オロセ尾根からウトウの頭に登りタワ尾根経由で下山

- GPS
- 08:24
- 距離
- 14.3km
- 登り
- 1,159m
- 下り
- 1,159m
コースタイム
- 山行
- 6:28
- 休憩
- 1:59
- 合計
- 8:27
| 天候 | 小春日和の快晴 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
八丁橋からは林道を30分程歩き、オロセ尾根の森林の作業道の入り口の木の階段からオロセ尾根に取り付く。オロセ尾根は、登山口からタワ尾根の篶坂ノ丸に向けてほぼ一直線に北に向かって延びている尾根であるが、急斜面なため、作業道はジグザグに登っており、途中から幾つも枝分かれしているため、間違えて進まないよう注意が必要である。特に1150m、1200m、1225m辺りで間違って進むケースがあるので、GPSデータ等を活用して登りたい。1225mの地点は立木に赤ペンキの矢印がある。1300m〜1350m辺りもかなりの急斜面の登りとなる。 タワ尾根に突き当たると直ぐに篶坂ノ丸のピークになる。タワ尾根は、沢山歩かれているため、コースは、しっかりしており、道迷いの危険性は少ない。篶坂ノ丸からは、しばらくなだらかな道を進み、ウトウの頭の直前の1443mの地点の先から1550mにかけて岩陵帯混じりの急登になるが、その先はなだらかな山頂になる。 タワ尾根の下りは、一石山までは、なだらかな尾根下りとなる。金袋山、人形山のピークは、幅が広い尾根にあるので、GPSデータと突き合わせてコースを選ぶ必要かある。 一石山からは、ベンチがある990m地点から左折し、急斜面の下りとなる。足元が滑り易く、落石を起こすと事故につながるため、注意して下りたい。その先も、一石山神社まで気を抜けない急斜面の下りが続くので、要注意のコースである。 |
| その他周辺情報 | 今回の山行にあたっては、下記の山行記録を参考にさせて頂きました。 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4876186.html |
写真
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
|
|---|
感想
11月の連休最後の休日の11/24は、山岳会の仲間6人とワンちゃん2匹と一緒に奥多摩のバリエーションルート歩きの第4弾として孫惣谷からオロセ尾根を篶坂ノ丸に登り、更にタワ尾根をウトウの頭まで登り、その後タワ尾根経由で一石山神社に下山するコースを歩いてきた。
明け方からくも一つない快晴の天気に恵まれ、朝暗い道を東日原まで車を走らせた。6時すぎには明るくなってきて、6:25に東日原駐車場を出発した。歩き出すと朝日が八丁山に差し込み始め奥多摩でモルゲンロートを見ることが出来た。
放射冷却で0℃近くに冷え込んでいたが、風はなく絶好の山歩きの天候だった。八丁橋で小休止を摂った。その後孫惣谷林道を進み、途中の作業道の入口で衣服調整を行った後、作業道からオロセ尾根に分け入った(7:59)。
オロセ尾根は、林道作業用の踏み跡がジグザグに伸びており、この踏み跡を頼りに登っていったが、途中で作業道が分岐しているため、間違わないようにGPSデータと地形や赤テープを確認しながら登っていった。尾根幅が広いため、間違うと引き返さざるを得なくなるため、メンバー全員で確認しながら登っていった。
標高1123mのポイントの直前は、急斜面に岩稜帯が見える箇所の下部を巻く形で尾根筋にでて、小休止を摂った(8:40)。標高1150mの分岐に注意し、更に1210m辺りで作業道を直進しそうとなった際、ブナの立木に赤ペンキで左折の矢印が書かれていることを確認でき、道間違いを防止することが出来た。
その後、1323m地点で小休止を摂った。その後も急な尾根筋を登っていくと徐々に傾斜が緩やかになってきて、視界の先にタワ尾根が見えてきた。
そこは、篶坂ノ丸の小ピークのすぐ近くだった。篶坂ノ丸で標識を探したが、見つからなかった(9:47)。ここからタワ尾根はなだらかな道になり、ウトウの頭の手前でまた傾斜が急で岩稜帯を含む登りとなり、標高差100mの急斜面を登り切るとなだらかな尾根道になり、やがてウトウの頭の陶製の標識がかかっているウトウの頭に到達した(10:39)。ウトウの頭からは、樹林越しながら、西方に天祖山の奥に雲取山や芋ノ木ドッケが見え、北方には酉谷山から天目山に至る長沢背稜の山並みが望まれた。
ウトウの頭は、周囲の樹木でひんやりとしているため、篶坂の丸の手前の日当たりが良い平坦地まで戻って昼食休憩を摂りながら、まったりとした時間を過ごした(11:30)。
12時過ぎに下山を開始し、落ち葉に覆われている登山路を外さないように気を配りながら、タワ尾根を下った。途中の金袋山、人形山の標識を再確認すべく、GPSデータと予定コースを比較しながら下った。人形山で小休止を摂った(12:53)。その後、ミズナラの巨木が倒れて苔むしたウッドサークルになっている地点を確認(13:15)した後、一石山山頂標識を通って標高1000mから始まる最後の難所の急斜面の登山路を慎重に下った。登山路がジグザグについており、後続車が落石を起こすと事故につながるため、落石を起こさないように注意しながら下った。一気に300m程下る急斜面をジグザグにトラバースする道のため、膝とアキレス腱に堪えるコースだったが、なんとか麓の一石山神社に下山できた(14:06)ため、急斜面のコースを無事に下れたことを神様に感謝して拝礼した。
今回は、第4弾の奥多摩のバリエーションコースの山行だったが、小春日和の温かい陽気に恵まれ、仲間と一緒に楽しく歩き通すことが出来、大満足の山行となった。
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