記録ID: 89616
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
伊豆・愛鷹
愛鷹山塊全山縦走(日帰り):クタクタの11時間 [[sweat]]
2010年12月04日(土) [日帰り]


- GPS
- --:--
- 距離
- 31.6km
- 登り
- 3,048m
- 下り
- 3,052m
コースタイム
行動時間:10時間47分
8:16 長泉森林公園出発 → 9:40 位牌岳 → 9:59 前岳 → 10:34 山神社 → 11:06 黒岳
→ 12:05 越前岳 → 12:32 呼子岳 → 12:38 割石峠 → 12:44 蓬莱山 → 13:01 呼子岳
→ 13:42 大岳 → 14:36 須津山荘 → 16:12 袴腰岳 → 16:51 愛鷹山 → 17:29 愛鷹林道
→ 19:03 長泉森林公園帰着
備考:鋸岳および愛鷹山山頂で5分程度休憩、袴腰岳手前で小休憩数回。
8:16 長泉森林公園出発 → 9:40 位牌岳 → 9:59 前岳 → 10:34 山神社 → 11:06 黒岳
→ 12:05 越前岳 → 12:32 呼子岳 → 12:38 割石峠 → 12:44 蓬莱山 → 13:01 呼子岳
→ 13:42 大岳 → 14:36 須津山荘 → 16:12 袴腰岳 → 16:51 愛鷹山 → 17:29 愛鷹林道
→ 19:03 長泉森林公園帰着
備考:鋸岳および愛鷹山山頂で5分程度休憩、袴腰岳手前で小休憩数回。
天候 | 快晴、風なし。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
愛鷹山塊の危険箇所は、鋸岳周辺ですが、呼子岳から大岳を縦走する場合は ここにも注意が必要です。今回2度目ですが、相変わらず呼子岳からの下りは危険です。 また、その後も登山道が廃道で手入れがないせいか、ヤブ漕ぎの様な状態でした。 その他の危険箇所はないと思います。 富士山の眺めは、黒岳、前岳から位牌岳の稜線沿い、それと愛鷹山も悪くないです。 水場はありますが、水量がどこも少ないです。山塊中腹の小川を見つけたら、水補給する 事をお勧めします。 今回は愛鷹山を南に下り林道に出ましたが、愛鷹山頂北からショートカットが延びてます。 こちらの方が効率的ですが、現在治水工事の為、通行止めになってます。 本日は快晴、風も少ないことから、越前岳を基点に登山者が多かったです。 位牌岳のある南側は相変わらずひっそりしてました。第一展望台周辺は笹が結構伸びてました。 長泉森林公園は午後5時で入口道路封鎖となります。案の定、入口は鎖の掛かったポールで 封鎖されてましたが、特に施錠されている訳でもなく、簡単にポールは抜けました。 ポールを寝かせて車を通しました。 |
写真
その後、愛鷹林道を経由して長泉森林公園に戻りましたが、これが思った以上に長かったです。登山口に帰り着いた時に失くしたはずのバンダナが掛かってました。誰かが置いて行ってくれたのです。感謝!
感想
普段、山ジョギングが多い中、今日は山歩きに徹しました。
目的のコースは遠長です。愛鷹山塊全山縦走にチャレンジしました。
前半、越前岳までは快調でした。しかし、後半はやはり疲れが出てきました。
特に呼子岳から袴腰岳は、歩きだったもののだいぶエネルギーを奪われ、久しぶり
に座り込む事もありました。
(このコースは500m級の登りが全部で3度待ち構えてます。ちょっとした醍醐味です)
もう少し、行動時間を事前に把握した上で、早出とすべきだったと思います。
特に林道がエラく長かったです。沼津・富士の夜景を見ながらではあったものの、
うねり状の道なので予想以上の距離でした。
とは言え、愛鷹山塊一周を無事やりとげられて良かったです。
今回、蓬莱山を鋸岳に組み込む形で愛鷹山塊全山縦走としてます。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:4399人
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
こんにちは。
愛鷹山塊全山日帰り縦走なんて初めて聞きました。
しかも11時間弱で。
とても考えられません。
私もこの山塊は大岳以外は登ったことあります。
3回に分けてですが・・・
(大岳も行こうとした事はあるのですが
呼子岳から大岳へ向かおうとした時
ビビってやめました。)
だからこそわかるのですが凄過ぎです!
ちなみにカシミールで大雑把ですが
このルートをトレースしてみたら
推定行動時間:約16時間
累積標高差:約4000メートル
移動距離:約39000メートル
と出ました。
何度も言わせていただきますが
凄過ぎます。
恐らく人類初ではないですか?
