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Yamareco

記録ID: 1218081
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖

今度こそは!の塩見岳

2017年08月05日(土) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 長野県 静岡県
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
10:49
距離
25.8km
登り
2,375m
下り
2,366m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:52
休憩
0:56
合計
10:48
距離 25.8km 登り 2,375m 下り 2,379m
4:16
4:17
45
5:02
33
5:35
22
6:19
15
6:34
6:36
40
7:16
7:18
78
8:36
53
9:29
3
9:32
9:48
4
9:52
9:57
34
10:31
10:36
67
11:43
11:51
37
12:28
10
12:38
12:45
9
13:12
23
13:35
27
14:02
14:03
26
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2017年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
予約できる山小屋
塩見小屋
ゲート前の注意書き
この先、舗装路、出発です。
2017年08月05日 03:41撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
8/5 3:41
ゲート前の注意書き
この先、舗装路、出発です。
登山口に到着、暗いので何も読めません
2017年08月05日 04:15撮影 by  Canon IXY 630, Canon
8/5 4:15
登山口に到着、暗いので何も読めません
「登り3時間」の案内
結果、きっちり3時間で登りました。
2017年08月05日 04:16撮影 by  Canon IXY 630, Canon
8/5 4:16
「登り3時間」の案内
結果、きっちり3時間で登りました。
これが安心の印、1/10毎に現れる。
2017年08月05日 04:29撮影 by  Canon IXY 630, Canon
8/5 4:29
これが安心の印、1/10毎に現れる。
途中、覗き見る木曽山脈の山々
2017年08月05日 04:52撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
8/5 4:52
途中、覗き見る木曽山脈の山々
1時間経過したって事ですね。
2017年08月05日 05:01撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
8/5 5:01
1時間経過したって事ですね。
この山名物?の丸太ハシゴ、これがまた滑るんだ
2017年08月05日 05:21撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
8/5 5:21
この山名物?の丸太ハシゴ、これがまた滑るんだ
こんな感じで都合6か所でしょうか
2017年08月05日 05:22撮影 by  Canon IXY 630, Canon
8/5 5:22
こんな感じで都合6か所でしょうか
この後に水場があります
2017年08月05日 05:29撮影 by  Canon IXY 630, Canon
8/5 5:29
この後に水場があります
少し残念な看板、良く見ると残り1時間、頑張ります。
2017年08月05日 05:34撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
8/5 5:34
少し残念な看板、良く見ると残り1時間、頑張ります。
またまた丸太ハシゴ
2017年08月05日 05:35撮影 by  Canon IXY 630, Canon
8/5 5:35
またまた丸太ハシゴ
「ほとけの水」、看板に偽りなし、とてもありがたいです
2017年08月05日 05:36撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
8/5 5:36
「ほとけの水」、看板に偽りなし、とてもありがたいです
遠くに「槍、穂高」が
2017年08月05日 05:42撮影 by  Canon IXY 630, Canon
2
8/5 5:42
遠くに「槍、穂高」が
塩川小屋へは登山道崩落につき「通行禁止」だそう
2017年08月05日 05:58撮影 by  Canon IXY 630, Canon
8/5 5:58
塩川小屋へは登山道崩落につき「通行禁止」だそう
そろそろ最初のゴール「三伏峠」
2017年08月05日 06:01撮影 by  Canon IXY 630, Canon
8/5 6:01
そろそろ最初のゴール「三伏峠」
木々の間に見えるは最終ゴール「塩見岳」でしょうか
2017年08月05日 06:07撮影 by  Canon IXY 630, Canon
8/5 6:07
木々の間に見えるは最終ゴール「塩見岳」でしょうか
さあ小屋が近い、歩測で242歩、う〜ん足、短い?
2017年08月05日 06:14撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
8/5 6:14
さあ小屋が近い、歩測で242歩、う〜ん足、短い?
無事到着、ここで一服
2017年08月05日 06:17撮影 by  Canon IXY 630, Canon
8/5 6:17
無事到着、ここで一服
ヤマレコで良く見る写真、私も1枚
2017年08月05日 06:17撮影 by  Canon IXY 630, Canon
8/5 6:17
ヤマレコで良く見る写真、私も1枚
これも良く見る画
