記録ID: 9006836
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ハイキング
四国
白猪の滝（漱石・子規も通った旧滝道経由）
2025年11月29日(土) [日帰り]
愛媛県
falls hunter
体力度
1
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 02:37
- 距離
- 3.8km
- 登り
- 243m
- 下り
- 246m
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| 天候 | 小春日和の晴天 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
旧滝道は舗装された農道から杉林の山道への入り口が分かりにくい。30mほど手前に矢印で表した標識があるが、これが間違っている。谷に沿ってトラバース気味に山道に入る（写真参照）のが正解。 途中、崩れかかった狭く急な山道を通るが、ロープが張られているので、特に問題はない。 |
写真
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国道494号脇の白猪の滝公園無料駐車場に到着。今日は先着2台のみ。
ここが旧滝道の入り口。この右手に昔ながらの商店「白猪屋」がある。手作りこんにゃくが名物とか。
右手に小さな社の神社があった。地元の鎮守の森といった雰囲気。境内は狭いながら、そこに植えられている木々の紅葉が見事。
神社から少し登った所から振り返ると、のどかな里山風景が青空の下に広がる。
白猪の滝へのルートを描いてあるが、これが紛らわしい。
標識に書いてあるような左に直角に曲がる道はない。
標識に書いてあるような左に直角に曲がる道はない。
先ほどの標識から30mほど進むと、右に曲がる道はあるが、左に直角にまがるような道はない。また、真っ直ぐ行くと山の中に入ってすぐに行き止まりになる。ここはこの写真の矢印ように、左斜め前方の杉林の中に入っていく。道標がないので、この入り口がちょっと分かりにくい。
先ほどの標識から30mほど進むと、右に曲がる道はあるが、左に直角にまがるような道はない。また、真っ直ぐ行くと山の中に入ってすぐに行き止まりになる。
ここはこの写真の矢印ように、左斜め前方の杉林の中に入っていく。道標がないので、この入り口がちょっと分かりにくい。
ここはこの写真の矢印ように、左斜め前方の杉林の中に入っていく。道標がないので、この入り口がちょっと分かりにくい。
前の写真の入り口から山中に入ると、すぐにこんな人の横顔のような模様の岩がある。自然の造形？ or 誰かのいたずら？
もう少し進むと字が消えて何も見えない白い標識がある。ここをトラバースしながら進むが、崩れかけたような道で注意を要する。ロープも張ってある。
11/29 13:06
もう少し進むと字が消えて何も見えない白い標識がある。ここをトラバースしながら進むが、崩れかけたような道で注意を要する。ロープも張ってある。
2番目の橋を渡ると、ここにも字が消えた数枚の小さな標識がある。
新滝道との合流点の少し手前はちょっと急な登りで、ロープを掴んで登った。
新滝道から登ってきたルートを振り返ったところ。左下にトイレが見える。右の電柱に標識があるが、これもほとんど読めない。旧滝道はトイレへの階段の右を下りていく。
11/29 13:33
新滝道から登ってきたルートを振り返ったところ。左下にトイレが見える。右の電柱に標識があるが、これもほとんど読めない。
旧滝道はトイレへの階段の右を下りていく。
旧滝道はトイレへの階段の右を下りていく。
ヤマレコのログではここが白猪の滝登山口と表示されている。
滝はここから500mほど左の遊歩道を進む。右奥は民営の有料駐車場。
滝はここから500mほど左の遊歩道を進む。右奥は民営の有料駐車場。
滝のすぐ下には如意輪観音様をお祀りしてあるお堂がある。合掌。
そして、その右には・・・
そして、その右には・・・
正岡子規、夏目漱石がこの滝を訪れた時に詠んだ句の掲示板が立っている。正岡子規は松山の出身。夏目漱石は松山の学校に英語教師として赴任したことがある。
11/29 13:53
正岡子規、夏目漱石がこの滝を訪れた時に詠んだ句の掲示板が立っている。正岡子規は松山の出身。夏目漱石は松山の学校に英語教師として赴任したことがある。
紅葉はほとんど終わってしまっていたが、ここから見る滝はいつ見ても素晴らしい。子規や漱石でなくとも、一句詠みたくなるが、残念ながら私にはその才がない。
11/29 13:56
紅葉はほとんど終わってしまっていたが、ここから見る滝はいつ見ても素晴らしい。
子規や漱石でなくとも、一句詠みたくなるが、残念ながら私にはその才がない。
子規や漱石でなくとも、一句詠みたくなるが、残念ながら私にはその才がない。
東屋に登ってきたルートと反対側を通って、如意輪観音堂まで下りる途中で撮った滝の遠景。
晩秋の陽が落ちるのは早い。向こうの山にだけ陽が当たって青空にくっきり浮かび上がる。
撮影機器：
感想
今年も、この季節の恒例になっている紅葉の滝巡りに出かけた。
午前中に滑川渓谷の奥の滝（国道11号から県道202号を終点まで走る。別途投稿済み）に行き、午後はここ白猪の滝へ行った。私には、この2ヶ所の滝は「紅葉の奥の滝」「氷瀑の白猪の滝」という印象が強い。残念ながら、今年は訪れるのが遅かったようで、紅葉の方はどちらの滝も終わりかけていて、紅葉を背景に流れ落ちる滝を見ることはできなかった。ただ、白猪の滝への旧滝道の途中にあった名も無い（？）小さな神社の紅葉は見事で、この時が丁度見頃。こんな目立たないところに、こんなに素晴らしい紅葉スポットがあるとは今まで知らなかった。来年から白猪の滝へ行く楽しみが一つ増えた。
どちらの滝も地元ではよく知られた自然探索コースだが、都会に近い滝や山とは違って、訪れる人は多くない。ゆっくりと探索し、滝を前にしてコーヒーを頂くひとときを求めて、私は年に何回かは両方の滝を訪れては、四季折々の風情を楽しんでいる。
ただし、例外は氷瀑が見られる頃の白猪の滝。この時だけは駐車場が一杯になり、路駐もしているほど。今冬ももうすぐだ。期待が高まる。
ともあれ、恒例の滝巡りを終えて帰宅の途に付いた。
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