尾張本宮山��(愛知県犬山市)292.8m明治村方面より
愛知県
NanjaMonja
その他1人 - GPS
- 02:15
- 距離
- 3.8km
- 登り
- 214m
- 下り
- 195m
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標高グラフを拡大コースタイム
7:10 ヒトツバタゴ自生地
7:38 信貴山分岐
7:40 大縣神社分岐点
8:06〜山頂〜8:23
8:35 信貴山分岐
8:45 信貴山
9:10 登山口
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2010年12月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
登山口の標識はない。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
特に危険なところはありません。 信貴山への分岐までの林道は水はけが良くないようで、2日前の雨の影響でぬかるんでいるところがところどころありました。 どちらかというと裏道になるせいか、標識がなかったり古かったりしています。 |
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感想
尾張富士に登ったときに隣に見えて気になった山です。
尾張富士と高さを競い合ったて、神様が意地を張ったとかのいわれがある山です。
(詳しくは尾張富士の石上げ祭りの由来を参照して下さい)
麓に大縣神社があり、その奥宮が山頂にあるので本来のルートは大縣神社から登るものかもしれませんが、今回は明治村方面(裏?)から登ります。
理由は、自宅から行きやすいというだけのことです。
犬山方面から向い、尾張富士の南麓を通って「池野」の三差路を右折するとすぐに右手にコンクリートの要塞のような、廃墟のような建物があります。
いろんな方の山行記録にこの建物が目印として出てきますがなるほど思っていたよりもはるかに大きくて目立ちます。(おまけに不気味です)
その横を通り抜けると愛知用水の橋に出ました。もっと先までクルマで入れそうですがこのあたりに止めておくのが無難でしょう。
平坦な道を10分も歩くと「ヒトツバタゴ自生地」です。
どの地図にも必ず載ってるのでちょっと期待してたんだけど・・・あれ?
保護のため柵で囲まれて近づくのも悪いみたいでそれほど広くもないし・・・
保護するのなら地図から抹消したほうがよろしいんじゃないかと・・・
ヒトツバタゴは別名「ナンジャモンジャ」とも呼ばれています。
そうです、私のハンドルネームですね。実は自宅前の県道の街路樹がヒトツバタゴなのでそこからもらったネームなんですよ。
ということでそそくさと先に進むと数分で西洞池です。2つある池の間を通って登りにかかりますがここもクルマ1台充分に走れる幅のある林道です。
ただ、登るにつれだんだん傾斜がきつくなります。
20分ほど登ると信貴山(左手)への分岐点ですが、そっちは帰りに寄る事にして傾斜のゆるくなった林道をさらに進むと突然目の前にでっかい電波塔があらわれてビックリ。
ここがちょうど峠になってるようで大縣神社への分岐点になっています。
標識に従い右方向へ登ると今度は「NHK登山口」という立て札。
「なんだこりゃ?NHKっていう山があるのか?」などと毒づいていたら右上にはなにやら展望台らしき人工構造物がある。
「おーこれはこれは」と思いつつ手すりのぐらぐらする階段を登ると、周りは立木で見えない。おまけにこのテラス、柵が壊れていて近寄りたくない。
がっくりして黙って上を目指します。
(ここからは長〜い階段です)
でも、その上の雨宮社という祠の近くの岩場から名古屋方向がスパッと見えて満足しました。
登り始めて約1時間で山頂に到着。
この奥宮は紀元前3年に今の大縣神社へ移転したそうですが、疑っちゃいけないけど紀元前3年って言えば弥生時代?、まだ邪馬台国の卑弥呼様もいない時代ですよね。
本当かなあ?
誰もいない山頂でノンビリして下ります。
奥宮の右手に踏み跡がある。たぶんこれが東尾根を経由してもとの場所へ降りる道だろな、とまた悪い癖で行きたくなるのを今日はぐっとこらえてもとの階段ルートで戻ります。
【妻に睨みつけられてすごすごと・・・】
信貴山への寄り道へ進むと、今度は道端に唐突にベンチが・・・
休憩所にしてはベンチ1個だけだし、谷に向って不自然に置いてあるし、まるでバス停みたいだと思いつつ、
今日はなんだか「?」の多い日だなあと思いながらベンチ前まで行って納得しました。
そこからは樹間を通して入鹿池が良く見えます。たぶん唯一のポイントなのでしょう。なるほどでした。
信貴山の本堂にヒョイと出ます。ただ、本堂しかなくて説明も何もないのでどの宗派のお寺なのかもわかりません。(後から調べたら真言宗でした)
こちらは大縣神社と違い昭和初期に建造されたもののようです。
今来た道を戻り、急傾斜の林道で足にブレーキをかけながら登山口まで戻って終了です。約2時間ちょっとのコースでした。
それにしても、変化が多いというか、謎が多いというか不思議な山です。
大縣神社の方へも行きたいけど、クルマなので元の位置に降りなきゃいけないのが
残念です。
【次回は東尾根へ下ってやるゾ】と尾根筋をながめながら帰ってきました。
隣の尾張富士は結構有名で登山者も多いようですが、この本宮山はマイナーなようでほとんど人に出会いません。
おかげで静かな初冬の里山を味わえました。
・・・・追記・・・・
あとでいろんな人の記録を見ていたら、奥宮への石段は200段という人と250段という人が見えます。
どなたか数えてみてもらえませんか〜?
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