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ルートID: r1172 初級 日帰り 金剛山・岩湧山 2019年10月

岩湧山(滝畑ルート)
いわわきさん

濃い緑山行に最も適した時期 薄い緑山行に適した時期
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10月
11月
12月
山頂に広がる広大な萱場。
ススキの穂が揺れる10〜11月にかけ、岩湧山は秋から冬にかけての登山適期を迎えます。また、低山とは思えない山頂からの展望は一級品!
登山道はよく整備されており、初心者から家族連れまで楽しめるルートとなっています。
※2019年10月01日更新
ルート長10.7km
登り標高差615m
下り標高差673m
行程概要: 滝畑登山口(280m) → 千石谷林道岩湧山登山口(341m) → カキザコ(460m) → 扇山・夕月橋分岐(749m) → 横谷・ネバシ谷方面分岐 → 岩湧山山頂広場(897m) → 岩湧山(897.2m) → 岩湧山山頂トイレ(850m) → 岩湧山東峰(870m) → いわわきの道下り口 → 五ツ辻(754m) → 錦命水 → 岩湧山三合目(650m) → 越ヶ滝分岐(370m) → 紀見峠駅(223m)

【金剛・葛城東部】岩湧山(滝畑ルート)の詳細解説

\ おすすめポイント /
  • 山頂からの大展望
  • 山頂付近の萱場と黄金色に染まるススキの穂
  • 初心者でも楽しめるルート
モデルプラン
1日目
歩行時間:5時間
滝畑バス停〜登山口〜扇山分岐〜岩湧山〜五ツ辻〜三合目〜越ヶ滝〜紀見峠駅
登山計画書作成 《ヤマレコらくルート》
http://yamare.co/Wgst6y
山と高原地図 《ヤマプラ》
http://yamare.co/u5W7zL
コース概要 滝畑バス停近くの登山口より歩き始める。
わずかに急登すれば千石谷林道を横切り、扇山への分岐へと向かう。
よく整備された植林地内を緩やかに登るとやがて石段の道となり、小さな尾根を乗越せば稜線上の扇山分岐に到着する。
ここからは緩やかな尾根道を進むとやがて視界が開け、ススキが一面に広がる萱場を登れば岩湧山の山頂に到着する。
山頂で素晴らしい展望を楽しんだら、紀見峠駅に向けて歩き始めよう。
山頂からわずかに下るとトイレが建つ鞍部に降り立ち、そこから細かなアップダウンを繰り返し進むと五ッ辻を通過する。さらに足を伸ばせば銀明水から南葛城山との分岐を経て、岩湧山三合目にたどり着く。
この分岐を右に折れ、急な下りを終えると越ヶ谷で林道に降り立つ。
あとは舗装された車道をのんびりと歩けば30分ほどで紀見峠駅に到着する。
計画書提出先 大阪府警察本部または河内長野警察署地域課
※現地登山ポストは確認できず。
宿泊 なし。
交通 南海鉄道高野線河内長野駅より日野・滝畑コミュニティバス(滝畑ダム行き:540円)にて滝畑ダムバス停へ。
https://www.city.kawachinagano.lg.jp/soshiki/20/4182.html
駐車場 登山口周辺に有料駐車場(1,000円)あるがピストンの山行はもったいないので公共交通機関を利用したほうがよい。
アドバイス 道はよく整備されており問題になる箇所はない。
木段が多いのでつまづいて転倒などしないよう注意したい。
サブコース 逆コースでも時間的な大差はない。
夕刻のススキ原を楽しむのであれば岩湧の森へ下山するルートもある。
エスケープルート 特になし。
入浴 《風の湯》
紀見峠駅周辺に日帰り入浴施設はない。河内長野市内には「風の湯」があるが駅から2kmほど離れている。
http://tsurukame-oe.xsrv.jp/kazenoyu-kawachinagano/
おすすめ周辺情報 《三佳屋》
和創作料理の店だが一押しはカレー料理。カレーうどんやカレーパンはどれも美味しい人気店だ。
https://miyoshiya.osaka/
《大門お好み焼道場》
メニューが豊富でリーズナブルなお好み焼きが楽しめる。ボリューム満点で食べ応えがあり登山後の空腹時におすすめだ。
https://goo.gl/maps/KQJZDSeNdbLaVmL6A
《百年邑》
汐ノ宮駅に程近い古民家レストラン。鮮度の高い熊本産馬肉料理を楽しむことができる。
http://hyakunenmura.com/
《ケイズキッチン》
落ち着ける雰囲気のレストラン。日替わりのランチメニューは種類が豊富。カフェだけの利用も可能だ。
https://twitter.com/kz__kitchen
《カフェ モカ》
住宅街の中にある小さなカフェ。落ち着いた雰囲気の中で珈琲やスイーツを楽しむことができる。
http://mocha.main.jp/
1
河内長野駅からコミュニティバスに乗り滝畑ダムのバス停を目指す。
この時期は混雑することが多くバスが増発される場合もある。ただし確実ではないので早めに駅へ到着したい。
2
滝畑ダムバス停からわずかに進むと登山口への入口となる。
有料駐車場正面の道を登っていく。
3
登山口入口から急登を終えると千石谷林道を横切る。
ここが岩湧山登山口となる。
4
しばらくは斜面をトラバース気味に登るが崩落個所があるので足元には注意したい。
5
尾根を回り込むように進むと稜線から派生する小尾根を乗越す。
6
小尾根を越えて緩やかな斜面を進む。
岩湧山までの登山道はよく整備されており道標やベンチも各所に設置されている。
7
綺麗に枝打ちされた植林地を緩やかに登っていく。
光の入り具合が美しいところだ。
8
稜線直下は木段のやや急な登りが続く。
9
登山口から1時間半強で扇山との分岐となる稜線へと登り詰める。
10
扇山分岐より植林地の尾根道を緩やかに登り岩湧山へ向かって進む。
11
やがて樹林越しに山頂部の萱場が近づいてくる。
12
植林地を抜け岩湧山の山頂へと続く萱場を登っていく。
ススキの穂が垂れるシーズンは多くの人で賑わい混雑するところだ。
13
岩湧山には様々な登山レベルの人が登りに訪れる。
歩き慣れていない人もいるので焦らず慌てず余裕を持って進みたい。
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わずかに登ると傾斜が緩まりススキが一面に広がる気持ちの良い萱場を歩いていく。