2017年08月05日 06:21撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
8/5 6:21
これも良く見る画
新館だそう、小屋番の方が掃除中です
2017年08月05日 06:21撮影 by  Canon IXY 630, Canon
8/5 6:21
新館だそう、小屋番の方が掃除中です
荒川との分岐、それにしても道がぬかるみ過ぎ
2017年08月05日 06:24撮影 by  Canon IXY 630, Canon
8/5 6:24
荒川との分岐、それにしても道がぬかるみ過ぎ
三伏山手前での遠景
2017年08月05日 06:32撮影 by  Canon IXY 630, Canon
2
8/5 6:32
三伏山手前での遠景
三伏山着、若い男女が休憩中、良い
2017年08月05日 06:32撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
8/5 6:32
三伏山着、若い男女が休憩中、良い
振り返って「三伏峠小屋」、遠い
2017年08月05日 06:34撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
8/5 6:34
振り返って「三伏峠小屋」、遠い
小屋から荒川方面に行く分岐の先の稜線、歩いてみたい
2017年08月05日 06:34撮影 by  Canon IXY 630, Canon
2
8/5 6:34
小屋から荒川方面に行く分岐の先の稜線、歩いてみたい
ここは「覗き台」でしょうか
2017年08月05日 07:01撮影 by  Canon IXY 630, Canon
8/5 7:01
ここは「覗き台」でしょうか
本谷山到着
2017年08月05日 07:16撮影 by  Canon IXY 630, Canon
8/5 7:16
本谷山到着
新しい「本谷山」標識
2017年08月05日 07:16撮影 by  Canon IXY 630, Canon
8/5 7:16
新しい「本谷山」標識
本日目指す「塩見岳」ここからは近くに見える、本当に近い
2017年08月05日 07:17撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
8/5 7:17
本日目指す「塩見岳」ここからは近くに見える、本当に近い
一旦下り、木立の中を歩きます
2017年08月05日 07:42撮影 by  Canon IXY 630, Canon
8/5 7:42
一旦下り、木立の中を歩きます
抜き字でしょうか、最近の者のようです
2017年08月05日 08:08撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
8/5 8:08
抜き字でしょうか、最近の者のようです
塩見新道分岐、現在通行不可
2017年08月05日 08:21撮影 by  Canon IXY 630, Canon
8/5 8:21
塩見新道分岐、現在通行不可
ハイマツの林が開けた瞬間に見える「塩見小屋」
2017年08月05日 08:35撮影 by  Canon IXY 630, Canon
2
8/5 8:35
ハイマツの林が開けた瞬間に見える「塩見小屋」
左手前に見えるは問題のトイレ!
2017年08月05日 08:36撮影 by  Canon IXY 630, Canon
8/5 8:36
左手前に見えるは問題のトイレ!
小屋番の方が布団干し、最近はシュラフのようです
2017年08月05日 08:36撮影 by  Canon IXY 630, Canon
8/5 8:36
小屋番の方が布団干し、最近はシュラフのようです
再度三伏峠小屋、遠いっていたら甚だしい限り
2017年08月05日 08:37撮影 by  Canon IXY 630, Canon
8/5 8:37
再度三伏峠小屋、遠いっていたら甚だしい限り
遠景でこんな感じですから
2017年08月05日 08:37撮影 by  Canon IXY 630, Canon
8/5 8:37
遠景でこんな感じですから
さて今回の核心部に
2017年08月05日 08:38撮影 by  Canon IXY 630, Canon
2
8/5 8:38
さて今回の核心部に
実はこの中に登山道があるのです、剣岳で見たような光景
2017年08月05日 09:01撮影 by  Canon IXY 630, Canon
8/5 9:01
実はこの中に登山道があるのです、剣岳で見たような光景
先行者が数名、にしても険しい
2017年08月05日 09:05撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
8/5 9:05
先行者が数名、にしても険しい
頑張って登り切った先に目指す頂上が現れる、着いた〜
2017年08月05日 09:29撮影 by  Canon IXY 630, Canon
8/5 9:29
頑張って登り切った先に目指す頂上が現れる、着いた〜
こちらの方が高いが本峰は西との事
2017年08月05日 09:31撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
8/5 9:31
こちらの方が高いが本峰は西との事
振り返って西峰、気持ちの良い稜線
2017年08月05日 09:34撮影 by  Canon IXY 630, Canon
8/5 9:34
振り返って西峰、気持ちの良い稜線
すでに雲が湧き始めている
2017年08月05日 09:34撮影 by  Canon IXY 630, Canon
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8/5 9:34
すでに雲が湧き始めている
念のためガーミンで確認、間違いなし
犬ボタンは気にせずに
2017年08月05日 09:37撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
8/5 9:37
念のためガーミンで確認、間違いなし
犬ボタンは気にせずに
熊ノ平小屋から登って来た親子さん、とても元気でりりしいお子さんでした。
