記録ID: 9056045
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無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳
悠久の台地「甲斐の中山」
2025年12月13日(土) [日帰り]

体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 04:20
- 距離
- 10.9km
- 登り
- 393m
- 下り
- 395m
コースタイム
| 天候 | 晴れ後曇り 下山後に雲が増えた 北西の風 3〜1m 朝吹いて徐々に弱くなった 見晴らしは良かった 北アルプスや奥秩父甲武信ヶ岳など視認した |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年12月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
掃除の行き届いたトイレ有り 国道20号が近く コンビニは点在する |
| コース状況/ 危険箇所等 |
中山を時計回りに歩いた 道標完備で新旧のマークが補完している 歩いた内 2/3は車道 その半分は舗装路 緩やかな山容で岩場などは無い 広葉樹林主体でアカマツや桧などが混ざる 林床は常緑の灌木がまばらに生え 下藪は無い 落ち葉が積もって解放的 序盤は曲足林道で途中に曲足登山口が有る 途中の三叉路から中山林道を歩き終点近くの中山登山口まで車道歩き 三叉路近くに広大な土漠が有って展望が良かった 土漠は大型ショッピングモールがスッポリ入る10ha近くの広さ 縦横に雨裂が深く入って降雨のたびに富士川が泥河になる? ソーラー用地なのか? 中山登山口から山頂までマークの豊富な登山道歩き 山頂一帯は戦国時代の中山砦跡で 切堀・曲輪・虎口・主郭・主郭を囲む土塁などが残り 砦としては規模が大きい 山頂に三叉路が有り 一方は足曲登山口につながる 先に進めばすぐに展望台に着く 鉄骨の展望台に登ると360°の展望 山頂から先に進んで 中山峠までよく歩かれた道を下る 急なところは丸太の階段と補助ロープ有り 中山峠から先はアスファルト舗装の一般道 南アルプスユネスコエコパーク主催の中山トレッキングの当日で 一行20人ほどと 展望台で行きあった |
| その他周辺情報 | 武田の郷 白山温泉を利用した かすかに硫黄の香るお湯はわずかなトロミが有る 以前は泡付きがあったが今は無いようだ 薄い緑に見えるのはタイルの色らしい 少しづつ溢れているのはかけ流しなのか?あるいは循環を併用しているのか? 地元600円 外来700円 |
写真
撮影機器:
感想
山梨で思うことが有る、富士山と八ヶ岳の背比べの物語だ。
富士と八ヶ岳の山頂に樋を渡し、水を注いだら 八ヶ岳から富士に向けて流れ、怒った富士が八ヶ岳を蹴飛ばしたら 今の八つのピークにバラけた・・・と言う話。
周辺にあまた有る山の中で、なぜ八ヶ岳なのだろう?南アルプスなどは圧倒的に高くそびているではないか?
地質学者によると、八ヶ岳は その昔、富士山と同じ成層火山で、その規模は残された山裾 つまり編笠山や美しの森の曲線を中央に向けて絞り上げれば、富士に劣らぬ規模となる。
同じ姿の成層火山なら 比較対象だ。
八ヶ岳が大崩壊を起こしたのは、10万年前のこと、縄文時代でさえ1万年ほど前だ。
文字も無い旧石器時代の出来事が語り継がれ、かすかな記憶に残っているとは!悠久の台地の物語だ。
次に富士山が大噴火を起こして バラバラになる時、人間は生きているだろうか?
馬鹿を考えながら歩いた中山は、なによりの展望と好天に恵まれ、展望台から八ヶ岳の幻のピークを中天に思い浮かべた。
富士山は雲に隠れていたのか?逆光でもあり よく見えなかった。
賑やかな山中では 3人と7人と20人のパーティとすれ違ったが、冬低山のシーズン到来を思い知った。
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