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ルートID: r460 中級 日帰り 中央アルプス 日本三百名山

南木曽岳 【日本三百名山 No.253】
なぎそだけ

濃い緑山行に最も適した時期 薄い緑山行に適した時期
1月
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11月
12月
御嶽山・木曽駒ヶ岳とともに木曽三岳のひとつに数えられる南木曽岳。
登りは急できつい部分もありますが、山頂付近は別世界の様な自然庭園。巨岩と巨木の静かな山歩きを楽しみます。
※2020年10月20日更新
ルート長5.8km
登り標高差716m
下り標高差716m
行程概要: 南木曽岳登山道入口 → 下山道分岐(1160m) → 金時ノ洞窟 → 金明水 → かぶと岩 → 見晴台 → 南木曽岳避難小屋(1620m) → 下山道分岐(1160m) → 南木曽岳登山道入口 → 南木曽岳山麓避難小屋(960m)

【中央アルプス南部】南木曽岳の詳細解説

\ おすすめポイント /
  • 中央アルプスなどの展望
  • 四季を通じて楽しめる
  • 名古屋方面からのアクセスに優れる
  • 日本三百名山
モデルプラン
1日目
歩行時間:5時間30
南木曽登山口〜金時岩〜南木曽岳〜南木曽岳避難小屋〜摩利支天〜金時岩〜南木曽登山口
登山計画書作成 《ヤマレコらくルート》
http://yamare.co/Akx28E
山と高原地図 《ヤマプラ》
http://yamare.co/wozByp
コース概要 避難小屋が建つ蘭登山口から歩き始める。
しばらくは林道歩きとなるが、まもなく正面に大きな看板と共に南木曽岳方面への道標が現れるので、これに従って荒れた沢身を歩いていく。
橋を渡り沢沿いに進めば下山路との分岐点となる。
ここを過ぎてわずかに進むと金時の洞窟だ。
この周辺から南木曽岳の山頂までは急登の連続となる。胸を突くような尾根の登りは階段混じりで、滑りやすい箇所もあるので転倒などには十分に注意したい。
かぶと岩の看板を越えてひと登りすれば傾斜が緩み、頂上台地の一角に飛び出す。
ここから三角点が設置された山頂まではわずかな距離だ。
山頂は樹木が茂り展望がないので、展望台から北峰方面への道を進む。
笹原に出ると正面に避難小屋が見える。
ここが北峰の展望台だ。
展望もよく、解放感満点の場所なので昼食はここでとるといいだろう。
山頂を後にすると下山となるが、梯子が連続する非常に急な下りが延々と続く。
転倒や足の疲れなどに注意しながらゆっくり下ろう。
上りの道と合流すれば急な下りは終わり、まもなく林道に出れば登山口に到着する。
計画書提出先 長野県警察本部もしくは木曽警察署地域課
※長野県警のホームページより電子申請可
※南木曽登山口に登山計画書提出ポストあり
宿泊 なし。
※ただし交通の便が悪いので前泊すると便利。
※登山口にある避難小屋が使用可能。
交通 JR中央線南木曽駅よりおんたけ交通バス(保神行き:300円)にて尾越バス停へ。
駐車場 登山口に無料駐車場がある。
アドバイス 風化した花崗岩で構成される山なので大雨の後などは登山道が流され状況が大きく変わる場合がある。
登山道は明瞭だが、天候が変わり易い地域なのでガスに巻かれたりしないよう注意したい。
登りは急で鎖場もあるので転倒などには要注意のこと。
サブコース 南木曽駅より北尾根にルートがあるが、登りも下りも苦労を伴う。
エスケープルート 万一の場合には山頂の避難小屋が使用可能だ。
入浴 《ホテル木曽路》
登山口からほど近い所にある宿泊施設。日帰りの入浴も可能だ。
https://kisoji.ooedoonsen.jp/
おすすめ周辺情報 《桃介亭》
南木曽駅近くにある日本蕎麦の店。清潔感のある店内は落ち着いた雰囲気。香り高く強い腰の蕎麦を楽しめる。
https://japanese-restaurant-2200.business.site/
《藤乙》
木曽路の名物として知られる馬刺しが味わえる。新鮮なものは独特な臭みもなく美味しく頂ける。
http://www.tsumago-fujioto.jp/
《cafe yew》
登山口近くのカフェで手軽にランチを楽しめる。家庭的な雰囲気で気楽にのんびり食事ができる。
https://www.facebook.com/cafeyew/
《俵屋》
日本そばの店だが五平餅も絶品。ここの五平餅は珍しい団子型だ。
https://www.kisoji-tawaraya.com/
《茶房ゑびや》
一息付くには最適な茶房だ。甘味処なので抹茶と栗菓子のセットなどもおすすめ。
http://www.tumago.jp/eat/ebiya.html
1
南木曽岳の蘭登山口から歩き始める。
林道の状況によってはここまで車で入ることができる。
2
駐車場脇には避難小屋が建っている。
アクセスに難があるところなので小屋を利用して前泊すると行程に余裕ができる。