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左前方にケーブルが見えてくる。
これは萱の搬出に使われた梅ノ木永久索道の遺構だ。
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まもなくほぼ平坦な道を進むようになると岩湧山の山頂は近い。
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滝畑ダムの登山口入口から2時間強で岩湧山の山頂部に到着する。
この西峰は広場になっており休日などは多くの人で賑わうところだ。
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北には金剛山地の二上山・葛城山・金剛山を順に望む。
晴天時には京都の愛宕山まで遠望できる。
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山頂広場から望む大阪平野・神戸市街地・六甲山地。
海に浮かぶポートアイランドやマリンパークも目視できるだろう。
20
西には関西国際空港と淡路島を望む。
手前に見えるのは滝畑ダムの対岸にそびえる槇尾山だ。
21
西峰からわずかに進むと三角点が設置されている東峰に到着する。
ここが岩湧山の最高点だ。
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山頂から紀見峠駅に向けて萱場を木段で下っていく。
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樹林帯に入るとすぐにトイレが建つ鞍部へと降り立つ。
24
鞍部から平坦な道を進むと五ッ辻を通過する。
文字通り五つの道が交わる所だ。
25
五ッ辻から阿弥陀山の北面をトラバースしながら進むと南葛城山との分岐へとたどり着く。
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分岐からは緩やかなアップダウンを交えながら根古峰を目指す。
27
銀明水の水場を通過すると間もなく根古峰を通過する。
三等三角点「加賀田」のピークは通過せず南側の斜面を進む。
28
根古峰から尾根道を下ると岩湧山三合目に到着する。
ここは紀見峠方面との分岐になっているので右手の紀見峠駅方面に進む。
29
岩湧山三合目からはこのルート中で最も急な下りとなる。
上部は木段と転石が点在する道が続く。
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やがて大きく掘れた荒れた道となる。
ザレている箇所もあるので足元に注意したい所だ。
31
道幅が広がりややガレ混じりの道になると間もなく林道と合流する。
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簡易舗装された林道との合流点が越ヶ滝だ。
ここには滝見小屋が建っている。
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樹木がうっそうとした根古川沿いの林道を紀見峠駅へと下っていく。
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紀見トンネル上を過ぎて線路沿いに歩くと間もなく紀見峠駅に到着する。
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越ヶ滝から30分ほど下ると南海電鉄高野線の紀見峠駅に到着だ。
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岩湧山の夕焼けはススキの穂が黄金色に輝き美しい。
この時間の登山を楽しむのであれば岩湧寺からのルートをたどれば短時間で山頂に立つことができる。
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岩湧山は大阪平野や神戸市街地の夜景も美しい。
夜間登山を推奨するものではないが機会があれば眺めに行くのもいいだろう。
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【入浴】
紀見峠駅周辺に日帰り入浴施設はない。
河内長野市内には「風の湯」があるが駅から2kmほど離れている。
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【おすすめ周辺情報】
「三佳屋」は和創作料理の店だが一押しはカレー料理。
カレーうどんやカレーパンはどれも美味しい人気店だ。
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【おすすめ周辺情報】
「大門お好み焼道場」はメニューが豊富でリーズナブルなお好み焼きが楽しめる。
ボリューム満点で食べ応えがあり登山後の空腹時におすすめだ。
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【おすすめ周辺情報】
「百年邑」は汐ノ宮駅に程近い古民家レストラン。
鮮度の高い熊本産馬肉料理を楽しむことができる。
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【おすすめ周辺情報】
「ケイズキッチン」は落ち着ける雰囲気のレストラン。
日替わりのランチメニューは種類が豊富。カフェだけの利用も可能だ。
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【おすすめ周辺情報】
「カフェ モカ」は住宅街の中にある小さなカフェ。
落ち着いた雰囲気の中で珈琲やスイーツを楽しむことができる。
※上記の情報は記事更新日(2019年10月01日)時点の情報です。最新の情報については、出発前に現地の各関係機関にお問い合わせいただく事をおすすめします。

※本記事内にて各山域に生息する動植物の紹介を行う場合がありますが、自然保護区域への立ち入りや希少生物の採取・捕獲・譲渡・販売等は、法令により禁じられています。多くの方が自然を楽しみながら登山ができるよう、動植物の保護にもご協力ください。
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