烏ケ山1448m

- GPS
- 07:22
- 距離
- 15.3km
- 登り
- 2,242m
- 下り
- 2,238m
コースタイム
| 天候 | 曇(雲の中)のち時々晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
キャンプ場からの登山口案内板には禁止の文字はありませんが新小屋峠登山口からのコースを勧めています(今回はぐるっと回りましたが)。どちらのコースもとてもスリップしやすい黒土で山頂部はロープ場がいくつもあります。キャンプ場からのコースを使うときは崩落地あたりで踏み跡を見失わないように。 |
| その他周辺情報 | 休暇村奥大山で日帰り入浴できるようです(利用しませんでした)。 |
写真
装備
| 個人装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック(デイパック)
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
予備電池
GPS(Fenix5x)
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
ダブルストック(カリマー)
カメラ
虫よけ(ディート入り)
ロングスパッツ(ゲイター)
|
|---|---|
| 備考 | 上着・タオルを忘れた。 |
感想
前々から行きたかった烏ケ山へ登ることにした。キャンプ
場のところから登って新小屋峠へ降りるコースにした。前
日10時過ぎに東広島を出発して三次東〜庄原だけ中国道を
利用して奥大山休暇村へ。家を出るころは満点の星空だっ
たけども星はない。ただ烏ケ山は見えている。風がとても
強い。この天気なら明日は雲海は期待薄そう。
朝にちょっと起きて外を見ると山は雲の中。ならそんなに
早起きしなくていいかと二度寝して7時に出発した。今回も
軽量化していてザックはカリマーplute22というデイパック。
笹でズボンがびしょびしょになるようなのでロングスパッツ
を装着。
キャンプ場に近い交差点近くの駐車場に車を止めて交差点
を渡ってキャンプ場の方向へ進むと大山寺・桝水原との道
標がある。県道45号を交差点から150mほど歩くと鏡ヶ成
キャンプ場(左折)・烏ケ山登山口との道標がでてくるの
でその道路の反対側にキャンプ場からの登山口がある。と
ころが道路工事中で片側通行になっている。まだ朝早いの
で誰もおらず工事は始まっていないので登山口へ入れるけ
れどもそうでないと入れないだろう。軽トラが止まって崩
落していることは知っているのかと問われる。知っている
ことを伝える。登山口道標には確かに禁止の文字は消えて
いる。大変危険とのこと。まあ行けるところまで行ってみ
ることに。
浅い谷の中を進む。さっそく猛毒のカエンダケを発見。真
っ赤だ。花はヤマジノホトトギス・ヤマアジサイが咲いて
いる。苔むした岩が点在する枯れ沢を横切る。
道はしっかりしている。気持ちの良い自然林帯を進む。10
00mあたりを過ぎると
笹が登山道を覆うようになってきた。朝露で濡れていて書
いてあった通りズボンが濡れた。木々の間から烏ケ山山頂
方面が見えるが・・上はガスの中。踏み跡はとても明瞭で
ピンクのリボンがところどころつけてある。自然林が多い
ので気持ちがいい。足元にはダイセンオトギリが咲いてい
る。このあたり、ホツツジも多い。
1100mを過ぎたころから傾斜が急になる。たまに青空が見
えるがすぐにガスにおおわれてしまう。登山口から1時間
ほどすると木々が少なくなってきた。ヒヨドリソウが咲い
ている。アキノキリンソウも咲いている。倒木を乗り越え
る。このあたりは急でかつ黒土で滑りやすい。前方に尖っ
た山体が見えてきた。1350mあたりでロープがでてきた。
登ったことがないコースなので緊張する。そこを登りきる
とホツツジの群落がでてきた。倒木をくぐると険しい尖っ
た烏ケ山南峰が見えてきた。
倒木をくぐってすぐのところが崩落地。左側が崩れていて
そこにヤマハハコの群落が点在している。キュウシュウコ
ゴメグサも咲いている。左が崩落した尾根上を進む。こん