これからも超人的な山行を期待しています。
でも安全には気をつけてくださいね。
コメントありがとうございます。
ここまで書いていただけるとちょっと大げさかもしれませんよ。
ヤマレコを始めて良かったことは、自分自身の記録をアップするだけでなく、
自分自身でコースを創作する楽しみを見出せたことです。まして、そうやって
自分で考え出したコース取りを他の人に見てもらえることです。
山はよく計画から楽しむもの、など言いますが、他の人の記録を読拝見しながら
自分自身で自分の行動範囲にかなうコースを作ってみて「こういうのはどうだろうか?」
などと考えながら山に臨むようになりました。
今回の愛鷹山塊は、鋸岳ルートこそ外してしまいましたが、別に日本一高い
冬富士に登らなくとも、自宅から最も近いこの愛鷹山塊でも十分挑戦しがいのある
課題があると考えやってみました。
出発をもう少し早めるべきでしたが、何とか一日で収拾つけることができました。
昨日、須津山荘からの登り返しで中高年カップルに出くわしましたのを思い出します。
最初「これから登られるんですか?」と不思議そうな目でこちらに声を掛てきました。
こっちは、「早くしなければ陽が暮れてしまうぞぉ〜」と思いつつも疲れ気味だったので
小休止し数分話しましたが、そうした、ちょっとした声の掛け合いで結構元気を貰います。
ああいうシーンがあって今回やり遂げることができたのだと思います。
同じように00mさんからのコメントからも元気をいただき、引き続き自分なりの
山の線を引いていきたいと思います。
最後に:呼子岳からの大岳への下りはほんとビビりますよね。木の根っこくらいしか
手がかりないですもんね。デカイ軍艦岩に下りつくまでがいやらしいです。
ainu さん こんばんわ。
00m さんも書かれていますが、すごいです。
山行記録を見させてもらい、敬服しました。
とても私には無理です。
私も11月に越前岳に登りました。駐車場では綺麗に見えていた富士山が山頂ではガスが被って、
そのきれいな姿を見せてくれませんでした。
私もまた、来年、愛鷹山に登りたいです。
これからもainu さんの記事を参考にさせていただきます。
miya162さんは岐阜の方ですね。プロフィール拝見させていただきました。
昨日、越前岳から呼子岳を歩いている時、関西方面から来ているであろう男性三人パーティー
が登山されてました。「良くぞはるばる!」と関心しましたが、その時はどうして
越前岳にはるばる登りに来ているのかわかりませんでした。
miya162さんのコメントで、理解できました。
越前岳が富士山の最高の展望台である事を忘れてました。
富士山は、大気が安定する秋から冬がいいですね。特に雪をかぶり始めた今頃が特にスッキリ
していて美しいです。
もし、前泊可能であれば、ちょっと寒いですが夜明けの富士山を望む事をオススメします。
雪を覆った富士山が朝陽でピンク色に光り輝き夜が明け始めます。
越前岳から東にある黒岳も展望よいのでまた遊びに来てください。
こんにちは!
自分も先日似たような事をしましたが
この記録のの方がパンチが効いてますね!
凄いです。
攻めている感じ良いです。
愛鷹は小さな山塊だけど工夫次第では
カナリ遊べます。
オイラも新しいコースを考えようっと!
実は、今回の案はhidera100さんの記録に触発されたと言っても過言ではないです。
こちらも昨年からトレランを始めましたが、とても斬新なアイデアでした。
大変参考にさせていただきました。
「攻めている感じ」、光栄です。
どんな山でも遊び方によってかなり変わってきますよね。
とても勉強になりましたので、また記録アップ期待しております。
静岡東部より。
しかし、驚きました。呼子⇔大岳、鋸岳通過を含んだ縦走を日帰りで完遂するとは!
小生も以前(20年以上前)、呼子から大岳を往復したことがありました。このときは、呼子の直下、登山道との間がスパッと切れていて、向こう側へ飛び移って、死ぬほど怖い思いをしましたが、今も同じでしょうか。それとも、間が埋もれてか、ハシゴなどの人工物が設置されていて、通過できるのでしょうか。
ここでは、割石峠(割石沢)の昇降をまだ行なっていないようですので、是非お勧めします。
丹沢同様、新しい愛鷹山の登山報告も期待しております。
呼子岳の下りはすぐ急になりますね。
現在は、いつ敷かれたのかわからない様なロープが少し張ってあります。
しかし、半分ヤブの様な状態で、下った後に現れる巨岩のあたりも結構木々が生い茂ってます。
とは言え、呼子岳からの下りさへこなしてしまえばそれ程問題ないと思います。
愛鷹山塊は結構楽しめます。
規模さへ小ぢんまりとしてますが、岩場アリ緩やかな稜線ありでなかなかコース選びが楽しいです。
割石沢の昇降は、実は気になっているところです。
コメント有難うございます。
どんなルートで周ったのかと思ったのですが、このレコですよね〜。同じような時期ですが、12年も前ですか。驚いたのはこのルート、僕が最初に車で行って周ろうと思った際に考えたルートと全く同じなのです。その時は逆周りで呼子岳に到着した時刻で、鋸岳のピストンをやるかどうかを判断するというものでした。全山縦走が目的では無く、静岡県の山に載っている5座(愛鷹山、大岳、越前岳、黒岳、位牌岳)を日帰りで巡るので、鋸岳は最悪パスしても良いというルート取りです。そう考えるとルートはだいたい限定されますよね。
電車の方が楽でルート図が綺麗なのに気づいて変えましたが、結局は黒岳をパスしてしまいました。この短時間で電車より標高差が大きいルート取りで計画を貫徹するのは流石ainuさんです。お疲れ様でした。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する