東海自然歩道(嵯峨嵐山→大原)
京都府
K.TAIRA
体力度について
- GPS
- 10:15
- 距離
- 43.4km
- 登り
- 1,450m
- 下り
- 1,264m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 8:46
- 休憩
- 1:28
- 合計
- 10:14
| 天候 | 快晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年12月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
バスタ新宿→京都駅八条口：高速バス 京都駅→嵯峨嵐山駅：JR嵯峨野線 <帰り> 大原→八瀬駅前：京都バス 八瀬比叡山口駅→一乗寺駅：叡山電車 一乗寺駅→今出川駅：徒歩 今出川駅→京都駅：地下鉄烏丸線 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
<全体> 大半を舗装路が占め、車道歩きもある。 谷筋の道が多く、清滝川沿いでは渓谷歩きも楽しめる。 未舗装の山道もあるが、いずれも距離は短く急な傾斜も無いので登山らしさは薄い。 ほぼ危険箇所は無いが、敢えて上げるとすれば六丁峠付近の巻道と車道歩きと思われる。 <区間ごと> 嵯峨嵐山駅→渡月橋：商店街。始発電車到着後はまだ観光客もほとんどいなかった。 渡月橋→竹林の小径：川沿いから亀山公園へ入る。日の出とともに観光客が増えた。竹林の小径自体は東海自然歩道ではなく、出入口だけコースに接していた。 竹林の小径→小倉山：舗装されていないハイキングコース。宝塚市の中山連山の道に近い。 小倉山→落合橋：舗装路。ただし、六丁峠付近の巻道は未舗装で細く、落ち葉で滑りやすい。 落合橋→渡猿橋：清滝川の渓谷沿いを進む。 渡猿橋→高雄：金鈴橋付近に公衆トイレがある。錦雲渓と呼ばれる渓谷を歩く。 高雄→中川：高雄付近は清滝川の渓谷や神護寺など観光地。槙ノ尾からは谷筋の車道歩きとなる。 中川→千束：緩やかなハイキングコースで、大部分は舗装路。上ノ水峠を越えた付近が少しぬかるんでいた。坂尻から先は舗装路。 千束→大岩：舗装路で鷹峯から住宅街に入る。奥へ進んでいくと谷筋の車道歩きになる。 大岩→二ノ瀬：ハイキングコースを進むが、倒木などでやや荒れている。夜泣峠を越えて下ると叡山電車の踏切に至る。 二ノ瀬→鞍馬：谷筋の車道歩き。貴船口の鳥居や鞍馬寺の山門を素通りする。 鞍馬→静原：少しの傾斜のあるハイキングコースを薬王坂まで上る。下っていくと再び舗装となり、静市静原に至る。 静原→草生：里山の風景が広がる平地を行く。途中、未舗装路に逸れて江文峠を越える。江文峠を下って平地に至ると大原に入り、手作りとみられる飛び出し坊や変化形が多く登場する。そのまま進むと寂光院に着く。 草生→大原：寂光院からヘアピンのような形で戻ると大原バス停に着く。三千院も近い。 |
| その他周辺情報 | ・竹林の小径：嵐山・渡月橋に近い。 ・愛宕山：比叡山と並ぶ信仰の山。 ・神護寺：伝源頼朝像などがある。 ・貴船神社：川床が有名。 ・鞍馬寺：幼少期に牛若丸が過ごしたとされる。 ・寂光院：壇ノ浦の戦いの後、建礼門院徳子が入寺した。拝観料600円 ・三千院：庭園の苔が美しい。拝観料700円 ・ラーメン二郎京都店(一乗寺駅)：乳化スープ、麺柔らかめ。小1150円。 |
写真
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それでも急登とは呼ばないんじゃないか。
多くの都道府県に似たような里山の風景がありそう。
小のニンニクアブラにしました。
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
靴
ザック
飲料
予備電池
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
タオル
|
|---|
感想
大阪出張の前乗りで東海自然歩道を歩くことにしました。
前回は箕面から渡月橋までだったので、今回はその続きです。
夜明け前の嵯峨嵐山駅で降り、渡月橋で朝を迎えることにしました。
京都の中でも特に人気の観光地だと思うのですが、この時間は人もほとんどおらず贅沢な気分です。
明るくなるまで待っているととにかく冷えます。
京都の冬は寒いとは聞いていたものの、まさかここまで寒いとは思いもしませんでした。
日が登ると渡月橋の西側は明るく照らされ、とても美しいです。
この時間をしっかり堪能してから歩き始めました。
渡月橋を出発し、竹林の小径まで来ると既に観光客で賑わい始めていました。
ここもそのうち歩いてみたいのですが、今回は横目に通り過ぎるだけです。
未舗装の坂道を上がって行くと、人は一気に減っていきます。
それからは鞍馬や大原に至るまで人はまばらでした。
清滝川沿いは渓谷も美しく、静かに歩くにはぴったりです。
それからは車道歩きと緩やかで短い山道の連続です。
登山としては物足りないですが、大半が舗装路なので足は痛くなります。
神社仏閣としては神護寺に貴船神社、鞍馬寺など気になるところもあるのですが、今回は素通りです。
時間に余裕を持って組み込んだ行程にしても楽しいかもしれません。
清滝川や賀茂川、鞍馬川など、大半が谷筋の道を歩く一方、里山の風景が美しかったのは静原と大原です。
京都の街中とはまったく異なる景色ですが、とても落ち着いた様子です。
寂光院付近に着いた時点で時刻15:00頃です。
これから比叡山に登っても暗くなってしまうので大原バス停で終えることにしました。
そのまま寂光院と三千院を拝観して終わりです。
今回歩いた区間の多くで紅葉の時期は過ぎてしまっていました。
ベストはもう少し早い時期なのだと思いますが、一日通して天気も良かったし、ほとんど暑くなることもなく気持ちよかったです。
道沿いは歴史を感じる社寺と渓谷、里山の風景が印象的でした。
イメージする京都らしくもあり、華やかさから離れた静かで落ち着いた場所でもありました。
次回は比叡山を越えて滋賀県に入ります。
石山から大きく道が分岐していくのでどのように進むか今から悩みます。
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