なところいくの?と思うと右側に道があった。岩の間にロ
ープが張ってある。濡れていて滑りそうなので気を付けて
登りきる。すると道標があり右が新小屋峠・まっすぐが烏
ケ山とある。
ここを登りきると平坦になった。ところが烏ケ山との看板
がないし三角点もない。
おかしいなあと思っているとガスが薄くなり北側に尖った
三角の山体が見えてきた。こちらが北峰。ヤマレコで見た
写真そっくり。ここあたりからとったのだろう。
こんなところ登れるのかなあと思ったけど取りついてみる
とそれほどでもない。
右手にロープが張ってある。スリップしそうな岩を乗り越
え9時15分に山頂に着いた。烏ケ山1448Mとある。特徴の
ある大きな岩がある。落ちてはまずいのでそこへは登らな
い。
今日は天気が良くなってくるはずだからと粘ってみる。時
々ガスがとれて青空がでてくるけれどもすぐ隠れて暗くな
ってしまう。風が強くすごい勢いでガスが流れている。寒
いので温度計を見ると20度だった。30分ほどすると南峰が
見えてきた。キリン峠へと向かう稜線がみえているけども
のすごく険しい。その向こうに雲を被った伯耆大山が見え
ている。
山頂で待つこと2時間で伯耆大山にかかる雲がだんだん小さ
くなって上へあがっていきだした。振り返ると新庄毛無山が
よく見える。大山は三鈷峰・ユートピア方面・弥山方面が見
えてきた。矢筈ケ山1358.4mが見えている。大休峠避難小
屋も見える。あちらもぜひ行ってみたい。矢筈ケ山の右には
日本海が見える。粘って粘って待っているとようやく大部分
の雲がとれた。満足して帰ろうかと思うと男性が登ってこら
れた。人がいるとは思わなかったと話される。今日だと人が
少ないだろうと思っていたけどまさか二人だけとは。
12時25分に下山を開始する。5分ほどで南峰へ。来た時と
違って北峰がよくみえる。ガスがとれて崩落地がよく見え
る。振り返ると北峰が見えるが右側がすぱりと切れ落ちて
いる。鳥越峠への稜線の右側も同様に削り取られたように
切り落ちている。
12時40分に分岐に着いた。下山は新小屋峠への道を使う。
いきなりながーいロープ場がでてきた。尾根上コースで北
側には烏ケ山〜伯耆大山が見えるのでなかなか足が進まず
。大山にかかるガスが薄くなり剣が峰が見えてきた。石碑
も確認できる。
前方右には蒜山が見えている。咲き遅れのシモツケソウが
咲いている。ブナ・ミズナラなどの自然林帯が続く。とて
も心地よい尾根歩きを楽しめる。
13時40分に道標がでてきてここで尾根を右へと降りる。ま
っすぐ進む踏み跡もあるがどこへ行くのだろう。下りる道
が激下りで黒土でとても滑りやすい。ロープをもって下り
ていく。再び尾根上を進むようになる。小ぶりのブナなど
の森の中を進むいい感じ。15分ほどするとヌタ場がでてき
た。子供のころヌタ場を通った時に
マダニがたくさん体にくっついて困ったことがある。
14時に山と書いてある杭がでてきた。そこから15分ほどで
新小屋峠へでてきた。車が時々通っている。以外に車が多
い。峠には一台止めることのできるスペースがあり
一台泊まっている。峠から15分歩いて車のところへ戻って
きた。雲海は無理だったけれどもあきらめかけていた伯耆
大山の姿を烏ケ山山頂から見れて満足。登るのにそれほど
時間がかからないのでまたちょくちょく登りにきそう。た
だキャンプ場からのコースは回復するまではもう登らない
だろう。
奥大山スキー場方面へドライブ。すっかりガスがとれて大
山北壁(北西壁?)が良みえる。ここからだと烏ケ山は大
半が隠れてしまう。引き返して江尾へ行き西条〜三次東だ
け有料高速を使って自宅へと帰った。
http://sengamine.sakura.ne.jp/homepagenew/yamakiroku/2017/sankarasugasen170831/sankarasugasen170831.html
☆持参のgpsは森の中ではうまく信号を受け取れていないのか
下山中の軌跡がだいぶんずれています。
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