金沢郊外・芝原バス停から奥医王山─医王山スポーツセンター
富山県
石川県
yamabushi6295
- GPS
- 05:18
- 距離
- 13.7km
- 登り
- 947m
- 下り
- 672m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 4:28
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 5:18
| 天候 | 晴れ後曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
金沢駅から芝原までの運賃は580円、医王山スポーツセンターから金沢駅までの運賃は590円。 <ゆき> 小杉541━629金沢723＝807芝原 <かえり> 医王山スポーツセンター前1419＝1505リファーレ前─金沢1559━1647小杉 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
前日までの雨の影響で、道が湿ってた。 標高830 mを超えると、ところどころ雪あり。 |
| その他周辺情報 | 帰りのバスはリファーレ前で下車し、モンベル金沢店に立ち寄った。 |
写真
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装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
アームウォーマー
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
ライター
地図（地形図）
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
時計
携帯
タオル
スパッツ
サングラス
携帯トイレ
クマ忌避剤
|
|---|
感想
前週の11月15日・16日の土日は、北陸の山では荒島岳が大人気だったらしい。百名山のため元々登山者が多いので、登山者が少ない山だとクマが心配…というひとがここぞとばかりに荒島岳に向かったそうな(苦笑)。これを知って私も、11月22日・23日・24日の3連休は荒島岳に向かうつもりだったけど、11月18日に雪が降ってダメになった…。
ということで、ヤマレコの北陸の人気の山のランキングみて、11月22日に奥医王山に向かった。医王山も雪が積もったようなので、融けないようなら加賀市の富士写ヶ岳に変更するつもりだったけど、その後雪を降らせるような寒気の入り込みも無いので、決行。奥医王山には弟子(妻)と2020年7月に夕霧峠からお気楽ハイクをしたことがあるけど(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2439243.html)、今回は麓の芝原バス停から全歩き。同じところを下っても面白くないので、菱池コースを使って土日祝のみバスが運行される医王山スポーツセンター前バス停に下りるコースを考えた。
小杉駅5:41発の金沢ゆきに乗り、金沢駅で7:23発のバスまで1時間ほど時間潰し。次の金沢ゆきに乗ると、ギリギリ間に合わない…。2年前の吉次山の時(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6019973.html)もそうだったので、接続改善を願いたい(需要が無いので、ムリか…)。駅構内のセブンイレブンはもの凄く混雑してるのに、西口出たバス乗り場の前にあるローソンはガラガラ(笑)。ストレス無く買い物を済ませることが出来た。あまりにもヒマなのでトイレに3回も行った(苦笑)。東口の6番バスのりばから、湯涌温泉ゆきに乗る。終点のひとつ手前の芝原バス停で降りるのは、2年前の吉次山の時と同じ。2年前の時には夫婦と思しき山ヤカップルも一緒に芝原バス停で降りたけど吉次山のほうには来なかったから、おそらく医王山方面に向かったんだろう。今回は私も医王山方面に向かう。バス停の前でクマ忌避剤を装着してから県道10号に戻り、南砺市方面に向かう。今年の5月に弟子と高尾山に行った時(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-8152012.html)にクルマで通った道だけど、クルマだとすぐに通過した区間も、歩くと長い(苦笑)。浅の川温泉湯楽の手前から栃尾登山口への道に入り、クマ対策でサングラスを着用し、湯楽の裏を廻って栃尾集落を目指す。集落まで簡易舗装路が続くけど、クルマは一台も通らない。芝原バス停から50分ほどで、栃尾集落に到着。ここで靴をジョギングシューズから登山靴に履き替え。
