天狗岳、唐沢鉱泉から周回(ニーモ・クナイ2P使用レポート)

Nordwand_hans
その他1人 - GPS
- 24:49
- 距離
- 8.5km
- 登り
- 886m
- 下り
- 879m
コースタイム
- 山行
- 2:21
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 2:21
| 天候 | 好天 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2016年12月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| 予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
感想
あまりに穏やかな天候で、新調したニーモ・クナイ2Pの冬季テストには全く不向きであったが、天気も良く、初冬の雪山歩きを楽しめた。
さて、4シーズンテントの購入に関して。最近は軽量化のため、夏はローカスギアのハピCTF3(325g)やFトラックのツェルト2ロング(340g)を持ち出すものの、多いのは何だかんだとニーモ・タニLS2P。初代アンディ2Pを使っていた頃はキワモノだったニーモも今や国産に負けなくらいにテント場で見かけるようになったなあ、ということはどうでもいいが、問題はさすがにタニでは雪山に行くには勇気がいるので、冬場は最近でもICI旧GライトX。ゴアライトはウィンターフライを使用しないのであれば、シングルウォールで設営も簡単で便利、でも、狭い空間で結露と闘いながら過ごすのは決して楽しいものではない。また、ウィンターフライを被せると重量級になってしまい、体力低下に悩む今日この頃では現実的ではなくなってきた。そこで冬に使えるできるだけ軽量なテントを探そうと、いろいろ調べ研究してきた。
ニーモ・タニLS2P:1230g、インナー20D、フライ20D、広さ感〇
ニーモ・クナイ2P:1780g、インナー20D、フライ20D、、広さ感◎
Fトラック・カミナドーム2P:1280g、インナー7D、フライ15D、広さ感〇?
モンベル・ステラリッジ2P:1390g、インナー30D、フライ30D、広さ感△
アライ・エアライズ2P:1550g、インナー28D、フライ30D、広さ感△
ICI・G-Light X:1330g、本体30D、広さ感△(旧ゴアテックス仕様を所有)
ウィンターフライ2P
タニLS2P:設定なし
クナイ:590g(15D/50D)
カミナドーム:850g
ステラリッジ:910g
エアライズ:610g(30D)
G-Light X:900g(70D)
最終的にクナイを購入したのだが、ファイントラックのカミナドームとの比較では散々迷った。カミナドームはそのスペックがニーモ・タニLS2Pに非常に近く、ウィンターフライの設定があるという理由だけでは新鮮味に欠けてあえて買う気にならなかったのが大きな理由だが、同時にウィンターフライを使用したときのクナイとの重量差がかなり小さくなることももう一つの理由。さらにカミナドームのインナー7Dの薄さを補完するのに、保温用ウィンターライナーの設定があるが、軽いほうで200g、EXPだと550g。これを使うとなるとなると、重量差はほぼなくなりクナイのリッジフレームによる室内空間の広さの優位性が際立つこととなる。テーパー形状のため設営場所によっては狭い方を頭に寝る可能性があることはマイナスだが、頭上面に非常に余裕があり、サイドが立っているのでテント内に座っていて楽。前室の広さも含めこれは単純なXフレームテントの比ではない。また、ニーモの設営性を含めたシステムとしての完成度はやはり素晴らしい。結露防止に重要な通気性も良く考慮されており、実用性が高い。
懸念点としてはクナイのウィンターフライの15Dという薄さ。中が透けて見えるほど。スノーフラップやドアは70Dで、他にも強度を保つ必要のある部分には50Dを使ったりしているようなのでまあ大丈夫なのでしょうが、見た目はやや頼りない。ベストセラーのエアライズ・ウィンターフライも610gと軽量仕様、それでも根強い支持を得ているようなので、クナイのもOKのはず。ただリッジフレームによりできるフライ上部の窪みに雪が積もるようなので、降雪時には注意する必要がある。
このところ、クナイはセール品扱いもしくは欠品だったりと、もしかすると(高い確率で)廃番になるのでは。積雪期専用というつもりで、フットプリントは買わなかったが、思いのほか使い勝手良く、夏場に使うことも想定してあわててフットプリント探しているが、もうどこにも売っていない模様。。。そもそも廃番品の使用レポート書いても役に立たないですね^^;













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