雨飾山 〜雨飾りの乙女に会いに〜
新潟県
長野県
gaachan
その他1人 - GPS
- --:--
- 距離
- 7.6km
- 登り
- 958m
- 下り
- 967m
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| 天候 | 晴れ時々ガス |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2017年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 自家用車
【雨飾荘】に前泊(前日は白馬五竜高山植物園を訪問) HP ↓ http://www.amakazari.jp/ ※雨飾山登山プラン(1日3食)を選択。 ※宿泊者は下山後に無料で内湯に入ることができます。 ※露天風呂(男女別)は雨飾荘から舗装道路を歩いて2〜3分。要寸志。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
歩行400m毎に1/11 〜11/11までの標識あり。 晴天であれば、踏み跡明瞭にて道迷いの可能性は少ない。 但し、宿の方から【人間より熊の多い地域なので熊鈴必携】とのこと。 |
写真
北峰。 阿弥陀三尊、大日如来、薬師如来、不動明王の4体の石仏像と祠が糸魚川地方に向いて奉納されています。江戸時代の高僧・羅漢上人が人力で運び上げたものだそうです。
8
感想
雨飾高原キャンプ場登山口の靴洗い場で汚れた靴をゴシゴシ洗いながら思った。
「これが雨飾山か」と。
深田久弥氏「日本百名山」雨飾山の項にはこうある：−
【あとで越後の人の知らせによると、古い漁師の話では、頂上の石仏は、糸魚川地方で有名な羅漢上人という坊さんが、自身で石を刻み、それをこつこつと山へ運んだものだそうである。山にウラ・オモテがあるとすれば、雨飾山はやはり越後の方がオモテであろう。
雨飾という珍しい名前は、どこから来たものか。小谷温泉へ行く途中で道連れになった婆さんは、アマカサンと呼んでいた。私はアマカサンと雨飾のつながりを考えてみたが、わからない。また文政年間に出た青生東谿の『国群全図』の越後国の地図では雨節山となっている。これは雨飾の誤記か、あるいは雨節が正名であるか、やはりわからない。しかしそんな詮索はどうでもいい。雨飾山という個性的な美しい名前で十分ではないか。】
雨飾山は日本海を航行する船にとってランドマークであったそうだ。
雨飾山頂は北峰と南峰から成る双耳峰。長野県側の南峰のほうが僅かに高く、雨飾山大神を祀る石祠、山頂標識、三角点がある。北峰には新潟県側に向かって四体の石仏が鎮座する。
生憎ガスが日本海側に厚くかかっており、360度の眺望は得られなかったが、頚城山塊の焼山、火打山は見ることができた。
本来であれば、白馬岳を始めとする北アルプス、遠く槍ガ岳まで遠望できるようであるが残念ではあった。
雨飾高原キャンプ場登山口周辺は休憩所や水洗トイレがあり、よく整備されている。【2/11標識】までは木道が敷かれて平坦であるが、山道には【2/11〜10/11標識】まで随所に設置されているので目安になる。
急登の岩場、ガレ場、ハシゴがあるが、雨の日を除けば特に問題はないレベルであると思う。但し、傾斜はややきつい。
ブナ平周辺は樹林帯の中の登りが続き、荒菅沢手前より沢まで少々標高を下げるが、青空をバックに沢から見上げる雨飾山前衛峰の景色は全く素晴らしいものであった。
これだけでも来た価値があったと思う。
沢を渡れば樹林帯の中の急登に入るが、やがて森林限界を出て、岩場や梯子の急坂となる。
笹平より山頂の基部までは熊笹に囲まれた緩やかな山道なので、周囲に咲いている花々を愛でながら気持ち良く歩ける。
最後に山頂までの急坂を登り詰めれば山頂である。
笹平方面を望めば【雨飾りの乙女】が美しい横顔を見せてくれていた。
思わず「おお〜」と声が出た。
誰が何時から言い出したのか、意図的にルートを作ったのか知らないが一見の価値はある。
こうして見たかった事、やりたかった事が一つ一つ実現しているが、それはとても幸せな事であると思う。
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kaori509 さん
山2年生の頃に行きました、懐かしいです(*´▽`*)
あの頃の私には急登が多く辛かったです。
その印象が強すぎて、とっても良かったのでまた行きたいと思いつつチャンスが無いままでした。
これ拝見してたらまた行きたい気持ちがムクムクと湧いてきました(๑•̀ •́)و✧
コメント有難う御座いました。
この山は思ったよりも厳しかったですね。
距離はさほどないのですが、急登で一段一段が高いので、個人的には燕岳の合戦尾根よりもキツイのではと思います。
眺望がなかったのは残念でしたが、頂上直下はお花も多く、印象に残る山行となりました。
再度チャレンジしてはいかがでしょうか。
初めまして。
小谷からの登山でしたね。
登山口近くの鎌池も素晴らしい散策コースでおススメです。
糸魚川口の雨飾山荘(名前が紛らわしい)は、更に秘湯感アップ、源泉かけ流し、料理も評判の山小屋です。小谷口より辛いコース(合戦尾根よりキツイかな)ですが、紅葉の時期は全山真っ赤で日本海を望みながら登れますよ。(晴れたらでずが
休日は予約制でタクシー助成が始まったらしいので(期間限定かな)、糸魚川駅〜タクシー〜雨飾山荘一泊〜登山〜雨飾荘〜バス〜大糸線で糸魚川に戻るというコースもありかもです。
レス有難う御座いました。
雨飾山荘起点の山行もいいですね。
紅葉の中、日本海を望みながらの山登りはさぞや素晴らしいのではと思います。
鎌池は時間がなかったので行けませんでした。ではここも是非。
今後とも宜しくお願い致します。
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