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Yamareco

記録ID: 1262531
全員に公開
ハイキング
槍・穂高・乗鞍

涸沢へ山を見に行く

2017年09月18日(月) 〜 2017年09月20日(水)
 - 拍手
GPS
56:00
距離
35.5km
登り
1,272m
下り
1,273m

コースタイム

1日目
山行
2:00
休憩
0:30
合計
2:30
12:40
0
13:40
14:10
10
14:20
40
15:00
2日目
山行
5:10
休憩
2:00
合計
7:10
7:30
10
8:20
8:30
60
9:30
9:40
40
10:20
40
11:00
0
11:00
12:40
10
12:50
50
13:40
60
14:40
0
3日目
山行
5:10
休憩
0:30
合計
5:40
6:30
20
6:50
60
7:50
30
8:20
30
8:50
9:00
60
10:00
50
10:50
11:00
50
11:50
12:00
10
12:10
ゴール地点
天候 9/18雨のち晴れ、9/19晴れ、9/20曇り
過去天気図(気象庁) 2017年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
沢渡バスターミナル駐車場利用
コース状況/
危険箇所等
特になし
その他周辺情報 登山後温泉は梓湖畔の湯
予約できる山小屋
横尾山荘
上高地インフォメーションセンター。実は沢渡駐車場では雨がすごかったけど少し待ったら小降りになりココに着く頃にはほぼやみました。今回は運がいい。
上高地インフォメーションセンター。実は沢渡駐車場では雨がすごかったけど少し待ったら小降りになりココに着く頃にはほぼやみました。今回は運がいい。
河童橋からは穂高の姿は見えず。
河童橋からは穂高の姿は見えず。
梓川はイワナに手が届きそうに見えるくらい透明度が高い。小さな背中の紋様が本当に美しい。
3
梓川はイワナに手が届きそうに見えるくらい透明度が高い。小さな背中の紋様が本当に美しい。
明神池までは木道が続く
明神池までは木道が続く
明神橋。やっと青い空になる。
明神橋。やっと青い空になる。
昼ごはんは嘉門次小屋で
昼ごはんは嘉門次小屋で
岩魚の塩焼き定食。日本人だから旨いと思うごはんなのだ。
2
岩魚の塩焼き定食。日本人だから旨いと思うごはんなのだ。
山の上は雲で隠されている。初日は複雑な天気でした。
山の上は雲で隠されている。初日は複雑な天気でした。
今日宿泊の徳澤園に到着。相変わらず背筋の伸びた佇まい。
今日宿泊の徳澤園に到着。相変わらず背筋の伸びた佇まい。
真弓の実。ぱかっと弾けるとまた見た目がかわいいんですけどね。
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真弓の実。ぱかっと弾けるとまた見た目がかわいいんですけどね。
なにはともあれソフトクリーム。よくある濃厚ソフトとは一線を画すすっきりした味。やっぱり美味しい。
なにはともあれソフトクリーム。よくある濃厚ソフトとは一線を画すすっきりした味。やっぱり美味しい。
徳澤園の「相部屋」。すごくかっこいい。何か誰かに特別に賞を作っていただいて絶賛してもらったらいいのに。個室でも相部屋でもない隠れ家的な居心地良い場所。
徳澤園の「相部屋」。すごくかっこいい。何か誰かに特別に賞を作っていただいて絶賛してもらったらいいのに。個室でも相部屋でもない隠れ家的な居心地良い場所。
外には立ち姿の良い樹が一本
外には立ち姿の良い樹が一本
夕食は岩魚の塩焼き(今日2匹目)とステーキが。文句なく美味しいのです。
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夕食は岩魚の塩焼き(今日2匹目)とステーキが。文句なく美味しいのです。
明けて19日の朝。もっと早くに出発も考えたのですが7:00朝食でもほどほどの時間に涸沢に着けるだろうと思い健康的な朝ごはんを楽しむ。
明けて19日の朝。もっと早くに出発も考えたのですが7:00朝食でもほどほどの時間に涸沢に着けるだろうと思い健康的な朝ごはんを楽しむ。
雲一つないとはこのことだ!
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雲一つないとはこのことだ!
ノコンギク。うまく紫色に撮れた。
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ノコンギク。うまく紫色に撮れた。
サラシナショウマ
1
サラシナショウマ
横尾までは歩きやすい道が続く。急がずに進む。
横尾までは歩きやすい道が続く。急がずに進む。
横尾山荘。前回上高地に来たときはここまでで帰宅したんだ。
横尾山荘。前回上高地に来たときはここまでで帰宅したんだ。
横尾大橋から
屏風岩の横顔が見えた
屏風岩の横顔が見えた
本谷橋からの北穂
本谷橋からの北穂
台風後で水量は多いのかな
台風後で水量は多いのかな
小さい橋の方を渡ってみました
小さい橋の方を渡ってみました
屏風側からの落石危険地帯。しかし足元は石が平らに置かれていて異様に歩きやすい。
屏風側からの落石危険地帯。しかし足元は石が平らに置かれていて異様に歩きやすい。
横尾〜涸沢間は木陰が多く快適な行程でした。
横尾〜涸沢間は木陰が多く快適な行程でした。
見えてきた〜!
涸沢に到着!
北穂・涸沢岳が見える。涸沢槍ってきれいな三角ですね。
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涸沢に到着!
北穂・涸沢岳が見える。涸沢槍ってきれいな三角ですね。
前穂方面
いい天気
ぐるぐる回って写真ばかり撮る
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ぐるぐる回って写真ばかり撮る
念願の生ビールとおでん。景色とセットで激うま。生きててよかったと思う瞬間。
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念願の生ビールとおでん。景色とセットで激うま。生きててよかったと思う瞬間。
せっかく背負ってきたので望遠レンズに代えて撮影。北穂です。
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せっかく背負ってきたので望遠レンズに代えて撮影。北穂です。
