメント
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いつもマニアックなコースで楽しく拝見しております。
クマ遭遇、怖い思いをされましたね。
熊のための熊おどしですが、私が羅臼岳でお会いした現地ガイドの方や、熊の専門家がTVで言うには、熊の近くで発砲すると、熊が 逃げられない と判断して、防衛本能から人間を襲うと言うことです。ですので、熊おどしなど、極端にビビらせる方法は登山口とか熊から離れた場所で行うのが良いということらしいです。
これが真実なのか、熊にもよるものなのかは不明ですが、、、。
情報としてお伝えしておきます。何かでどなたかが、検証されると良いのですが、、、。今回はご無事だったので、ガイドや専門家の言われることが、全てではないようにも感じました。
コメントありがとうございます。
後になって冷静に考えるとクマは私と対峙した訳ではなく谷の方に逃げていったので私と戦うつもりはなかったかと。
出会ったところから道路までは残るところ標高差150〜200mを下りれば良いだけでした。
クマは成獣の一頭だけだったのでクマが逃げた方にさえ行かなければテリトリー的に他のクマはいないだろうから、逆に安心して下りればよかったのかとも思います。
今回の件は、やはり早く人の気配に気づいてもらうことが必要だったようです。
樹木が伐採され見通しの良い広い尾根だったので油断していたのかもしれません。
まさか樹木の陰に潜んでいるとは思いもよりませんでした。
ルート取りに気を取られてクマのことは頭からなくなっていました。
尾根に入る時に1発鉄砲は鳴らしたのですが3〜4発鳴らしておけばよかったかもしれません。
倉見頂上までは犬の鳴き声をスピーカーから鳴らしながら登ったのですが、犬の声を聞きながらラーメンもなんだよなぁと音楽に切り替えボリュームも下げていました。犬の鳴き声に戻してボリュームを上げていればと後悔。
電子ホイッスルやストックに取り付けてある自転車のベルも鳴らしていませんでした。
今回は逃げてくれましたが対峙していたらヤバかったです。
クマスプレーをすぐ取り出せるようにとポケットに入れていたのですがなくしていました。
人のいなさそうな山に入る時はクマスプレーを2本持っていくのですがその2本目を取り出すのにも時間がかかりすぎました。
クマスプレーの持ち方にも工夫が入りそうです。
一目散に逃げて行ったのならば、最近騒がれてるようなクマではなく、常識的な分別あるクマだったんでしょうね(笑)。
…となりますと、従来通りの対応として、空詩草さんの言われるように、早く気づいてもらうというのが正解だったのでしょうね。
クマ脅しは、川の傍とかにいて距離があると、音が届かないかもしれませんね。
でも、尾根前で1発鳴らされて、音が届くところのクマには届くでしょうし、私はそれで十分だと思います。
そう考えると、出会いがしらになりそうな場所で、クマに過度な不安・恐怖を感じさせず、すぐに、そして頻繁に音を出せる対応が必要となるのでしょうか。
自分の場合は、鈴音が届きにくい川沿いや、先が見えない林道のカーブ手前など、出会いがしらのリスクありそうな場所では、フォックスの120デシベルホイッスルを吹いています。高音域なので、川や藪でも結構音が届きます。開けた場所では2kmは音が届くのを確認済です。
クマスプレーは、ザックの腰ベルトのおなか付近で留めてますね。3秒で噴射体制にできるように練習しています。
でもやはり、3秒よりは早くならないですね(;^_^A。
覆いかぶされた時のために、ナイフも持参することがありますが、最後の手段です。
クマは首の脂肪が一番薄くて、そこが急所のようですね。
でも、最近のヤバイクマのように、背後から忍び寄られて襲われると、もう、どうにもなりませんね。後頭部に角でもはやしましょうか(笑)。
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