七国山


- GPS
- 02:00
- 距離
- 6.3km
- 登り
- 193m
- 下り
- 151m
コースタイム
野津田神社 14:20
民権の森 14:25
七国山ファーマーズセンター 14:35
薬師堂 14:40-14:45
薬師池公園 14:50-15:00
七国山(三角点) 15:30-15:35
七国山ファーマーズセンター 15:40
鎌倉古道北入口 15:50
七国山付近 16:00
山崎団地バス停 16:15
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
町田駅 13:50-(神奈中バス)-14:10 薬師ヶ丘バス停 (帰り) 山崎団地バス停 16:45-(神奈中バス)-16:59 古淵駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
平日に休暇を取っていたこの日は午後から時間が空いたので、ご近所の七国山を歩いてきました。山といっても標高はわずか128m、とても山登りとは呼べません。 周辺の標高も100m近い地点が多くて高低差もほとんどなく、ハイキングという言葉すらも違和感があって、もうほとんどウォーキングの世界。 参考にしたのも、もちろん登山用のガイドブックなどではなく、「フットパス」という里山歩きのジャンルのガイドブックでした。 なお七国山の三角点は林の中にあって、近くの道路からはすぐの所なのに、林の中に踏み跡のようなものは見られませんでした。 単にこんな三角点を見に来る人が稀なだけかもしれませんし、特に立入を禁止している様子もありませんでしたが、なんとなく私有地っぽい雰囲気ではありました。 もしかするとその林の中に足を踏み入れるのは、あまり歓迎されていないことなのかもしれなかったです。 |
写真
感想
実はこの七国山、自宅から自転車での行動圏内にあるので、交通機関を一切使わなくても行かれるのです。でもこの日は相模大野駅にちょっと用事があったため、そのひと駅お隣の町田駅からバスに乗って向かうことにしました。
薬師ヶ丘バス停で降りて、5分も歩くと野津田神社に着きます。住宅地に接している神社ですが、社殿の脇から、森の中へと続く小径が始まっていました。
あまり大きな森ではありませんが、中央部はちょっとした丘になっていて、山道の趣もある中を歩いて行きます。一番高いあたりを少し過ぎたあたりに、「民権の森」の解説版と、その民権運動の中心人物のお墓がありました。
一旦舗装道路に出て、七国山ファーマーズセンターを過ぎた所からは、細い道を辿って薬師堂に出ます。天平年間に行基が開基したとされている由緒ある薬師堂ですが、御堂は明治時代に再建されたものだそうです。
薬師堂のすぐ下が薬師池公園。平日の、もう夕方も近付こうかという時間ですが、それでも池の周囲では歩いている人を多く見かけました。
標高100mの池では、まだ秋が少しだけ残っていて、南岸の木々には紅葉が僅かに見られました。また池畔にはやくし茶屋があって、おだんごなどが食べられます。
薬師池から七国山への道はちょっと難解でした。何も道標のない地点で小径に入ったり、林の中の分岐点では細い道のほうに進むのが正解だったりします。
途中で少し迷いながらも七国山の間近まで来て、鎌倉古道に入ると、すぐに鎌倉井戸の前に着きました。現在は埋まっているものの、地中には鎌倉時代の井戸が原型のまま保存されているとのことです。
七国山の三角点は、鎌倉井戸の向かい側、つまり道路右手のこんもりとした林の中です。
しかし、意外にもその少し高くなっている林に取り付く道筋がどこにも付いていません。
不明瞭なのは取り付きだけかと思って適当に登ってみましたが、林の中に入っても、あるだろうと思っていた踏み跡も全く見られませんでした。
それでも狭い林なので、適当にウロウロしているうちに三角点を発見できました。
一応ここを「山頂」と呼んでも間違いではないはずですが、登頂、という感覚はもちろん微塵もなく、あるのは単に到達したという気分だけです。
かつては相模・甲斐・伊豆・駿河・信濃・上野・下野の七つの国が見渡せたのが名前の由来らしいこの場所も、現在は疎林の中にあって、見晴らしはほとんどありませんでした。
七国山の先では、ぐるっと北側を回って鎌倉古道を歩いたりした後、再び七国山近くまで戻ってから、山崎団地のバス停を目指しました。
山崎団地からならば、最寄駅である古淵駅へのバスを始発から捕まえられるためですが、町田駅へ戻るのならば、今井谷戸バス停か野津田車庫バス停に出るのが一般的だと思います。
詳細な記録のページ
http://cellist.my.coocan.jp/yama/mt2010_10_12/mt2010_10_12.html#20101215
写真主体のブログ版
http://cellist.blog.ss-blog.jp/2010-12-15
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
やはり、古井戸の反対側に林の中でしたか・・・
妙にお散歩する人が多くて、ちょっと突入するのをためらってしまいました。
はい、確かに入るのが少々後ろめたい感じのする林でありました。
私も人通りが途絶える瞬間を狙ってコソコソと侵入したので、ちょっと挙動不審っぽかったかもしれません。
ところでご近所さんのようですね。新人ですが、これからもよろしくお願いします。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する