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ハイキング
奥多摩・高尾
石老山 〜巨岩・奇岩〜
2017年03月05日(日) [日帰り]

- GPS
- --:--
- 距離
- 7.2km
- 登り
- 558m
- 下り
- 524m
コースタイム
| 天候 | 晴れ後うす曇り |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2017年03月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
道標多く道迷いはない。危険場所もない。 |
写真
「岩屋の前の大石の上に絞龍の石像があり悪魔を降伏させるような顔相である。この石像に岩上から滝がふりかかるので、これを滝 不動という。昔は水量も多く参詣人がこの滝の水を浴び身を清め祈願したといわれている。今は絞龍の石像はこわれ、顔相だけに なっている。」
「この岩は一見住居の塀風を思わせるところから屏風岩という。中央より左右に割れて並び、その間が通路になっているところから、別名 「切通し」ともいう。岩の大きさは高さ4.5m。横幅約7mである。」
「平面に傾斜している巨岩と右側少し入ったところに直立した巨岩がある。左右相対して一対の岩となり、これを「仁王岩」または「阿吽岩」という。この場所は昔、仁王門があった場所ともいわ れ、仁王岩の名がついたと思われる。左側の巨岩は、高さ約9m 横幅約12.5m、右側の巨岩は、高さ約7m、横幅約9mである。」
「この駒立岩は山中最も有名な巨岩で伝説も秘めている。石老山顕鏡寺建立の始まりで、京都高家の宮人三條殿の若君武庫朗と八條殿の姫君が、今から一千年の昔、名馬にまたがり住居とする岩窟を探す時、この岩で休憩したといわれ、岩上には馬の蹄や寝た跡がある。岩の大きさは、高さ約11m、横幅約17mである。」
「大きい岩の上に直立した小さい岩が「力試岩」である。大きい岩が「男岩」で周囲約3.5m、高さ約1.6m、小さい岩が「女岩」で、周囲約2m、高さ約1.6mである。昔、力持ちの人達が力試しをしたと伝えられている。右側にある大きい岩を「文珠岩」といい、岩のよう
に重い罪も文珠の知恵はこれを救うといわれて、参拝者はこの岩肌にさ わってあやかるのである。岩の大きさは高さ約12m、横幅約17mである。」
に重い罪も文珠の知恵はこれを救うといわれて、参拝者はこの岩肌にさ わってあやかるのである。岩の大きさは高さ約12m、横幅約17mである。」
「この岩窟は、「道志法師」、「源海法師」が住居とし、これを道志岩窟という。岩窟の中に「福一満虚空蔵尊」が安置されて おり、顕鏡寺の寺宝とされている。顕鏡寺で行う小児虫留加持は この虚空蔵尊の霊験といわれている。岩の大きさは高さ約7m、 横幅約12mで岩窟の中は奥行き約5m、横幅約5m、高さ約2mである。」
「この岩は、「散蓮華」のような岩なので、蓮華岩といわれる。やや登って右側奥に、直立した天狗の鼻のような岩があり、こ れを「大天狗岩」という。岩の大きさは「蓮華岩」高さ約3.5m、横幅約8m、「大天狗岩」高さ約14.5m、横幅約16mである。」
「桜道ハイキングコース」と「八方岩経由」の分岐点です。「桜道展望台」というのがありますが、展望は「融合平展望台」で楽しめばいいかということになり、岩を楽しむために八方岩へ向かうことにしました。
「この岩は、平面が鏡のようであり、朝日を反射し光を放つようであり「鏡石」と名付けたいわれる。右側、斜め下の山中に直立した天狗の鼻のような岩があり、これを「小天狗岩」という。岩の大きさは「鏡石」高さ約23.5m、横幅約18m、「小天狗岩」高さ約2m、横幅約8mである。」
「登山道にかぶさるように突出しているこの岩を「吉野岩」という。別名「弁慶の力試岩」ともいわれ、中央に拳の跡が二つある。弁慶は強かった人かもしれないが、この岩に拳の跡を残す力はなかったと思う。拳に似た石が抜け落ちてできたものではないかと思われる。岩の
大きさは、高さ約11m、横幅約7mである。」
大きさは、高さ約11m、横幅約7mである。」
「飯綱権現神社を覆いかぶさるように突出している岩が「擁護岩」で、別名「雷電岩」ともいう。飯綱権現神社をかかえて守るため、擁護岩と名付けられた思われる。この擁護岩は、石老山で最も大きな岩である。 岩の大きさは、高さ約22m、横幅約19mである。」
「大きな岩が半分に割れたのが「大試岩」、横に割れて小さいのが「小試岩」である。昔、腕の立つ武士がこの山に登った時、鋭利な大小の刀でこの岩を試し切りしたと伝えられ、大刀で切ったのが大試岩、小刀で切ったのが小試岩という。岩の大きさは大試岩が高さ約3.5m、横
幅約6m、小試岩が高さ約1.5m、横幅約4mである。」
幅約6m、小試岩が高さ約1.5m、横幅約4mである。」
「山腹に突出した岩が「八方岩」で、この岩に登れば八方が見えるといわ れているが、東南方面が見えるだけである。東南方面の眺望は雄大である。岩の大きさは高さ約9m、横幅約14mである。」
撮影機器:
感想
石老山については、皇太子殿下が登山された(2017.11.27)というニュースで知っていて、どんな山なのかなぁと兼ねがね思っていた。
事前にヤマレコ、その他ネット情報を調べているうちに、古刹・巨岩・大杉などのある何か面白そうな山であることが分かってきたので、天気もそこそこ良さそうなこともあり、訪ねてみた。
関東百名山でもあるこの山は、手軽といえば手軽に登れる山であるが、個人的には名前のついた大きな岩などの故事来歴を知るのが好きなので、興味が尽きず楽しい山行ができたと思う。
期待に違わず、次から次へと特徴のある苔むした大岩・奇岩が現れ、その前には丁寧な説明板も設置されており、それを読んでは相方と、ああでもないこうでもない、この岩がそうなんじゃないかなぁ、いや違うあっちだろう、そんな岩はないぞ とか他愛もない話をしながら上がっていくのは実に楽しい。
山頂は眺望は360度展望が効くわけではないが、ベンチも多数あり、大勢でワイワイガヤガヤと登って、お昼楽しみながらのんびりと過ごすにはちょうど良いであろう。
また、途中の展望台からは、相模湖を下にたまに山行する高尾山、奥高尾の山々を望めたのは何かしら新鮮な印象が残った。
思いもかけず、雪を被った霊峰も見られたことでもあり、充実した山行となった。
※長野県防災ヘリコプターの墜落事故によって、亡くなられた方々のご冥福を心からお祈りするとともに、ご遺族の方々及び関係者の方々に謹んで哀悼の意を表します。
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ちょうど気になっている山で、チラチラ調べている所でした♪
楽しそうなお山ですね!
行きたいリストの上位に入れておきます
( ´艸`)
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