穂高岳山荘がマッチ箱のように見える
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穂高岳山荘がマッチ箱のように見える
なんとなくアルコールが抜けるのを待ってパノラマコースを歩きます。
涸沢ヒュッテ近くの見取り図に「涸沢の紅葉を見ずして穂高を語ることなかれ」の文字。紅葉もいつか!
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なんとなくアルコールが抜けるのを待ってパノラマコースを歩きます。
涸沢ヒュッテ近くの見取り図に「涸沢の紅葉を見ずして穂高を語ることなかれ」の文字。紅葉もいつか!
紅葉を意識した写真を撮ってみる。まだわずかに始まったばかり。
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紅葉を意識した写真を撮ってみる。まだわずかに始まったばかり。
ナナカマドの赤い実が健気だ
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ナナカマドの赤い実が健気だ
涸沢小屋を少し北穂方向へ登ってみる
涸沢小屋を少し北穂方向へ登ってみる
点々と建つテントを見下ろす
点々と建つテントを見下ろす
雪渓が涼し気
東大天井岳方面
まだ秋が始まったばかり
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まだ秋が始まったばかり
パノラマコースを進むとチングルマが居た
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パノラマコースを進むとチングルマが居た
イワギキョウと思われる
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イワギキョウと思われる
ザレた道
オクホとパノラマの分岐は岩に目印
オクホとパノラマの分岐は岩に目印
ザイテングラート
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ザイテングラート
紅葉はまばらだなあ
紅葉はまばらだなあ
パノラマコースを下る
パノラマコースを下る
チングルマを見ていると揺れ方で風が見える
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チングルマを見ていると揺れ方で風が見える
山に囲まれてる
さすが見晴らしがいい
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さすが見晴らしがいい
日没間近。西から光が射す。
日没間近。西から光が射す。
涸沢ヒュッテの夕ご飯。温かいものがきちんと温かい。掛け値なしにおいしいです。
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涸沢ヒュッテの夕ご飯。温かいものがきちんと温かい。掛け値なしにおいしいです。
9月20日の朝5:08。
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9月20日の朝5:08。
テント場の光が小さく見える
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テント場の光が小さく見える
東の空には雲。朝日が当たってややピンク。
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東の空には雲。朝日が当たってややピンク。
モルゲンロートは見られませんでした。残念!陽が高めに昇ってから雲が切れて穂高の山を照らします。名残惜しいけど下山開始。
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モルゲンロートは見られませんでした。残念!陽が高めに昇ってから雲が切れて穂高の山を照らします。名残惜しいけど下山開始。
オオヒョウタンボク。野鳥が好みそうな色ですね。
オオヒョウタンボク。野鳥が好みそうな色ですね。
ピントがあっていないけどオオルリ♂の若鳥ではないかと。
ピントがあっていないけどオオルリ♂の若鳥ではないかと。
屏風岩が正面に見えるところまで降りてきました
屏風岩が正面に見えるところまで降りてきました
岩小屋跡。数十年前はここにあった岩小屋で寝ると屏風岩で亡くなったクライマーたちの幽霊が出ると噂があったとか。今は小屋の形状ではなくなってしまっています。
岩小屋跡。数十年前はここにあった岩小屋で寝ると屏風岩で亡くなったクライマーたちの幽霊が出ると噂があったとか。今は小屋の形状ではなくなってしまっています。
ムシクイなんだけどなあ。センダイかメボソか不明。
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ムシクイなんだけどなあ。センダイかメボソか不明。
横尾到着。今回涸沢ヒュッテで話した方々は槍ヶ岳を勧められていました。というわけで目標の山に追加。
横尾到着。今回涸沢ヒュッテで話した方々は槍ヶ岳を勧められていました。というわけで目標の山に追加。
トリカブト
徳澤のキャンプ場にテントがぽつねん。
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徳澤のキャンプ場にテントがぽつねん。
明神館近くの小梨
明神館近くの小梨
明神岳(前穂)
今日の河童橋は穂高が良く見えます
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今日の河童橋は穂高が良く見えます
上高地食堂で山賊焼カレー。歩いた距離の分、吸収が良いんじゃないかと。
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上高地食堂で山賊焼カレー。歩いた距離の分、吸収が良いんじゃないかと。
沢渡バスターミナルから近い梓湖畔の湯へ行きました。「ちょっと大きなお風呂のある知人宅におじゃました」風な規模。平日とあってほぼ貸し切りでした。
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沢渡バスターミナルから近い梓湖畔の湯へ行きました。「ちょっと大きなお風呂のある知人宅におじゃました」風な規模。平日とあってほぼ貸し切りでした。

