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無雪期ピークハント/縦走
丹沢
丹沢:玄倉〜蛭ヶ岳〜東野
2017年05月20日(土) [日帰り]


- GPS
- --:--
- 距離
- 25.4km
- 登り
- 1,815m
- 下り
- 1,742m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 8:08
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 8:08
7:50
488分
玄倉
15:58
東野
昨年は南アルプスでの縦走を計画していたものの,仕事の忙しさもあってほとんど無活動。今年こそと思い,本格的な登山シーズン前に練習を兼ねた日帰りハイクを計画しました。GWに陣馬山〜高尾,2週間前に奥多摩の鷹ノ巣尾根で足慣らしをして,今回は丹沢山塊最高峰の蛭ヶ岳です。
ただし,南の大倉尾根,北の焼山登山口からのルートは歩いたことがあったので,今回は西の丹沢湖畔の玄倉から棚沢ノ頭を経由する25kmほどのルートを選びました。このほかにもいくつかバリエーションルートはあるようですが,これが最も安全に登れそうです。1つだけ懸念されるのが下山後の交通手段で,帰りのバスは午後4時20分の1本しかありません。出発を8時とすると,8時間ほどでバス停に到着しなければなりません。
「ヤマプラ」で歩行速度を標準の80%として計算した通過タイムは次のとおりです。
08:00 玄倉 ‒ 10:56 熊木沢出合 ‒ 11:52 弁当沢ノ頭 ‒ 12:40 棚沢ノ頭 ‒
13:28 蛭ヶ岳 ‒ 14:48 姫次 ‒ 15:04 八丁坂ノ分岐 ‒ 16:44 東野バス停
これではバスに間に合わないので,これを上回るペースで歩く必要があります。
【出発〜玄倉バス停】
西丹沢方面へはこれまで小田急線からJR御殿場線へと乗り継いで,谷峨駅からバスに乗っていましたが,今回は楽をして始発バスの出る新松田で電車を降ります。駅前のコンビニで朝食と行動食を買ってバス停に戻ると間もなく,バスの臨時便がやってきて,予定よりも20分ほど早く出発することができました。空腹を感じたので,バスの中でおにぎり1個を朝食として食べます。玄倉バス停ではトイレを済ませてから玄倉林道へと向かいます。
【玄倉バス停〜熊木沢出合】
玄倉バス停で降りたハイカーは少なく,玄倉林道を早足で歩いていても時々ソロハイカーやカップルのハイカーを追い越すくらいです。いくつかのトンネルを抜けて玄倉ダムを過ぎると,あのユーシンブルーが見られます。熊木沢出合には出発からちょうど2時間で到着します。前にこの林道を歩いたときは,ここから塔ノ岳方面に向かいましたが,今回は川を渡って蛭ヶ岳に向かいます。コンクリートの橋を渡ってすぐのところに,丹沢主脈上にある棚沢ノ頭まで続く登山道があり,ここを登っていきます。
【熊木沢出合〜棚沢ノ頭】
登山道はところどころザレているものの,踏み後はしっかり見えて危険箇所もありません。ただし,同じ勾配の登りが続いて休める箇所がなく,ペースが次第に落ちてきます。ストックは使っていないので,腕の力を推進力には使えません。
弁当沢ノ頭あたりで休んでいると,下山してきたハイカーとすれ違ったときに「ここを登ってきたんですか」と尋ねられたことからすると,このルートはあまり登りには使われないようです。
1つよい点は,尾根上から見える蛭ヶ岳が意外に近く感じられて,前に進もうという意欲を湧かせてくれるところです。そして12時過ぎに棚沢ノ頭に到着します。丹沢の主脈に合流したので,前後にはハイカーの姿が多くなります。
【棚沢ノ頭〜蛭ヶ岳】
