記録ID: 1093238
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ハイキング
関東
八国山公園を歩き、ふるさと歴史館で「ウルシの科学」の話を聞く
2017年03月25日(土) [日帰り]

- GPS
- --:--
- 距離
- 5.4km
- 登り
- 26m
- 下り
- 28m
コースタイム
12:30東村山駅ー12:45国宝・正福寺地蔵堂ー12:56八国山たいけんの里(埋蔵文化財センター)−12:57八国山緑地入口ー13:00二つ池ー13:04尾根道に出るー13:19将軍塚ー13:23出口ー13:26久米川古戦場跡ー13:40東村山ふるさと歴史館ー14:00--16:00「漆を科学する」講演会ー16:20東村山駅
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2017年03月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
撮影機器:
感想
東村山ふるさと歴史館で「漆を科学する」というシリーズの講演会の第三回目があり、その前に八国山緑地を散策した。駅から国宝・正福寺地蔵堂前を通り、狭山丘陵の東端にあたる100m足らずの高まりを見ながら進むと北山公園の中の市民農園が見える。ここから八国山は目の前がだが、線路が間にあってすぐには渡れない。北山小学校の前に出てから踏切を渡り、西口にはいかずにすぐに公園内に入り二つ池方面から将軍塚を目指す。二つ池は水が干上がっているように見えるが、冬眠から覚めたカエルが数匹泥の中で暴れている音がする―その姿はユーモラスだーー。しばらく緩やかな登りを進むと尾根に出る。さらに尾根道を進むと油絵を描いている人、ペットを散歩させる人等すれ違い、15分くらい進むと将軍塚に到着。新田義貞の鎌倉攻めの畑を置いた場所らしい。下って少し先に久米川古戦場跡があった。ふるさと歴史館で「漆の科学」三回目の講演「漆の産地の推定」を聞く。炭素、窒素の同位体分析からさらにストロンチウムの同位体分析など、なかなか難しい話。炭素14による年代測定から、ウルシの地域別の種類、さらに同じ中国・朝鮮半島・日本のウルシの木に含まれる同位体比の比較による産地の推定など、科学者の努力により、縄文時代のウルシの謎が解明されつつあるが、まだまだ分からないことも多い。しかし縄文時代のウルシの産地は日本であることは科学的に解明されたと言ってよいのだろう。ただウルシが自生しないはずの列島でどのようにウルシを入手したのか、謎解きはこれからだ。
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