2017年08月05日 09:50撮影 by  Canon IXY 630, Canon
8/5 9:50
熊ノ平小屋から登って来た親子さん、とても元気でりりしいお子さんでした。
振り返って頂上を
2017年08月05日 09:52撮影 by  Canon IXY 630, Canon
8/5 9:52
振り返って頂上を
こちらはこれから降りる道、かなりざれていて滑ります
遠くに見えるは塩見小屋
2017年08月05日 09:53撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
8/5 9:53
こちらはこれから降りる道、かなりざれていて滑ります
遠くに見えるは塩見小屋
遠景
2017年08月05日 09:53撮影 by  Canon IXY 630, Canon
8/5 9:53
遠景
ちっちゃな子にはあまり無理しないでほしい道
2017年08月05日 10:00撮影 by  Canon IXY 630, Canon
8/5 10:00
ちっちゃな子にはあまり無理しないでほしい道
少し登り返し
2017年08月05日 10:10撮影 by  Canon IXY 630, Canon
8/5 10:10
少し登り返し
塩見小屋到着
2017年08月05日 10:31撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
8/5 10:31
塩見小屋到着
別館でしょうか
2017年08月05日 10:31撮影 by  Canon IXY 630, Canon
8/5 10:31
別館でしょうか
日差しが少し強くなり、林の中にも陽が差してきた
2017年08月05日 11:07撮影 by  Canon IXY 630, Canon
8/5 11:07
日差しが少し強くなり、林の中にも陽が差してきた
雲がだいぶ広がってきています
2017年08月05日 11:26撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
8/5 11:26
雲がだいぶ広がってきています
本谷山に戻って来た
2017年08月05日 11:43撮影 by  Canon IXY 630, Canon
8/5 11:43
本谷山に戻って来た
ここでエネルギー補給、気圧の低さがうかがえます
2017年08月05日 11:45撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
8/5 11:45
ここでエネルギー補給、気圧の低さがうかがえます
今は誰もいない三伏山
2017年08月05日 12:29撮影 by  Canon IXY 630, Canon
8/5 12:29
今は誰もいない三伏山
峠小屋に着き、一服
2017年08月05日 12:39撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
8/5 12:39
峠小屋に着き、一服
男女2名がくつろいでいた、ここで再び「1本満足」を
2017年08月05日 12:39撮影 by  Canon IXY 630, Canon
8/5 12:39
男女2名がくつろいでいた、ここで再び「1本満足」を
登山口には多くの人がバス待ち
2017年08月05日 14:01撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
8/5 14:01
登山口には多くの人がバス待ち
バスから降りたのは女性1名、今から登るんだ、凄いぞこの人
2017年08月05日 14:01撮影 by  Canon IXY 630, Canon
8/5 14:01
バスから降りたのは女性1名、今から登るんだ、凄いぞこの人
ゲートまでの道をてくてく歩く、見上げる崖はかなり危ない
2017年08月05日 14:10撮影 by  Canon IXY 630, Canon
8/5 14:10
ゲートまでの道をてくてく歩く、見上げる崖はかなり危ない
意外と遠い、やっぱりバスに乗れば良かったと少し後悔
2017年08月05日 14:15撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
8/5 14:15
意外と遠い、やっぱりバスに乗れば良かったと少し後悔
何とかゲートに到着、長かった〜
2017年08月05日 14:29撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
8/5 14:29
何とかゲートに到着、長かった〜
ちゃんとバスは停車するようです
2017年08月05日 14:29撮影 by  Canon IXY 630, Canon
8/5 14:29
ちゃんとバスは停車するようです
車に戻り一息つく、片付けが億劫だが汗臭くすると家内に叱られる、これ、家内に借りてきた車なので・・・
この場所、ちゃんとした駐車場所です。1:30に到着時最後の1台分でした
2017年08月05日 14:30撮影 by  Canon IXY 630, Canon
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8/5 14:30
車に戻り一息つく、片付けが億劫だが汗臭くすると家内に叱られる、これ、家内に借りてきた車なので・・・
この場所、ちゃんとした駐車場所です。1:30に到着時最後の1台分でした
第2駐車場の様子、かなり多いです
2017年08月05日 14:54撮影 by  Canon IXY 630, Canon
8/5 14:54
第2駐車場の様子、かなり多いです
林道からゲート先〜登山道までの道を遠くに見る
2017年08月05日 14:56撮影 by  Canon IXY 630, Canon
3
8/5 14:56
林道からゲート先〜登山道までの道を遠くに見る
下山後、平湯で食べた遅い夕飯、平地のありがたさをかみしめたひと時
2017年08月05日 19:22撮影 by  Canon IXY 630, Canon
8/5 19:22
下山後、平湯で食べた遅い夕飯、平地のありがたさをかみしめたひと時
撮影機器:

装備

備考 6/17にタイアバーストで登山口にたどり着けずに敗退した山
今回は無事駐車場に1:30に到着
出発の4時まで仮眠を取ることに
運転後の興奮した体でなかなか眠りに着けず
その内うとうととし、浅い眠りについたよう。

感想

3時起床、車中で朝食のおにぎり2個を食べながら準備。
3時30分、準備を整え車外に出る。
ここで本日最初で最後となるお手洗いに。
3時40分、登山届を提出し登山口ゲートをスタート。

最初の舗装路は暗がりの中、ヘッドライトを点けての歩行。
先行者1名の光が遠くに見えるので少し安心。やがて登山口のバス停に着。
さあ、これから登山開始。
いきなりの急登だが整備された土道、不安なく前に進める。
途中、三伏峠までのマイルストーンがあり、通過の度に元気が出てくる。

6/10地点を過ぎたあたりでしょうか、水場が現れる。
「ほとけの水」の名の通り、冷たく美味しく、一息着けて、そしてありがたい。
ヤマレコ写真でよく見る丸太の梯子が連続し始める。
思いの外滑る、下山時は気を付ける必要ありと思うが、その頃は疲労コンパイで覚えているかどうか・・・
一部開けたところから見える木曽山脈の山々、天気もよく素晴らしい眺め。

そろそろ三伏峠小屋か、「あと200歩」の看板が見えた。
皆さん測っているようで、私も歩測、う〜ん242歩、足、短い?
写真で見た通りの小屋、標高も2,580mとな、「日本一高いと言われる峠」って表現が素敵だ。
行動食の大福を食べ、前に進む。
小屋番のお兄さんが新館の掃除をしている折、塩見までの道を確認する。
「少し行くと荒川との分岐があるので左に行くように」との言葉をもらい緩やかな下りを進む。
昨晩は雨が多く降ったようで道の窪みぬかるみ具合がはなはだしい。
防水機能が怪しくなってきたシューズ、道の濡れていない部分をアクロバティックに歩いて進むことに。

三伏山に着くと若い男女が一服中、とても仲が良さそう、いいな。
女性の方は大変、日焼けの予防が大切。
「お先に」と声をかけて先に進む。

すぐ目の前に目的の塩見岳が見える。でも大きく左に回っての長いアプローチが必要。
ここら辺から一旦下る。大きな登返しが都合2回ある。昭文社のコースタイムで往復15時間を要する山。
地図を見るだけではそれほど辛そうには見えないが、こんなところがしんどい山の理由。

既にお日様も高くなり始めているが、道は樹林帯の中なのでそれほどの暑さは感じない。
コルに着いて、さあ登り返しスタート。
途中、開けたところで振り返ると「三伏峠小屋」が見える。だいぶ遠くなってきた。

ハイマツの林が突然開け、明るい空と一緒に塩見小屋の看板が目に入ってきた。
おおー、ここが塩見小屋か。
小屋番の方が布団を屋根に干している。最近はシュラフが主流のよう。

通過して、いよいよ山頂にアプローチ。
ん?と振り返って遠くに三伏峠小屋を再確認、同じ高さに見えるぞ!?
ってことは、ここまでかかった時間と同じ時間が帰りにも掛かるってことか。
どおりで登りも下りもコースタイムに差が無い訳だ。
少しうろたえたが先に進むしかない。

天狗岩って言うんでしょうか、たじろぐ岩壁、登山ではなく登攀の入口に入っている。
細かい砂も浮いているし、ここは雨の日は勘弁だな、と思いつつよじ登る。
どこかで登った記憶がある雰囲気、そうだ、早月尾根から登る剱岳の最終部みたいだ。
時間的にも同じ感じ。
そうか、塩見岳の核心部がここなんだ

なんとか登り切り最後の壁を登り切ると西峰の標柱が、う〜ん疲れた。
少し離れた所に東峰が、西峰は本峰のようだが向こうも行ってみる事に。
お年を召した方々のグループが頂上の岩場で車座になってお酒を飲んでいる。
だいぶご機嫌のよう。
他の方々は少し離れた場所で寛いでいる。

