七ツ石山〜雲取山縦走(東京都・埼玉県・山梨県)_2025/11/21金

- GPS
- 08:57
- 距離
- 20.0km
- 登り
- 1,576m
- 下り
- 1,556m
コースタイム
- 山行
- 7:59
- 休憩
- 0:59
- 合計
- 8:58
| 過去天気図(気象庁) | 2025年11月の天気図 |
|---|---|
| アクセス |
写真
感想
自分用の山行を振り返ったメモ
【感想】
●選んだ経緯
⇒丹波山村や奥多摩湖にはまだ登山を始めていない頃にドライブなどで来たことがあり、その時どこかの看板で東京の最高峰がこの辺りにあるというのを見たのが雲取山を知ったきっかけだった。他に七ツ石山に狼伝承があるというのも理由の一つ。そういうのに全然詳しいわけじゃないけど。あとは東方projectのZUNさんが丹波山村PR用の曲を提供したりというのもあって気になってた。
また個人的には、歩ける距離を伸ばして行ける山(行動範囲)を広げてみたいというステップアップの面の考えがあったので、それとほどほどに合致しそうな山を探してたところ雲取山がよさげだったのが今回の選定理由。なんだかんだ気になってた山だったしね。
●感想(人編)
⇒朝5時半頃に小袖駐車場に着いたのだが、その時点で15台ほど車があった。中には前日から駐車して山小屋泊してる人の車もあると思うが、それでも金曜とはいえ平日でこんな朝早くからいると思ってなかったので正直驚いた。登山中では大体50人ほどとすれ違ったかな?土日はもっと混んでそう。
東京最高峰や日本百名山ということしか知らなかったけど自分が思ってた以上に人気の山なんだなぁと実感した(自分が無知なだけなんだけど)。
●感想(山行編)
⇒天気はもうずっと快晴。雲って何?ってくらい快晴。ただもう11月下旬で且つ場所も山奥なので基本寒い。日差しが当たり始めると暖かいが、風はひんやりしてるので止まってると身体が冷えてくる。七ツ石山あたりまでは日差しもそんなに当たってなかったというのもあり、身体の中心はちょっと汗ばんでて暑いのに手先はかじかんでた。それでも空気は澄んでるので寒いながらも心地がよかった。
山行のほうは、ルート的には比較的穏やかなところが多く特に難しい面はなかった。
傾斜は七ツ石山に到着するちょっと前あたりから所々あるがそんなに頻度はないかな?頻度でいうと穏やかな道→局所的な急登というのを繰り返す感じ。五十人平野営場テント場(ヘリポートがあるとこ)を通過した先の急登が滑りやすくてちょいキツいくらい。それよりかはやっぱり雲取山までの距離が長いことのほうがキツかった。それでも前述したように難しい箇所はないので、往復約20km歩ける体力があるなら総じて初心者でも行けると思う。日帰りが厳しい場合は雲取山荘で一泊してもいいと思う(というか普通はそっちのほうが良いと思う、なんだかんだ日帰り20kmはキツかった)。でも今調べたらやっぱり人気なのか結構部屋埋まってるのね。
●感想(総評)
⇒天気も良く、七ツ石山あたりから眺望もいい箇所が多かったので良かった。
ステップアップの面もあり日帰り20kmで山行を組んだが、今まで日帰りでは12〜13kmくらいが最大だったので正直不安が大きかった。厳しそうだったら途中で引き返そうと考えていたが、自分が考えていたよりも本行程のルートがそこまで急登や難所がなかったおかげで、無事日帰りで達成することが出来た。距離はこちらのほうが長いが、急登が多かった10月の金時山〜明神ヶ岳の方がどちらかといえばキツかった。なので一概に距離が歩ければ成長したということではないと思うが、それでも日帰り20km歩けたのは結構自信になった。それでも課題や気づきもあったので、それらをちょっとずつ解消していって今後も行ける山を増やしていきたい。
【良くなかったor改善したいこと】
●飲料ギリギリ
⇒今回の登山では合計2Lの飲料を持って行ったのだが、結果から言うとギリギリだった。
雲取山までの往路ではちょうどペットボトル1本分の500mlの消費だったのでなんだ余裕じゃんと気楽に考えてたのだが、山頂で昼ごはんを食べた時にちょっと多めに飲みすぎたのと、疲れが溜まってきてた復路での消費が思ったよりも大きかった。なんだったら最後の30分ほどはほとんど残ってなかったのでそのまま飲まずに下山まで行った(我ながらなんで飲み切らずに我慢してんすかね?)。
これがもっと汗をかく夏の時期だったら割とシャレにならないので、次回からはちょっと多くない?というくらい飲料は携行しようと思う。あと本ルートの途中では湧き水箇所もあったので、そういうのがある山では活用していく。
●歩行速度
⇒もともと他の人に比べて歩くスピードはちょっと遅めなのだが、ちょいちょい抜かされる場面があった(前々から)。その人がトレラン勢とかなら全然気にしないのだが、自分よりも一回り以上年上そうだったり、小柄な女性に抜かされる時があった。もちろんその人達が自分よりも経験者だったり体力お化けというのもあるかもだし、大事なのはペースを崩さずに登山をすることなのは重々承知なのだが、それはそれとして今後行ける山を増やしていくためにはそういった部分もちょっとずつ改善しなきゃいけないのかなと抜かされながら感じた。
今回その人達を観察した感じでは、特に変わったことをしてたようには見えなかったのに段々距離が遠くなって行ったので、自分側の問題なのと、見落としてた部分があったかもしれないので、ネットで調べたり今後の登山でも他人の歩き方を不審がられない程度に観察して勉強していきたい。
【良かったor気づいたこと】
●他登山者がペースメーカーにもなってくれる
⇒上記の歩行速度改善の一環にもなるのだが、今回の登山の序盤から七ツ石小屋前あたりまでで、図らずも自分の前後20mくらいに他の登山者がいる場面が続いた。
なんとなく抜かされたらやだなぁというしょぼいプライドのまま均衡状態が崩れないように歩いていた。その時気づいたのだが、どちらも普段の自分のペースよりはちょい速だったので、無理しない範囲でこの人達に挟まれたまま行けばいいんじゃない?と考えて実践してみた。
山行記録にもあるように結果から言うとこれが成功して前半は良いペースのままいけた(前後がいなくなった中盤〜終盤手前には失速してるのだが)。
この件で学んだのは、他の登山者がいたら無理のない範囲でその人をペースメーカーとして見立ててついて行けば歩行速度が改善出来るかもしれないということだった。なので、狙うのは中々厳しいけど条件が合えば今後この手を時々使ってみていこうと思う。
●要所々々でストレッチをして痛み軽減
⇒今回の登山は距離が長かったというものあり、股関節・膝・足裏が徐々にダメージを受けて痛みがある時があった(相変わらず左側多め)。
最初に痛みが出始めたのは七ツ石小屋あたりで、さすがにこの長丁場にこれはまずいなぁと思いながら何気なしに小休止しながら四股(イチローが現役時代に打席入る前にやってたあれ)をして股関節を伸ばしてから登山を再開したら痛みがなくなってて驚いた。5〜10分ほど歩けばまた痛みは徐々に出てくるのだが、それでも一時的に痛みをなくすor軽減できたので、要所で四股を始めとしたストレッチをしたら歩けた。さすがに最後の方はキツさの方が上回ってたけど。
今回の長距離を歩けたのはこのストレッチの部分が大きいと思うので、次回以降積極的に取り入れていこうと思う。やったぜ。
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