記録ID: 124909
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無雪期ピークハント/縦走
日光・那須・筑波
日光男体山
2011年07月25日(月) [日帰り]



- GPS
- --:--
- 距離
- 4.1km
- 登り
- 1,195m
- 下り
- 0m
コースタイム
二荒山神社
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
下り二時間半 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道に伸びた影がペンギンにそっくりだったあの頃。手を繋いだり追いつ追われつしながら歩いた。山に行く、渓に行く、息子との山歩きはそれこそ山あり谷ありだったけれど一緒にいる事がとても幸せなのだ。 親離れ、子離れ・・・それって一体何なのだろう? 家族の中で親と子が同じ屋根の下で暮らす短さと言ったら夫婦の比では無い。それを思えばどうしてわざわざ離れる必要があるのだろう。一緒に居られる時間を十二分に使って父親見学をさせる事こそ学校教育には無い「生きて行くための何か」を教えられる良い機会だと考えている。完璧でない父親の素の姿を見せる事で子供は子供で自ら学んで行くはずだ。 伸びた影を登山道に並べる。いつの間にか彼の影は私を追い抜いている。爽やかな風が走り抜け一瞬だけ夏の気配を連れ去る。どんな辛い道も二人でいれば笑顔に変わる。そんなに長い時間じゃないのに影は確実に私を追い抜いていた。 男体山を二人で登った。私自身は三度目であり息子は二度目の男体山だ。二荒山神社から登る表登山道は初めての彼に登山道の状況を話しながら歩く。部活三昧で登山は久し振りな彼は苦しそうに歩く。登り一辺倒のこの道は確かにキツイ。それでも振り返って眺める中禅寺湖に背を押されながら一歩一歩登って行く。 九合目から続く階段状の登山道に喘ぎながらも見上げる先の青空に山頂の二荒山神社奥の宮の鳥居が目に入る。 息子と共に歩く。 中禅寺湖や戦場ヶ原を見下ろす山頂で腰を下ろして汗を拭う。私のとってとても幸せな時間は息子にとってどんな時間なのだろう・・・。 |
写真
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