3
登山口からしばらくは林道を緩やかに登っていく。
4
林道をしばらく歩けば大きな案内板が建っている。
ここから道標に従って南木曽岳方面に向かう。
5
まもなく荒れた沢を対岸へと渡る。
大雨の直後などは増水して渡れないこともあるが無理はしないこと。
6
沢沿いは荒れているが傾斜は緩く登りやすい道が続く。
7
下山路との分岐に到着する。
南木曽岳は時計回りで周回することを想定してルートが作られている。
8
分岐からわずかな距離で金時の洞窟に到着だ。
数年前の台風により荒れて立入が禁止されている。
9
金時の洞窟を過ぎると南木曽岳の山頂までは急登の連続となる。
丸太で作られた階段が多いが滑るので注意したい。
10
下草に笹が混じるようになれば高野槇林だ。
胸を突くような急登が続く。
11
階段混じりの道はぐんぐんと標高を上げていく。
12
左手の大岩を巻くように桟道が設置されている。
岩場は鎖を頼りに登ることも可能だが桟道を通過したほうが安全だ。
13
年によって異なるが4月下旬になるとアカヤシオが咲き始める。
14
かぶと岩に到着。
分かり難いが中央奥にあるのがかぶと岩だ。
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かぶと岩の看板を過ぎれば山頂まで最後の急登となる。
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やがて緩傾斜帯に出る。
ここは頂上台地の一角になる。
17
ほぼ平坦な道をたどれば南木曽岳の山頂に到着する。
ここは樹木に遮られて展望はほとんどない。
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山頂を後にして展望台方面へと進む。
19
途中からは木曽御嶽山や恵那山を一望できる。
20
さらに進めば山頂避難小屋が建つ北峰に到着する。
笹が茂り気持ちの良いところだ。
21
こちらは三角点がある本峰より広々としており展望もよい。
22
山頂から望む中央アルプス。
木曽駒ヶ岳から越百山まで一望だ。
23
山頂避難小屋からわずかに足を伸ばせば第二展望台だ。
ここからは恵那山が雄大に見える。
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北峰から東峰へ向かう。
ここにはわずかだが登り返しがある。
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頂上台地から下山を開始するが梯子が連続する急な下りとなる。
足を踏み外しての転倒や転落には要注意だ。
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急な下りを終えると上り道との分岐点に到着する。
ここまでくれば後は往路を戻るだけだ。
27
林道を下ればまもなく登山口だ。
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【入浴】
「ホテル木曽路」は登山口からほど近い所にある宿泊施設。
日帰りの入浴も可能だ。
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【おすすめ周辺情報】
「桃介亭」は南木曽駅近くにある日本蕎麦の店。
清潔感のある店内は落ち着いた雰囲気。香り高く強い腰の蕎麦を楽しめる。
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【おすすめ周辺情報】
「藤乙」では木曽路の名物として知られる馬刺しが味わえる。
新鮮なものは独特な臭みもなく美味しく頂ける。
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【おすすめ周辺情報】
登山口近くの「cafe yew」では手軽にランチを楽しめる。
家庭的な雰囲気で気楽にのんびり食事ができる。
32
【おすすめ周辺情報】
「俵屋」の五平餅は珍しい団子型だ。
一般的に妻籠宿は草鞋型のものが多い。
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【おすすめ周辺情報】
「茶房ゑびや」は一息付くには最適な茶房だ。
甘味処なので抹茶と栗菓子のセットなどもおすすめだ。
※上記の情報は記事更新日(2020年10月20日)時点の情報です。最新の情報については、出発前に現地の各関係機関にお問い合わせいただく事をおすすめします。

※本記事内にて各山域に生息する動植物の紹介を行う場合がありますが、自然保護区域への立ち入りや希少生物の採取・捕獲・譲渡・販売等は、法令により禁じられています。多くの方が自然を楽しみながら登山ができるよう、動植物の保護にもご協力ください。
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