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ハイキング
奥多摩・高尾
【東京都】手頃な低山歩きの羽村草花丘陵コース（福生駅→大澄山→浅間岳→羽村市郷土博物館→羽村駅）
2025年12月11日(木) [日帰り]
東京都
hoz
- GPS
- 03:27
- 距離
- 6.9km
- 登り
- 217m
- 下り
- 222m
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| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年12月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
・なだらかな道ですが、アップダウンはそこそこあり、落ち葉も積もっているのでスニーカーでは滑る危険があります。 |
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もう大澄山(192m)の山頂に到着。登り始めて数分で到着というお手軽さ。山頂には四阿とベンチがあります。
「おおすみやま」かと思っていましたが「だいちょうざん」と読むそうです。忘れずヤマスタの大澄山にチェックインします。
四阿には、リスのチラシが貼ってありました。外来種のリスが在来種と交雑してしまう恐れがあるそうです。
このまま山の中を突っ切れるのかと思ったら、標識の通りに進むといきなり木の急な階段を下りることになり、
この分岐を、いかにも登山道らしい左側の道を登ってしまいましたが、ここは単なるピークなので鋪装道路をまっすぐ行くのが正解です。
12/11 12:50
この分岐を、いかにも登山道らしい左側の道を登ってしまいましたが、ここは単なるピークなので鋪装道路をまっすぐ行くのが正解です。
交差点を渡って浅間岳の標識がある細い道を登ります。右側の車道は私道です。
左側のゴルフ場のフェンスに圧迫感を感じながらも、アップダウンの道を進みます。
左側の整備されたゴルフ場専用の道路を横目に、歩きにくい登山道を歩かされるのが少し癪にさわります。
浅間岳(235m)の山頂に到着。展望はあまり望めませんが、四阿がありベンチもたくさん設置されていました。
「あさまだけ」ではなく「せんげんだけ」と読みます。標高が低いのに立派な山名です。忘れずヤマスタの浅間岳にチェックインします。
12/11 13:27
「あさまだけ」ではなく「せんげんだけ」と読みます。標高が低いのに立派な山名です。忘れずヤマスタの浅間岳にチェックインします。
四阿には、クマ出没注意のチラシが貼ってありました。このあたりは大丈夫だろうと思っていたのですがQRコードの「TOKYOくまっぷ」を読み込んでみると、通ってきた付近で今年クマが目撃されていたことがわかりびっくり。
12/11 13:34
四阿には、クマ出没注意のチラシが貼ってありました。このあたりは大丈夫だろうと思っていたのですがQRコードの「TOKYOくまっぷ」を読み込んでみると、通ってきた付近で今年クマが目撃されていたことがわかりびっくり。
登山口のすぐ近くに羽村市郷土博物館があったのでちょっと立ち寄りました。今年で開館40周年だそうです。
敷地内に、古ぼけた郵便ポストがありました。施設の方にうかがうと、今は使われていないが記念碑的に置いてあるそうでした。
博物館の屋外にも貴重な展示物があり、時間があったのでこちらにも寄りました。
この旧下田家住宅は江戸時代末期の貴重な茅葺民家で、中も見学できます。茅葺きの屋根は20年に一回ふきかえているそうです。
土間に入ったところ。平屋に見えますが、この土間の上に中二階と屋根裏部屋があり養蚕部屋として使っていたそうです。
広々とした大広間。奥の部屋は往来に面していて、軒先を広く取って品々を販売していたとか。田畑が少ない羽村市では、色々な商売をしないと年貢を納められなったそうです。
12/11 14:19
広々とした大広間。奥の部屋は往来に面していて、軒先を広く取って品々を販売していたとか。田畑が少ない羽村市では、色々な商売をしないと年貢を納められなったそうです。
これは特別に見せてくれた風呂場です。さきほどの釜で沸かしたお湯をたらいに入れて行水のようにして使っていたとか。
囲炉裏にはいまも炭を使っているそうです。自在鉤の使い方も見せてくれました。
この屋根には火事除けのおまじないが二つ込められているそうです。一つは見てすぐわかりましたが、もう一つは意外なものでした。興味がある方は羽村市郷土博物館へ。
12/11 14:32
この屋根には火事除けのおまじないが二つ込められているそうです。一つは見てすぐわかりましたが、もう一つは意外なものでした。興味がある方は羽村市郷土博物館へ。
羽村市郷土博物館のすぐ横の土手に上がり、歩行者用の羽村堰下橋を渡ります。蛇行している多摩川の奥の方に羽村堰が見えます。
羽村取水堰では、工事用の車両が仮設の通路を渡って、右岸の護岸工事らしき場所へ向かっていました。
玉川上水の第一水門。ここでいったん玉川から水が取り入れられます。
玉川上水の第二水門。ここから四谷まで玉川上水が通され、江戸の街を潤したとのことです。
玉川上水は役目を終えましたが、今も江戸時代とほぼ変わらぬ場所で遺構が残っていることが不思議です。
感想
ヤマスタの羽村草花丘陵コースを歩いてきました。
駅から歩けて、多摩川沿いの200m級の低山二つをつなぐだけのコースですが、ほどほどにアップダウンもあって、なまった体にはちょうどいい運動として楽しめました。
山だけでなく、帰りにちょっと立ち寄った「羽村市郷土博物館」が意外と面白く、長時間滞在してしまいました。館内展示だけでなく、屋外展示の旧下田家住宅は江戸時代の農家そのもので、中も月見学できるので是非立ち寄ることをお奨めします。
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