白山(御前峰〜別山・千振尾根)


- GPS
- 56:00
- 距離
- 40.0km
- 登り
- 3,780m
- 下り
- 3,782m
コースタイム
- 山行
- 7:40
- 休憩
- 2:20
- 合計
- 10:00
- 山行
- 10:15
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 11:00
過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
5/7(木)晴れ
市ノ瀬に。駐車場には5〜6台の車。準備して出発。柳谷川の橋の手前のゲートの隙間を通り、別当出合までは車道を歩く。チブリ尾根下部の斜面の緑がいい。道が逆Z字に折れ曲がるあたりから雪道になる。別当出合は、まだ1〜2mの積雪。ベンチで休憩後白山砂防のライブカメラで確認できる鳥居のそばを通り出発。別当谷のつり橋には踏板なく、細長いスチール製の骨組み上を辿る。両手でワイヤーロープを掴みつつ緊張感のある橋渡り。渡り終えた解放感を他の登山者と共有する。中飯場まではブナの林の中。雪上の踏み跡を辿る。中飯場より上は木がまばらな緩傾斜を上る。尾根を意識してひたすら上へ。甚之介避難小屋は半分くらい雪で埋まってる。しかし、利用可能。別山・チブリ尾根が近くに見える。ここから先は雪上のトラバース。道標旗を辿り慎重に斜上する。約100mの直上で黒ボコ岩。弥陀ヶ原は雪原。雪の下に埋まってる白山砂防のライブカメラ(らしきもの)発見。エコーライン分岐を確認しつつ、室堂への最後の上り。室堂周辺は例年より雪が少ないらしい。室堂で宿泊受付。白山荘貸切。炊飯準備後に山頂へ。登山道は雪なし。山頂はガスの中。1時間粘って待つ甲斐あってアルプス(槍穂)の展望が得られる。夜は雪で冷やしたビールを片手に優雅な時間を過ごす。
《情報》
・白山荘は照明、暖房有。20時消灯。朝は電気はつかず。
・白山荘裏の橋の下のパイプから水が得られる。極冷。
・トイレは室堂の裏手。
・室堂は管理人が2名常駐する。酒、おつまみ、カップめんを販売。
5/8(金)晴れ
夜中に雪が降った。室堂はうっすらと雪化粧。この時期はまだ積もる。行く先の別山を眺めつつエコーラインを下る。雪の上を滑るように下る。油坂の頭は今行程で最も急な登り。御舎利山・別山からは白山本峰が美しい。飽きることなく眺める。チブリ小屋までは雪上を落ちるように下る。チブリ尾根下部の道が尾根から逸れるあたりで迷う。一度尾根に上がり再度下るものの雪の下の道は分からず。やむなくチブリ小屋まで引き返す。夜は寒さに震えながら耐える。
《情報》
・チブリ小屋;水なし。トイレはとてもきれい。
・非常時を考えてツエルトは携行必要。
・米1食分くらいは残しておくべき。
5/10(土)雨のち晴れ
御舎利山に登り返す。30分で下れた急坂は登りに1.5時間かかった。途中で雨となり御舎利山から南竜へ続く尾根上はガスって何も見えない。必然的に何度も迷う。油坂の一つ手前の支尾根を下ってしまい、間違えに気づき戻る。油坂の頭で奇跡的に晴れて周囲が見えた。視界があるうちに甚之介までと急ぐ。途中、アイゼンで腿の内側を負傷するもそのまま進む。甚之介から下部は登山者やスキー客でにぎわい。労せず別当出合へ。つり橋には踏板が設置済み。これも助かる。
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