栃尾集落はすでに廃集落と聞いてるけど、元住民が頻繁に戻って家屋の手入れをしてるんだろう、あまり廃集落感が無かった。しばらくは車道の延長のような整備された道が続き、標識に従い奥医王山への道に入る。標識には「(難路)」と書かれてる…(汗)。前日までの雨のせいでコースは湿っていて、時節柄濡れ落ち葉の上を延々と歩くことに。尾根の上を歩く気持ちよい区間もあれば、斜面をトラヴァースする区間もあり、気が抜けない。また、頂上を目掛けてひたすら上り続けるワケでもなく、途中若干下ったり、また、殆ど平坦なため登山道が水浸しになっている区間もあり、歩きづらい…。栃尾集落から1時間で尾根コースと沢コースの分岐まで行くつもりだったけど、無理だった。大門山や大笠山の展望がやたらと良い場所に出たので、景色を楽しんだ後に足元みたら、「展望台」と書かれた標識が転がってた(苦笑)。「展望台」からはすぐに尾根コースと沢コースの分岐に到着。時間は10:20で、ここで休憩。いなり&巻き寿司セット全部と俵むすびセットを半分(苦笑)喰った。
尾根コースと沢コースのどちらを択ぶか? これまでの道の湿り具合を考慮すると尾根コース一択。分岐から一段上ってから少し下ると、頂上への最後の上りにかかる。もう標高が800 mを超えてるので、「エルク広場」の先でこないだの雪の融け残りが道端に現れ始める。11月3日にクルマで平湯を通った時(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-8896454.html)に今シーズン初の雪をすでに目撃しているけど、実際に自分の足で雪を踏み締めるのは今回が初めて。「イワウチワの丘」とか「栃尾ラウンジ」とか誰が名付けたか不明な標識を通過し、さらに登ってくと、10:57に菱池コースに合流。そのままところどころ雪が残り、まだら模様になった道を往く。一旦分かれた沢コースと合流してからひと登りで、11:02に5年ぶりに奥医王山頂上に到着。
到着した時点では頂上は無人だったけど、ベンチに腰掛けて俵むすびセットの残り半分を喰ってたら、夕霧峠のほうから夫婦連れのハイカーがやって来た(菱池小原登山口に降りるまで、この2人しか姿をみなかった)。一応展望台にも登って景色を堪能。金沢平野や砺波平野の街並み、人形山や大笠山などがよくみえた。
下山は予定どおり菱池コース合流点まで戻り、そのまま菱池コースを下る。登って来た栃尾尾根コースは西面なので、西日でそれなりに雪が融けてたよう。菱池コースは北面なので雪が融けずに残ってる印象…。しかも、まだらハゲのように雪が残ってるものだから滑らないようにメチャクチャ気を遣った。高度が落ちると雪の脅威から解放される。蟻ヶ腰の先で一旦登り返しがあるものの、その後は下り一辺倒。12時半に菱池小原登山口に到着し、ここで休憩。残りは車道歩きのみ。
予定どおり医王山スポーツセンターに行くと、菱池谷橋から先に登り返しがあるので、スタート地点の芝原バス停まで戻ったほうが楽じゃないかと考えたりもしたけど(バス便も多いし…)、初心貫徹で医王山スポーツセンターへ向かう。菱池谷橋の先で県道209号に合流すると、紅葉狩り目的なのかクルマやバイクがたびたび通る。見上峠で公衆トイレをみつけ、金沢駅以来久々に用を足す。ザックを下ろしたついでに、クマ忌避剤もザックから外して収納。13:27に医王山スポーツセンター前バス停に到着。バスの便は14:19発だから、小1時間バスを待つことになったけど、靴を履き替えたり、着替えをしたり、電波が届くのでこの山行記録を編集してたりしたらあっという間に時間は過ぎ、バスがやって来た(苦笑)。帰りの金沢駅ゆきのバスは途中、太陽が丘ニュータウンを通ったんだけど、住宅地にもかかわらず観光地並みにクルマが駐車されてて「何事か?」と思ってたら、マキノ高原ばりのメタセコイア並木があって、そこに観光客が多数ウロウロ…(苦笑)。
「人気の山」に向かったハズが、他の登山者の姿は2人しかみなかった。初雪も降り、すでに北陸の1,000 m級の山は、無雪期としては賞味期限切れってことなんだろう(苦笑)。登りの栃尾コースも、下りの菱池コースも、長かった…(苦笑)。これは、バス使ったからこその感想かもね。
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