赤線つなぎのギボシ〜権現周回


- GPS
- 08:13
- 距離
- 10.2km
- 登り
- 1,265m
- 下り
- 1,267m
コースタイム
- 山行
- 6:43
- 休憩
- 1:22
- 合計
- 8:05
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ギボシへの登りは落石注意 |
その他周辺情報 | 富士見高原 八峯苑鹿の湯 \600 |
写真
感想
台風が去って晴れ確定の日曜日。今年の夏山、晴れのラストチャンスを逃すわけにはいかないと、3時に起きて出発。今日は娘がついてきた。本当は谷川方面に行きたかったのだけれど、天気予報と相談の結果、まえから気になっていた権現岳から青年小屋まで、赤線をつなぐことにした。
6時に観音平についたら、既に下の駐車場は満車で、たくさんの人たちが続々と歩き出している。気温は10度、風もさわやかで絶好のコンディションである。笹の生い茂る緩やかな道を上り、豊かな苔の森を木漏れ日を浴びながら歩く幸福。やはり山はお天気に限る。
青年小屋からは初めて通る道。這松とシャクナゲの間を気持ちよく高度を稼ぐ。ノロシバからは鎖もついた岩の急斜面。南八ヶ岳らしい山容にわくわくする。
落石に気を使いながら岩を上り詰め、初めてのギボシへ。山頂には石堀の仏様が3体祀られていて、しっかりとお参りをしてから、ゆっくりと360度の絶景を楽しむ。南アルプスと富士山は雲に隠れていたが、北ア〜中アまではクリアに見渡せる。空気が澄んでいてもうすっかり秋の気配だ。足元を見るとトウヤクリンドウやトリカブト、ゴゼンタチバナの実も赤く色づいていた。
旭岳からツルネを超えて赤岳まで続く稜線は何度見ても惚れ惚れする。阿弥陀もどーんと立派。そして4月の新雪に撃沈して、たどり着けなかった権現岳のピーク。岩の上は2人が立つのがやっとだったが、少し下に山梨百名山の標柱が立っていた。これを担ぎ上げたボランティアさんはほんとすごい!
下山は三ツ頭から甲斐小泉方面へと下る。ここも初めて通る道だが、人も少なく地味に長く感じた。笹とカラマツの森をぬけ、ハイキングコースの分岐からさらにアップダウンのトラバースでようやく観音平へ。
これで北八ツからほぼすべてのピークがつながり、達成感もひとしおだった。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する