記録ID: 8980696
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沢登り
屋久島
花山歩道からザンモク川上流遡行
2025年11月22日(土) 〜
2025年11月23日(日)

体力度
7
1〜2泊以上が適当
- GPS
- 16:14
- 距離
- 29.7km
- 登り
- 2,683m
- 下り
- 2,689m
コースタイム
| 天候 | 両日快晴。 気温も高い方だろう。 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
花山歩道は荒めではあり、道迷いしやすい場所もあるが最低限の処置あり。 ザンモク川1400m辺りの崩壊地接続部に繋げるべく、花山歩道の1640mあたりから沢側へ密な低木に辟易して進み、藪の少ない谷部へ移って降下する。巨岩間のブラックホールに注意。 崩壊地に辿り着くと、右脇が比較的降りやすい緩衝地帯となっていた。下部で切り立ってきたら左の灌木まだらな山部側に渡って下降してザンモク川入渓。余り浸かりたくない冷たさ。滑りはほとんどなくラバーで適していた。 入渓地点から岩は大きいが癒しの渓相の沢を進み、ゴルジュ前の樋状滝のある天国のような淵へ。 ちなみに、入渓地~この淵までの区間はテン場適地。 この滝を左岸巻きしてゴルジュに降りて進むと、深い所やCS滝等が出てくるが、ゴルジュ内の主に左岸は巻きの余地あり。 そして岩場の先に小楊子大滝! 大滝の大高巻きは、少し戻って左岸のルンゼから取り付いて笹をかき分けて登り、薮が濃くなってからは薄い所を選びながら尾根に上がり、取り込んだ軌跡通り途中からトラバースして進むと落口へ。 この高巻きの経路にはダニの可能性ありとのことだったが、今の時期はいないように思った。 落口から進むと、すぐに深い甌穴のある滑滝が出てきて、その後も極細淵があるとのことだったので左岸巻き。ただ、左岸斜面の斜度が高く、しかもヤクザサが濃密で背が高い。もっと上へ上がると良いとの情報だったが、上へ上がろうにも力が出なかった。 力尽きそうになったところでどうにか淵は越えたところに着地し、美しい沢とやっぱり出てくる巨岩越えをしながら源頭へ。 この区間にはテン場にできそうな箇所は平な巨岩(2,3箇所)くらいだが、増水時は厳しそう。 源頭の最後の三俣は、藪漕ぎが少ないという真ん中を選択したが、薮で覆われた用水路みたいな場所があり、結構深いため迂回するもまた濃密ヤクザサに苦しむ。そしてようやく登山道合流。 ヘッデン付けて日の入りを楽しみつつ進んで鹿之沢小屋泊。三連休効果で割と多い利用者だった。 下山時に大川の滝の落口を見学。大川林道の曲がり角のそんなに急ではない尾根を下って岩盤上から見学。 |
| その他周辺情報 | 尾之間温泉(7~21時)利用。300円。ボディーソープ、シャンプー、ドライヤー等なし。 月曜は休みです。 |
写真
感想
小楊子川左俣のあの美しい淵を見てみたいが、
今のスキルでは下から遡行できそうにないので、
花山歩道からの最短経路を画策して挑戦。
崩壊地がナイスアシストでそこまで難儀することなく沢に到達。
目的の景色を目にすることができた後は、
あわよくばと思っていた小楊子大滝へと進み、その姿に感動!
停泊地を見出せずに黙々と進んであっという間の遡行だったが、
今度は下から遡行するスキル&ヤル気を身につけて挑みたい。
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