感想

涸沢にはいつか行きたいと思っていた。
できれば紅葉の盛りに。
でも当然混雑するに決まってるから少し前の平日に計画して雰囲気だけ味わうことにしようと思いました。横尾までは4年前に歩いたことがありましたが「横尾から先は登山エリアです」という看板に当時若干萎縮したのを覚えています。この時ものすごく厳しい山道を勝手に想像しておりました。
実際に歩いてみたら横尾〜涸沢間はとても整備の行き届いた歩きやすい道。間違ってもスニーカーで観光ついでに入るところではないし(木曾駒にはそういう人がいました)、普通に落石等には注意が必要だけれど、難しく考えすぎていたなあと反省。もっと早く来られていたかもしれない。当時のイメージは涸沢から先、穂高のエリアと符合するものではないだろうか。

9月下旬は涸沢は紅葉がやっと始まったかどうかという程度。ただ、時季的に外したお陰で涸沢ヒュッテの混雑もまだまだ。空いてる布団もちらほら見かけ、一人一組の布団でゆっくり寝られて快適でした。登山道渋滞もなかったですし。もしかしたら直前に過ぎた台風18号の影響もあったかもしれませんが。

台風後の晴天に下から穂高の山容を見ながら生ビールとおでん。
もうね、天国です。
自分の住んでいる地域とここが地続きで、空も空気もつながってるとは不思議な感じです。

他の山域で知り合った山友と涸沢ヒュッテで再会できたのはうれしい出来事でした。
また、相部屋で他の登山者の方(皆さん単独行でした)と話をしたのも今後登ることについての刺激になりました。
普段の生活の場所と離れて山の時間を過ごすことが自分にとってはアタマのリフレッシュにすごく効いている気がします。

もし体力と技術がついて涸沢より更に上へ登ることができるならもっと違う景色があるんだろうと思うと、行ってみたい気持ちが湧いてしまいます。
まあでも、それはまだまだ。
まずは真っ赤に紅葉した涸沢を見てみたいものです。

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