蛭ヶ岳はもう目の前ですが,鬼ヶ岩からいったん鞍部に下って登り返す必要があります。ここまでで腰と脚の筋肉を酷使したので,文字通り一歩一歩力を振り絞って最後の登りに取りかかります。ゲイターを履いておらず,靴下もショートタイプなので,トゲのある植物に注意しながら登っていくと,頂上には12時53分に到着します。帰りのバスに間に合うためには午後1時の到着を目安にしていたので,まず一安心です。時間がオーバーしていたら,バスの便が多い大倉側に下山する予定でした。
頂上では長居をせずに,シーチキン巻1本の昼食を済ませるとすぐに下山にかかります。
【蛭ヶ岳〜東野】
下山なので楽かというと,姫次の手前では登りが続き,さらに体力が奪われます。また,つづら折れの急斜面の下りはしっかりと踏ん張る力が必要です。もう消化試合の感覚で,ひたすら脚を前に出すだけです。疲労感というよりも,眠気を伴うだるさが強くなってきます。また,この日の関東地方は平地は30度近い暑さということで,下るにつれて暑くなり,喉もかわいてきます。2リットルの水分はほぼなくなっていますが,山道が日陰であることと下り基調であるおかげで,それほど汗をかかずにすんでいます。ようやく舗装された林道に出ると,バス停まで2.4kmとあります。バスの発車まで50分ほど時間があるので,もうゆっくり歩いても大丈夫です。最初に見つけた自販機で水分補給をし,バス停には午後4時前に到着。近くの商店でガリガリ君を買って熱くなっていた体を冷やしてからバスで帰宅の途につきました。
<実績>
07:50 玄倉 ‒ 9:51 熊木沢出合 ‒ 11:14 弁当沢ノ頭 ‒ 12:09 棚沢ノ頭 ‒
12:53 蛭ヶ岳 ‒ 14:06 姫次 ‒14:23 八丁坂ノ分岐 ‒ 15:58 東野バス停
今後はあと2,3回,山歩きのトレーニングをしてシーズンに入りたいと考えています。
ただし,南の大倉尾根,北の焼山登山口からのルートは歩いたことがあったので,今回は西の丹沢湖畔の玄倉から棚沢ノ頭を経由する25kmほどのルートを選びました。このほかにもいくつかバリエーションルートはあるようですが,これが最も安全に登れそうです。1つだけ懸念されるのが下山後の交通手段で,帰りのバスは午後4時20分の1本しかありません。出発を8時とすると,8時間ほどでバス停に到着しなければなりません。
「ヤマプラ」で歩行速度を標準の80%として計算した通過タイムは次のとおりです。
08:00 玄倉 ‒ 10:56 熊木沢出合 ‒ 11:52 弁当沢ノ頭 ‒ 12:40 棚沢ノ頭 ‒
13:28 蛭ヶ岳 ‒ 14:48 姫次 ‒ 15:04 八丁坂ノ分岐 ‒ 16:44 東野バス停
これではバスに間に合わないので,これを上回るペースで歩く必要があります。
【出発〜玄倉バス停】
西丹沢方面へはこれまで小田急線からJR御殿場線へと乗り継いで,谷峨駅からバスに乗っていましたが,今回は楽をして始発バスの出る新松田で電車を降ります。駅前のコンビニで朝食と行動食を買ってバス停に戻ると間もなく,バスの臨時便がやってきて,予定よりも20分ほど早く出発することができました。空腹を感じたので,バスの中でおにぎり1個を朝食として食べます。玄倉バス停ではトイレを済ませてから玄倉林道へと向かいます。
【玄倉バス停〜熊木沢出合】
玄倉バス停で降りたハイカーは少なく,玄倉林道を早足で歩いていても時々ソロハイカーやカップルのハイカーを追い越すくらいです。いくつかのトンネルを抜けて玄倉ダムを過ぎると,あのユーシンブルーが見られます。熊木沢出合には出発からちょうど2時間で到着します。前にこの林道を歩いたときは,ここから塔ノ岳方面に向かいましたが,今回は川を渡って蛭ヶ岳に向かいます。コンクリートの橋を渡ってすぐのところに,丹沢主脈上にある棚沢ノ頭まで続く登山道があり,ここを登っていきます。
【熊木沢出合〜棚沢ノ頭】
