食べれる国重文古民家・吉田家住宅と周りの里山歩き
埼玉県
yamaonse
体力度について
- GPS
- 04:35
- 距離
- 12.3km
- 登り
- 581m
- 下り
- 586m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 3:22
- 休憩
- 1:14
- 合計
- 4:36
| 天候 | 曇り、のち晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年12月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
落ち葉が深く足元が見えず、滑りやすい場所が多くありました。埼玉県でも寄居では鉢形城周辺、玉淀大橋下の河原、男衾自然公園の北側、東秩父では道の駅の上などで熊の目撃情報あり。金勝山はカエデがきれいな山ですが、紅葉はほぼ終わりです。国重文指定の吉田家住宅では、建物内に囲炉裏があり、蕎麦や団子などが頂けます。（月火が定休日） |
| その他周辺情報 | 吉田家住宅の手前には高評価のお店「そば処勝呂」があり、立ち寄ってみましたが臨時休業でした。帰路で男衾自然公園に立ち寄り、冬桜（男衾桜）を鑑賞しました。同公園の北側には埼玉名物フライや焼きそばを頂ける「自家製麺五郎作」があり、オススメです。（以前は夕方も営業していましたが、今はお昼前後のみの営業のようです） |
写真
その東武竹沢駅前には石仏が一同に介した祠あり、ときがわ町の慈光寺が元々あった場所で3百年以上前の石仏は大事にお祀りされているとの説明板が建っていました
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げんきプラザ本館手前には裏金勝山、今日は歩かなかったけど西金勝山もあるし、ピークというピークに命名したかったのはオリエンテーリングなどする施設側の都合なのかな
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感想
長期休暇も折り返しを過ぎた木曜日、朝のうちは雲が多く趣味の布団干しが出来そうにないので、自分にしては珍しく午前中から山を歩くことにしました。行き先は小川町、国重文指定の古民家、吉田家住宅でお蕎麦を食べ、周囲の里山低山を繫ぎます。
小川げんきプラザに車を止め活動開始、バスで乗り付けた子どもたちに混じり、登山服の大人の姿もちらほら。歓声の響く建物を抜けたら山頂を踏まずにランチタイム、麓の古民家に向けていったん下山します。空模様も段々と青空が広がってきました。
吉田家住宅は江戸中期に建てられた県下最古の建物。バブル期に建て替えようとした際に屋根裏から出てきた祈祷札があるのがわかり、文化庁に問い合わせたら改変少なく保存状態良好な古民家であると認められ、晴れて国重要文化財になったとのこと。
藁葺き屋根の家は、害虫を燻したり乾燥させたりという目的で火を使うのが長持ちの秘訣。文化財指定に当たっては火気厳禁が常識なのだが、カビ臭くて人が使わない家は残す意味がないという当主の強い意向を受けて、例外的に火の使用が認められた。
かって小川町は和紙の取引で栄え、花街もあった。見回る役人たちが馬に乗ったまま屋敷に入れるよう出入りの戸口は高さがある、座敷も馬からそのまま下りられるよう普通よりも高いのだ。2階への階段もいざとなったら引き上げ可能な造りとのこと。
そんな話しをお母さんとしながらまさしく井戸端会議。パチパチと火が上がりグツグツと湯が沸くなかで蕎麦や団子を喰らい、心も満たされる至福のひとときを過ごしたら、ようやくハイキング再開。官ノ倉山から石尊山、金勝山を一気に駆け抜けます。
金勝山は一部低湿地や日当たりの悪い沢あり、杉を植林していない場所が残されています。ちょっと前ならカエデ類の紅葉がきれいな山ですが時すでに遅し。それでも名残りのカエデやクヌギ、コナラ、真っ赤なメタセコイアも楽しむことができました。
登山後は男衾自然公園に立ち寄り、冬桜を鑑賞。夕暮れ間近で一番賑やかに花が付いている場所は日陰だったけど、日当たりのいい場所でかわいらしい花を愛でました。たまの午前からハイクは収穫多し、サンデー毎日な生活は十分楽しいです（＾＾）
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