おっ、下を見るとちっちゃな女の子がこちらに登ってくる。
すごい!、あっという間にお父さんと一緒に見事登頂!
お父さんが嬉しそうに娘さんの写真を撮っている。
ご一緒にどうですか?と言って1枚にお収めする。

お子さんに聞くと10歳とのこと、いやはやすごい。
お父さんが言うには、以前に4つ上のお子さんと登った際、雨だったので下りに天狗岩を通るのは危険と思い、
熊ノ平小屋方向に引き返したとの事。
今日の状態を聞かれたが、やはり下りはざれた岩肌の上は少し危険か。
お父さんがロープ確保してあげれば何とかなるのではと思いますが、でも無理はなさらない方がよいのでは、と答える。
この後、親子水入らずでお昼を取っていました。
なんとも微笑ましい光景でした。
お嬢ちゃん、楽しい思い出になりましたね。

昨日、仙丈ケ岳に登り、今日は熊ノ平小屋から来たと言う男性と少し会話を。
この頃はすでに雲が遠くの山々を遮り始める。
彼いわく、「南アルプスは中央アルプスの間にある伊那の町が近くにあるため午前中の早い時点で雲が沸くんだね」と
確かに、北の場合は昼頃から雲に覆われ始めるな。
「この山で良い景色を見るのは山頂直下の山小屋泊で早朝に登らないとなかかな見れない」との弁。
塩見小屋がこの下にある理由が分かったような気が・・・
もう一人の方が天気予報を確認。
どうやら午後に一雨、雷付きで来そうだと。
ゆっくりもしていられないな。
蝙蝠岳は次回にお預けし、下山することに。
あ〜、来た時間と同じだけかかるんだ〜、三伏峠まで頑張って戻ります。

下りは確かに滑る。
途中、三伏山で逢った男女が登ってきた。男性が登ってくる女性を優しく見守る。いいなぁ。

岩道の途中途中で登りの方々とすれ違う、お互い気が張る瞬間。
無事岩場を通過し、塩見小屋で一服。
ここのトイレ、なかなか敷居が高いぞ!女性の方は要注意です。

この後はコルに降り、とても苦手な登り返しに。
本谷山では数人のグループがにぎやかに。
行動食の「一本満足」を食べる。これで1時間歩ける。

あたりの山々はすでに雲に遮られはじめている。
ここはもう峠小屋を目指して歩くのみ。

荒川との分岐が見え、そろそろ小屋に。
テント場には片付け中の方や、お昼のラーメンを鍋ごとやってる若い男性の姿が。

無事に小屋着。男女が小屋泊まり客用のテーブルで寛いでいる。
少し休んでもう一本の「満足」を
帰りは200歩の歩測はなし。

塗れた下り道は滑らないように気を付けるのみ。
1/10毎の看板を励みに下る。

下の方からバスの音が聞こえる、バス停も近い。
無事、バス停到着。
丁度14:00着のバスで1人の女性が下りてきた。
ひや〜すごい、こんな時間に1人で。関心する次第。

多くの方が帰りのバスを待っている。
すぐそこの駐車場までだけど乗れるのか?、先頭で待っている人に尋ねると、大丈夫じゃないか?との弁
バス中で立っているだけでも楽ですよ、でもバス時間まであと25分あるけど?
う〜ん、歩くことにして思い切って砂利道に出る。

やっとゲートが見えた、あ〜着いた、疲れた。
車に戻って社内に置いておいた熱々のコーラを飲む、が、これはこれで良しとしよう。
バスが着いて何人かが降りてきた。
皆さん片付けを始める、こちらものんびり片付けを。

満足感ひとしお、とても良い登山でした。

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コメント

山頂にいました。
塩見岳日帰りすごいですね。
山頂から塩見小屋辺りまで同じ時間に歩いていたものです。
水色のヘルメットかぶっていたのですがけっこう写真に写っていて
すごくうれしくてコメント書かせていただきました!
写真記念にもらってよろしいでしょうか?
2017/8/8 22:07
Re: 山頂にいました。
syjp2acy 様、コメントありがとうございます。
私も覚えています。
単独行が多いので途中で逢っ方との会話はとても楽しく、良い思い出になっています。
日記にもつとめてその方の写真や会話した内容を入れて、後から読み返した時に楽しかったことを思い出せるようにしています。
写真、どうぞお納めください。
2017/8/10 7:00
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未入力 塩見・赤石・聖 [2日]
塩見岳(鳥倉林道より)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

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