登山道はところどころザレているものの,踏み後はしっかり見えて危険箇所もありません。ただし,同じ勾配の登りが続いて休める箇所がなく,ペースが次第に落ちてきます。ストックは使っていないので,腕の力を推進力には使えません。
弁当沢ノ頭あたりで休んでいると,下山してきたハイカーとすれ違ったときに「ここを登ってきたんですか」と尋ねられたことからすると,このルートはあまり登りには使われないようです。
1つよい点は,尾根上から見える蛭ヶ岳が意外に近く感じられて,前に進もうという意欲を湧かせてくれるところです。そして12時過ぎに棚沢ノ頭に到着します。丹沢の主脈に合流したので,前後にはハイカーの姿が多くなります。
【棚沢ノ頭〜蛭ヶ岳】
蛭ヶ岳はもう目の前ですが,鬼ヶ岩からいったん鞍部に下って登り返す必要があります。ここまでで腰と脚の筋肉を酷使したので,文字通り一歩一歩力を振り絞って最後の登りに取りかかります。ゲイターを履いておらず,靴下もショートタイプなので,トゲのある植物に注意しながら登っていくと,頂上には12時53分に到着します。帰りのバスに間に合うためには午後1時の到着を目安にしていたので,まず一安心です。時間がオーバーしていたら,バスの便が多い大倉側に下山する予定でした。
頂上では長居をせずに,シーチキン巻1本の昼食を済ませるとすぐに下山にかかります。
【蛭ヶ岳〜東野】
下山なので楽かというと,姫次の手前では登りが続き,さらに体力が奪われます。また,つづら折れの急斜面の下りはしっかりと踏ん張る力が必要です。もう消化試合の感覚で,ひたすら脚を前に出すだけです。疲労感というよりも,眠気を伴うだるさが強くなってきます。また,この日の関東地方は平地は30度近い暑さということで,下るにつれて暑くなり,喉もかわいてきます。2リットルの水分はほぼなくなっていますが,山道が日陰であることと下り基調であるおかげで,それほど汗をかかずにすんでいます。ようやく舗装された林道に出ると,バス停まで2.4kmとあります。バスの発車まで50分ほど時間があるので,もうゆっくり歩いても大丈夫です。最初に見つけた自販機で水分補給をし,バス停には午後4時前に到着。近くの商店でガリガリ君を買って熱くなっていた体を冷やしてからバスで帰宅の途につきました。
<実績>
07:50 玄倉 ‒ 9:51 熊木沢出合 ‒ 11:14 弁当沢ノ頭 ‒ 12:09 棚沢ノ頭 ‒
12:53 蛭ヶ岳 ‒ 14:06 姫次 ‒14:23 八丁坂ノ分岐 ‒ 15:58 東野バス停
今後はあと2,3回,山歩きのトレーニングをしてシーズンに入りたいと考えています。
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2017年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:東野〜三ケ木〜相模湖(バス)/相模湖〜都内(JR) |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険な箇所なし。熊木沢出合から弁当沢ノ頭の登りで踏み跡が不明瞭な箇所があるものの,注意すれば問題なし。トゲのある植物があるので,生足の場合は要注意。 |
その他周辺情報 | 新松田からは増発便で時間前に出発(駅前のコンビニで食料・水の補給) 土・日・休の東野発バスは,16:20(三ケ木行き)の1本のみなので要注意。 |
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
シューズはトレラン用のホカオネオネ
|
---|---|
備考 | 《あればよかったもの》サングラス,追加の水分(事前に2リットル用意。あと500ccほど),ゲイター(トゲのある植物対策),虫除け(ハエがしつこい・うるさい) |
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