宝仏山;大山の絶景展望台。根雨宿から往復【日野町、鳥取県】

- GPS
- 03:15
- 距離
- 8.0km
- 登り
- 840m
- 下り
- 842m
コースタイム
- 山行
- 3:03
- 休憩
- 0:12
- 合計
- 3:15
日野町役場 1018 ― 出雲街道から資料館へ左折 1023 ― 日野町民俗資料館・登山口 1123 ― 1合目・林道横断 1029 ― 2合目 1040 ― 標高400m 1041 ― 3合目 1053 ― 小平 1054 ― 4合目 1058 ― 5合目 1110 ― 6合目 1117 ― 7合目 1127 ― 8合目 1140 ― 9合目 1145 ― 三角点 1150 ― 大岩乗越 1154 ― 宝仏山頂 1156/昼食/1213 ― 三角点 1217 ― 9合目 1220 ― 8合目 1140 ― 7合目 1231 ― 6合目 1238 ― 5合目 1244 ― 600m 1249 ― 4合目 1253 ― 小平 1256 ― 3合目 1257 ― 400m 1304 ― 2合目 1305 ― 1合目・林道横断 1313 ― 資料館・登山口 1318 ― 根雨駅 1326
●行動時間
03:08
| 天候 | 曇り、晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(神戸の家〜日野町役場駐車場) 駐車場―登山口―宝仏山―登山口―駐車場 (日野町役場駐車場=広島の家) ●登山口へのアクセス ○宝仏山登山口 ・登山口は日野町民俗資料館の脇にある。資料館には資料館の駐車場があるのみなので、町役場の駐車場を利用。町役場は根雨駅の真向いにある。役場は、国道181号「舟場橋」交差点から南へと曲がり込み、およそ300メートルのところにある (いずれの記述も2023.12現在) |
| コース状況/ 危険箇所等 |
○登山口〜宝仏山 ・よく整備されており道筋明瞭。標示も多数。合目標もあるので、進度の目安になる ・1合目で林道を横断、2合目手前までは川沿い、3合目のすぐ先に小平(こなる)、5合目の先に大平(おおなる)。ただし、大平標示を確認することはできなかった。6合目から9合目までは急登。8合目付近では細尾根の直登道とジグザグ道とに別れている。9合目からは頂稜歩き。三角点よりもまだ先に最高標高点でもある山頂がある (いずれの記述も2025.11現在) |
| その他周辺情報 | ●買う、食べる ○コンビニエンスストア ・根雨には国道沿いに1軒ある ○飲食店 ・根雨の町中や国道付近には数軒ある ●日帰り温泉 ・日帰り入浴施設、温泉 国道181号を北上した岸本や県道で南部町に出ればある (いずれの記述も2025.11現在) |
写真
感想
鳥取県西部の日野町にある宝仏山に向かった。神戸から広島への帰途、米子に立ち寄るご用があったため、県西部の未踏の山でも比較的奥まった宝仏山を選んだ。
久しぶりに根雨駅までやってきた。ガイド本に従い役場駐車場にクルマを駐めて出発。駅と役場に挟まれた道は出雲街道。旧街道をしばらく歩き、本陣跡の角から日野町民族資料館へと向かう。資料館は、凝ったものではないが装飾のある建物で、歴史を感じさせる。資料館は閉まっているので中までは分からないが、宿場街でもある根雨の歴史が詰まっているのであろう。
資料館の脇に登山口があり、そこからすぐに山道が始まる。1合目で林道を横断し、木段で林道から離れていく。しばし登ると沢沿いに遷り、登りながらも殆ど沢底に達する頃に斜面を登り始める。そのあたりが2合目。さらに緩やかに登り続けて3合目。3合目の先に小平(こなる)。この辺りや大平(おおなる)にも営農の跡があったのであろうか。
小平から大平にかけてはやや斜度が緩むところもある。笹原も現れるが、よく刈り払われているから道筋を見失うこともない。
概ね中間点の大平に到着。ここまで標示がしっかりとしているのだが、「大平」の標示が目に入ることはなかった。中間点ではあるが、地図でこの先の登路を見ると、標高差300mを一気に登ることになるようだ。
比較的平坦な一帯を抜け、山頂部まで続く尾根に取り付くとまさに急登になる。6合目、7合目と厳しい登りが続く。7合目を過ぎると笹原も樹木も薄くなり、明るくなる。斜度が強いだけではなく、落ち葉に足を取られて登りにくい。8合目手前からは道が二手に分かれて直登かジグザグかとなっているようだ。最初は直登を行ったがあまりにも進みが悪いのでジグザグへ。
8合目の標示はかわいいキャクター付き。その標示を過ぎ、最後の急登に取りかかる。標高差50m程の短い上りで9合目に到着する。ようやく急斜面から解放され、ここからは頂稜歩きになる。緩やかに上って三角点。さらに進んで大岩を抜けて行くと、最高標高点でもある山頂に到着。
山頂部の北側から東側、南面にかけては刈り払われており、大山とそれに続く山並みを楽しむことができる。屏風のように居並ぶ大山を背景にして山名標との写真を撮ることができる。まさに大山の絶好の展望台だ。近いところに位置する毛無山も堂々と座っている。ちょうど雲は上がり気味で、到着した頃には雲に隠れていた大山もだいたい見えるようになってきた。
昼食も摂り、折り返す。帰途、7合目を過ぎたあたりで二人連れとすれ違う。キツいですねと言われたが、これからがまさに山場だとお伝えすると、げんなりされていた。
あとは粛々と下降して、登山口へと到着。街道を歩き、駐車場に向かう前に駅に立ち寄る。記録はここで終了とした。
手を洗ったりしていると、ちょうど貨物列車がやってきた。一日に何本もない貴重な列車だが、根雨には停車しない。機関車の独特の継目音が響き、やがて轟音は山峡へと消えていった。
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