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ルートID: r849 入門 日帰り 六甲・摩耶・有馬 2016年12月

旧福知山廃線跡ハイキングコース
きゅうふくちやませんはいせんあと

濃い緑山行に最も適した時期 薄い緑山行に適した時期
1月
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9月
10月
11月
12月
1986年に廃止となった旧福知山線の廃線跡を歩くハイキングコース。
以前は整備されながらも立ち入り禁止状態でしたが、宝塚市とJR西日本によって正式に歩行が可能となりました。
※2016年12月01日更新
ルート長6.9km
登り標高差115m
下り標高差58m
行程概要: 武庫川渓谷生瀬側入口 → 武庫川渓谷生瀬側入口 → 新4号トンネル → 4号トンネル → 5号トンネル → 武庫川第2橋梁 → 6号トンネル → 桜の園入口(福知山線廃線分岐) → 7号トンネル → 8号トンネル → 武庫川渓谷武田尾側入口 → 武田尾駅

【六甲山地北部】旧福知山線廃線跡ハイキングコースの詳細解説

\ おすすめポイント /
  • 武庫川の渓谷美
  • 鉄道遺構の数々
  • 手頃な歩行時間
モデルプラン
1日目
歩行時間:2時間10
生瀬駅〜北山第1トンネル〜武庫川第2橋梁〜長尾山第2トンネル〜武田尾駅
コース概要 生瀬駅または西宮名塩駅から歩き出す。
国道を進み案内板にしたがって進めば、川に向かって緩やかに下り線路跡へと導かれる。武田尾まではしっかりと管理されたハイキングコースとなっており特に危険な箇所は存在しないが、途中の橋梁やトンネルなどは指定された箇所以外は歩かないようにすること。
コースの特性上、事故や問題が続くと閉鎖されてしまう可能性もある。
路線跡を終えると舗装路に出て、あとは道なりにあるけば武田尾駅が見えてくる。
計画書提出先 兵庫県警察本部または宝塚警察署地域課
※現地登山ポストは確認できず
宿泊 なし
交通 JR福知山線生瀬駅より。
駐車場 周辺に駐車場はない。
アドバイス コースはよく整備されている。
北山第2トンネルの通過にはヘッドランプ(懐中電灯)が必要だ。
橋梁などは指定された場所を歩くこと。
サブコース 武庫川第2橋梁より大峰山へ登るルートも一般的だ。
エスケープルート 特になし。
入浴 《武田尾温泉元湯旅館》
宿泊・日帰り入浴ともに可能な昔ながらの宿。
http://www.motoyu.com/
おすすめ周辺情報 《コープミニ生瀬駅前店》
買い物があればここで済ますことができる。
https://goo.gl/maps/JHZC9b17WJ32
1
JR福知山線の生瀬駅。
ここからスタート。
2
【おすすめ周辺情報】
コープミニ生瀬。
駅前にコンビニあり。
3
国道176号線を西に進み中国自動車道をくぐると廃線跡への分岐がある。
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廃線跡の起点。
立ち入りを禁じる看板だったが開放後は注意を促す文面に変わった。
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起点からすぐの橋梁を渡れば廃線跡の雰囲気になる。
6
武庫川は水質こそ今一つだが景観はなかなかのもの。
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北山第1トンネル。
長さは318m。
ここから長短さまざまなトンネルが続く。
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中は暗い。
各トンネルの通過にはヘッドランプか懐中電灯が必要だ。
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枕木が残る線路跡を進む。
列車が通っていたところなので平坦な道が続く。
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続く北山第2トンネルは最長の418mとなる。
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暗く湿度が高いトンネル内はコウモリにとっては最高の棲み処。
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続く横溝尾トンネルは138mと短い。
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トンネルを抜けると武庫川第2橋梁だ。
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武庫川第2橋梁を渡る。
整備されて真ん中を歩けるようになった。
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橋を渡りきるとすぐに長尾山第1トンネル。
長さは307mだ。
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このトンネル内は水害の影響で歩きにくい。
大きな岩が露出しているので転倒に注意のこと。
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しばらく歩けば大峰山との分岐となる桜の園広場に到着だ。
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トンネルを抜けると渓相は穏やかになり開けた道が続く。
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橋を渡ればすぐに長尾第2トンネル。
長さは147mだ。
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すぐに長尾第3トンネル。
59mと行程中では最短となる。
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正面に集落は見えてくればまもなく武田尾。
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舗装路に出て道なりに進めば武田尾駅が見えてくる。
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武田尾駅に到着。
半トンネルタイプの珍しい無人駅だ。
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【入浴】
武田尾温泉元湯旅館。
武田尾駅から約1kmの距離。
※上記の情報は記事更新日(2016年12月01日)時点の情報です。最新の情報については、出発前に現地の各関係機関にお問い合わせいただく事をおすすめします。

※本記事内にて各山域に生息する動植物の紹介を行う場合がありますが、自然保護区域への立ち入りや希少生物の採取・捕獲・譲渡・販売等は、法令により禁じられています。多くの方が自然を楽しみながら登山ができるよう、動植物の保護にもご協力ください。
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